Googleアドセンターで変わること|Google広告をユーザーがコントロール
5月24日に開催された Google Marketing Live 2022 で、何度も登場した言葉は「プライバシー保護」でした。Google Marketing Live に先立ち、5月11日開催された、I/Oデベロッパー・カンファレンスで、検索ユーザーが表示される広告を増やしたり、減らしたりできる広告センターを年内にリリースすると発表しました。Campaign USが、詳細を報じています。(参照※1、画像1)
デモ画面によると、Google検索、GoogleディスカバーやYouTubeで表示された広告の左上、に3つの点でメニューが表示されます。ユーザーがそのメニューをクリックすると、広告主やどのカテゴリーのユーザーへこの広告が表示されるのか、といった情報が表示されます。ユーザーは、広告を報告したり、ブロックする、または好きな広告を選ぶことができます。具体的な企業のこのトピックについての広告を増やしたり、減らすことも可能です。Googleアカウントの設定からも広告センターへアクセスでき、Googleが集めたり予測した、例えば、持ち家がある、結婚しているといったユーザーの情報を、ユーザ自身が認証したり、その情報に基づく広告表示をオフにすることができます。ユーザーの決定した広告カスタマイズ情報は、カスタマイズ・タブで確認することができます。このカスタマイズ・タブでは、ギャンブル・アルコール・出会い系・ダイエット・出産や子育てといった、よりセンシティブなカテゴリについても、広告をオプトアウトすることができます。ユーザーは引き続き広告全てをオプトアウトすることもできますが、Googleはこの追加される新機能で、ユーザーはパーソナライズされた広告を表示することによって、メリットを享受できるとコメントしています。この機能によって、広告ターゲティング機能が届けられていた広告が、狙ったユーザーへ届かなくなるのではないか?と感じている広告主に対しては、「それほど大きな変化はないだろう」とGoogleは言っています。ユーザーは、自分の興味のないトピックについての表示を減らすよう、設定しますが、自分の好きなことや興味のあることを表示してほしいと能動的に設定するので、ニーズにあえば、エンゲージが高まると考えられます。(参照※1、画像2)
【出典元】
※1 Google to allow users to control brands and topics they see in ads | Campaign Asia
https://www.campaignasia.com/article/google-to-allow-users-to-control-brands-and-topics-they-see-in-ads/477803
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