ガウディに魅せられて
佐川美術館で行われているガウディとサグラダファミリア展に行ってきました。
GWにバロセロナでサグラダファミリアを堪能してきた私にとっては後学にはなりますが行ってきました。
ガウディは写真で見たカサバトリョに焦がれコロナ禍うずうずし、ようやく訪れることができた際には完全にガウディに魅了され、時間の許す限り建築巡りをした次第です。
あと加えて述べておきたいのが佐川美術館の雰囲気が好きなんですよね。滋賀県守山市の琵琶湖のほとりにあるこちら、佐川急便の40周年事業として建てられたそうで。一言で表すと水と光の美術館です。
直線で形どられた建物の周りは水庭で覆われており、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
中でも素敵なのが壁や天井です。時間帯によって光がガラスを反射し水面が映ります。写真では伝わりにくいのですが波とともに天井の光もゆらゆらと揺れとても幻想的です。計算尽くされた水と光のカーテンが揺れる中会場へと足を進めます。
今回は晴れていましたが、昨年夏に訪れた際は雨でした。その際は反射はなかったのですが、外一面の水庭に波紋が広がりそちらも素敵でした。
展示会の名の通り、ガウディについての展示とサグラダファミリアについての展示の大きく二部構成で進んでいきます。
私はカサバトリョに憧れバロセロナを訪れ、魅了されカサビセンスやカサミラ、グエル邸など巡りに巡ったのでその辺りについて作品として展示があるのかなと思ったのですが、どちらかというとガウディの思想にフォーカスした展示でした。
その独創性は歴史、自然、幾何学、様々なジャンルに通じていたガウディだからこそ得られたものだと分かります。
そのため展示場としてはそこまでカラフルさは見えません。パリ万博で初のデザイン出品を行いパトロンとなるグエル氏と出会い建築家として花を咲かせるサクセスストーリーを楽しみました。
私が訪れた中で好きな場所ってカッパドキアとカサバトリョが片手のうちにはいるのですが、カッパドキアの自然の造形美から建築にも自然の曲線を取り入れたのではないかという展示があり、感覚的に好きを掴んでいたのだなぁと発見ができました。
サグラダファミリアについても今までの経過や今後について学べて良かったです。
とはいえ百聞は一見にしかず。実際に見たときの感動は素晴らしいものでした。またバルセロナ旅行記も綴りたいです。