展示替え＆パンフレット通販します 松本剛35周年原画展のお知らせ③
こんにちは。高円寺にある本屋＆ギャラリーそぞろ書房です。
6月21日より開催中の【漫画家・松本剛 35周年原画展】、おかげさまでたくさんのお客様にお越しいただいています。
長年、松本先生のファンだという方が多く、皆さんじーっくりと作品を見て下さいます。しかも「原画展を企画してくれて、ありがとうございます！」と言って下さる方までいらっしゃって、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
さて、会期も残りわずかになりましたが、またまた松本先生のご厚意で、新たに作品をお借りすることができました。
そこで、7/5（水）より展示がはじまった作品を少しだけご紹介します。
前半に展示されていた作品については、原画展パンフレット「LINNER NOTES」にて、松本先生のセルフレビューを掲載していましたが、今回の追加作品のご紹介はありませんので、見どころや背景などを少しでもお伝えできれば幸いです。
「ドンドンツクツ」イラスト＆原稿
北國新聞社が発行している月刊誌「北國アクタス」に連載されていた作品で、新米芸妓のヒロイン・舞の奮闘記、「ドンドンツクツ」のイラストと原稿です。
「北國アクタス」は石川県、富山県のみでの販売ですので、東京近郊の方には初めて見る作品になるかもしれません。
金沢の町並み、舞の和服姿も新鮮です！
すみれの花咲く頃 第1話扉イラスト
「すみれの花咲く頃」第1話の扉イラストです。
単行本には未収録のとても貴重な作品。
展示替え初日にご来店いただいたファンの方で、
「このイラスト、ヤンマガから切り抜いて大事にとってあります！」とおっしゃる方がいて、私たちもびっくりでした。
制作過程がうかがえる原稿「甘い水」「ロッタレイン」
生原稿ならでは、修正の跡がうかがえる貴重な原稿もお借りできました！
いちばん上のコマの夏生にご注目！右向きで背中でもたれていたのを消して描き直した跡があります。
こちらは、下段中央のコマをご覧ください。セリフを削除してフキダシを消した跡が見られます。
NHKラジオドラマ「すこし、ときどき」台本
「すこしときどき」がNHK-FMでラジオドラマ化されたときの放送台本です！（ラジオっ子のそぞろ書房スタッフは、思わず大興奮してしまいました）
金沢放送局の制作で、放送は中部地方だけだったとのこと。お聞きになった方はいらっしゃるでしょうか？
松本先生作品「すこしときどき」をベースに、「15歳の蜃気楼」のエピソードなども加えて脚色されています。会場では、手に取ってご覧いただくことができます。
オリジナルパンフレット 通販開始いたします
作品をより深く味わうための手がかりになればとの思いで、松本先生にロングインタビューを行い、作品の思い出、背景、エピソードなどを伺ってまとめたオリジナル冊子です。
作品ゆかりの音楽のプレイリストなどもあり、大好評のこのパンフレット、少しだけ在庫がありますので、通販を開始いたします。
今回、会場にいらっしゃれなかった方はぜひご利用くださいませ。
「漫画家・松本剛 35周年原画展 LINNER NOTES」
B5版・モノクロ・16ページ
価格 550円＋送料 300円＝850円（税込）
※お支払いは銀行振込にてお願いいたします。
お申込み受付後、お支払い方法をご連絡いたします。
※7/9追記※在庫終了のため、お申込み〆切とさせていただきました。
【CONTENTS】
・展示作品セルフレビュー
今回の展示作品はどこから生まれ、一枚の画として描かれたのか。
作品を味わう手がかり、エピソードを作者自身の言葉で語りおろしていただきました。
・"漫画家" 松本剛の世界
デビューまでの日々、制作現場、影響を受けた作品など、3つの側面から、作品世界を照射しました。
・【特別企画】松本剛のプレイリスト
展示会場のBGMとして、作品に登場する曲、ゆかりの曲を、作者自身がコメント付で選曲いただきました。
パンフレットでは、全曲目と、選曲コメントを掲載。ジャズ、クラシックからアイドル歌謡まで、作品を彩った曲たちをお楽しみください。
※追記※ 22曲目「夏の光」の文章で、小島麻由美さんと共作した漫画のタイトル表記に誤りがありました。
正しくは「なすネコ海へ行く」です。
会期もあとわずか。
7/7（金）、8（土）、9（日）の3日間、14時～20時の営業です。
皆さまのお越しをお待ちしております。
※そぞろ書房までの道のりは、松本先生のツイートがわかりやすいです！
そぞろ書房への道案内です。
— 松本剛(まつもと・つよし) (@matsumotot79914) June 20, 2023
JR中央線の高円寺駅下車。
改札を出て右が南口。
その南口を出て右へ。 pic.twitter.com/RxzynddD02