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地域の物語2024 3月17日
あえて深く調べずに申込んだ。演劇を観る/演じる以外の関わりに興味が湧いている今だからこそのタイミング。
なんのために演劇を広めたいんだっけ、と考え続けている。答えはすぐに出ないけど、「次はこっちの道だと思うよ」という導きは拾えるようになってきてる気がする。
構成が嬉しかった。俳優が実際に話を聴き(以前の作品を引き継ぎながら)関わった人を演じるプロセスがあったからこその作品。
俳優自身の想いを語るシーンは、観る/観られるという、知っている観劇とは異なっていた。
あの場面がなければ全く違う作品になっていたように思う。
音のクオリアを先日学んだおかげか、日本語が持つ強さや柔らかさを繊細に受け取れるようになっていた。(何度も色んな感情が押し寄せてきて泣いた)
過去に出会ってきた障がいを持った方々に何も声をかけてあげられなかった無力感、自分の中にある(障がいとまではいかないけど受け入れ難い)症状を久しぶりに自覚した。
なんで皆みたいに...普通の人みたいに...。
言ってもわかってもらえないと諦めた日。
見た目で判断されて(他の人からしたら)言われた何気ない一言。
当たり前だった日々は覚えてないけれど、違うものを抱えていることだけは知っている。
忘れたくても身体には染みついていて、いつも側にある。
考える暇なんか普段はないけれど、思い出したらつい考えてしまう。
いや、想いを馳せている。
今の自分になったから出会えた人もいる。大切な思い出もある。
何より、今日シアタートラムに行こうと思えたこと。
それだけで充分。
演劇を始めた2022年から気づかせてもらっていること。
Yo’re Perfect enough.
明日、28歳を迎えます。
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27年も続いている企画、これからも続いてゆきますように〜!
来年以降も毎年観に行こう。
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