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コーヒーと紅茶を運べる人

今日、打ち合わせをしていてふと思ったのです。

どうも、関口栄治です。

こんにちは

コーヒーって、アメリカで日常的に飲まれているイメージがありますよね。

これ、もともとは、イギリスから独立した際にカフェインを補給する為に使われた代替手段だってのはご存じでしょうか。

イギリスの紅茶、これをひっくり返して、もう服従しない!ってして、じゃあ、自分たちの象徴はっていって、コーヒー持ち出したわけですよ。

ざっくりと歴史の授業を思いながらはなすと。

それ自体が重要ではないのですが、だから、イギリス、伝統の国は紅茶であり、アメリカ、新しくできた国は、コーヒー。

ふとこれがね。


ブロックチェーン、NFT、AI(種類色々)、IOT、デジタルスタジオなど、新しいことを行って事業を展開している人っているじゃないですか。

そこが、アメリカだなぁと。

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そして、今まで伝統や積み重ねで築いてきた先輩方、こちらがイギリスであると思ったのです。

今日、打ち合わせをした方は、この2つの感性を持ちながら、行き来きできる人。年代的には、アメリカ。技術もわかるし思考もわかる。

でも、イギリスにも敬意は払って、これとこれを掛け合わせたらいいって言える人です。

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だから、アメリカに紅茶を

イギリスにコーヒーを運べる人なんだなぁってふと思ったわけです。

でも、こうした人ってすごくまれなわけです。

僕も、オンライン勉強会などの今の形態の学び場や茶の湯など、伝統的な価値観を重んじる場所に顔を出すのですが、価値観を共有できていそうで、していないというのが感想です。

こう、断層がある感じです。

お互いに。

精神的な断層って、結構、大きなものだと思うのです。

もちろん、今の時代にあった事業を展開するのならば、今の時代を肌で感じて経験が薄い人が先入観なくチャレンジできる。

これも一つだとは思うのです。

ですが、ゼロからです。

戦後ですよ。

焼野原ですよ。

ゼロから、インターネットもなければテレビもない、ラジオもない。

俺ら東京さ行くだの世界ですよ。

いや、それよろも前の時代です。

ちょうど、アカギの時代です。

そこから、創り上げてきた世代です。

そこから、持ってきた価値、更にはその昔から持ってきた価値やノウハウは、そのままでは、今の時代に合わないかもしれないけれども、そこで築かれた魂や技法は、引き継ぐべき財産だったりします。

それを運べるのが、両方の価値がわかるかたなのかなぁと思ったわけです。

コーヒーと紅茶を貿易出来る。

両方の価値がわかる人。

こういう人が強いのかなぁと思いました。


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