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Google Marketing Live 2022|デジタルマーケティングの未来は?プライバシー保護と広告システムの共存共栄

今年の Google Marketing Live は、「竜のうろこ」と呼ばれるソーラーパネルに覆われたサスティナブルな新社屋 Google Bay Viewの紹介から始まりました。続いて、「インターネット上の様々なサービスが無料で受けられるのは、広告のおかげです。広告はインターネットを支えています。」と、広告の可能性を再構築(Reimagine)すること。自動化や様々な新機能で、結果(Results)を出し、今後のサードパーティクッキー利用制限の未来に備えつつ、プライバシー保護に配慮し、個人データ管理の透明化を促進する、いわば、ピンチをチャンスに変え、レジリエンス(Resilience)を構築することを3つを柱に、すでにローンチしたサービスと、現在テスト中で今後展開予定の多くのサービスを発表しました。(参照※1、画像1) 今後、Googleの検索結果画面は、テキストだけでなく、画像、ビデオなどビジュアル情報が豊富で、ユーザーが知りたいと思った情報が、ぱっと飛び込んでくるようなリッチ・ビジュアル・コンテンツを表示します。パフォーマンス最大化(P-MAX)キャンペーンは、広告運用の多くを自動化し、目標達成をサポートします。KPIと予算を設定し、広告アセットに広告素材を格納すると、P-MAXが自動で広告を作成し、見込みの高いユーザーへ最適なGoogleチャネルに広告を表示します。様々な広告キャンペーンがどう効果を上げたのか計測するためのABテストツールも提供されます(年内に世界の全地域でリリース予定)。現在、ベータ版で走らせている、分析情報ページ(Insights Page)にも、新たな機能を追加し、需要予測やオーディエンス分析が追加されます。また、昨年からテスト運用していた YouTube Short Ad を世界展開していきます。年内に、検索とコンバージョン リフトを測定できるツールもローンチ予定です。検索画面からすぐにショップのカートに移動し、数クリックで支払いが完了となる Google Merchant で購入(Checkout on Merchant)は現在、米国でShopifyやWalmartなどとパイロットテスト中で、今後数ヶ月のうちに新たな情報を共有する予定です。(参照※1、※2)その他、まだまだ多くの機能があります。Googleヘルプページでは、ホテルや旅行代理店向けやオンライン販売促進、見込み客獲得など目的に応じたおすすめの新機能も紹介しています。(参照※3)ショッピング機能についてのまとめもあります。(参照※4)

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【出典元】
※1 Google Marketing Live Global Keynote | Google Ads
https://www.googlemarketinglive.com/japan/en/session/cd11c4e2-d010-11ec-b2f5-ad84e1c13e05
※2 Google Marketing Live 2022 でのサービスに関する発表のまとめ - Google 広告 ヘルプ
https://support.google.com/google-ads/answer/12158560?hl=ja
※3 Google Marketing Livestream 2021 で発表された最新情報 - Google 広告 ヘルプ
https://support.google.com/google-ads/answer/10727844
※4 Google Marketing Live 2022 で紹介された小売とショッピングの機能 - Google 広告 ヘルプ
https://support.google.com/google-ads/answer/12172007


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