色証厳選でよく見かける証について語る
野生のポケモンの中には時々、『あかし』をつけているものがいる。(以下:証)証を持ったポケモンは二つ名をつけることができ、サムネイルの画像の証でいえば向かって左から、
『ひとになれてる』『はらペコの』『おねむな』『はやくにめざめた』
という二つ名が、ボールから出た時にポケモンの名前の前に表示される。ピカチュウであれば、『ひとになれてる ピカチュウ!』というわけだ。
さて、そんな証を持ったポケモンと、同じポケモンでも色味が違いエンカウントすると輝くエフェクトと共に登場する『色違いポケモン』、その両方を兼ね備えた通称『色証ポケモン』を探しているトレーナー勢が存在する。私も一応そのトレーナーのうちの1人だ。
なぜ私が「一応」などと前置きしたかというと、『ときどきみる証』(以下:ひとなれ)をわざわざ集めているからだ。ボックス整理の手伝いために、雰囲気証のポケモンと一緒にに捕獲したひとなれ色違いポケモンを預かったりもしている。構築の中に入っているポケモンも含めれば、そろそろ3BOXくらいの所有率になったと思う。
大体の場合、色証厳選勢が狙っているポケモンは低確率の雰囲気証(じょうねつ・ふしんなど)のついた色違いポケモンで、厳選の30分の間にサムネの4証(あくまで一例である)しか出なかった場合、スパイス節約のためにリセットされることが多いのである。色証厳選勢との対戦での遭遇率を思い返してみると、最近は逆にレア証なのではとさえ思う。
今回はそんな『逆に考えてレア』(談:私)な4つの証について、特に何の意図も無く書き連ねていこうと思う。
ひとになれてる 〇〇
アイコンは暖色系で、3体の生物?らしき顔が集まっている。
おそらく「人間だ!」「わー人間だ!」「人間さんこんにちは!」
的な感じで警戒心なくわっちゃらわっちゃら集まっている様子を描いたものだろう。多分。
ピカチュウ系統やブルーベリー学園の御三家など、寄ってはくるが体当たりしてこないポケモンによく似合うと考えているが、詳細が解明されていないパラドックスポケモンについてしまうと、さらなるパラドックスを生んでしまうところも趣深いところである。
はらペコの 〇〇
生き物であれば腹は減る、腹が減るから捕食する。そんな生命の欲望に忠実な証である。
ナイフとフォークのアイコンも実にベーシックで良い。レストランの看板や何かを食べる行為を表す一つの記号として、世界共通でわかりやすいモチーフだ。
カビゴンやヨクバリスなどよく食べるポケモンはもちろん、崖の上で狙いを定めているが頭に血が昇って落ちてしまうガゲガニなんかも、狩りに失敗して腹を空かせているのかな・・と想像できて愛らしい。何食ってるかわからない性別不明のポケモン、メスしか進化しないポケモンなどにその証がついていると、その都度意味合いが変わってきそうな点もまた良い。
おねむな 〇〇
生き物は寝る。眠いから寝る。人間の三大欲求のうちの睡眠欲は、人間だけではなくポケモンにもある。
Zz‥マークも実に・・さっきも言ったが、ベーシックで良い。日本ではイビキなどの音を出している時に寝ている時のオノマトペは「ぐーぐー」などだが、海外では「ズィーズィー」、これをスラング化したものがZZZである。これも世界共通と言っていいだろう。
なんといってもこの証はネッコアラがよく似合う。何だかぼんやりしていそうな顔のゴクリンにも似合う。おねむ証がついたポケモンに子守唄BGMをかけて、おねむな写真を撮影するのも一興だ。
しかしゴーストタイプなどの夜が俺のナワバリな夜行性ポケモン、とくせい:ふみんのポケモンについた時はどう解釈したものか。
はやくにめざめた 〇〇
朝の時間帯6分間だけつく証なのだが、意外と遭遇する証でもある。6分と言うのは思いのほか長いらしい。私はしばらくレアな証だと思っていた。
太陽が好きなポケモン、例えばおひさま大好きなキマワリや、にほんばれ状態の時に発揮されるとくせい(ようりょくそなど)を持つポケモン、他にも草ポケモンには総じて似合いそうだ。
あと個人的にはドータクンのような古の風格のあるポケモンについていると神々しさを感じて良いと思う。もし伝説のポケモンに証をつけることができるなら、ぜひ朝の時間帯にホウオウを捕獲しにいきたいものだ。『はやくにめざめた ホウオウ』、実にかっこいい。もっともSVではブロックルーチンのおかげで、色違いは出ないのだが。
いかがだったろうか。「本当にただ書いただけじゃん」と思ったかもしれない。
その通りである。
なので特にオチもない。
もし「この証について語ってほしい」と言う方がいれば、
このテンションで語ってみようかと思う。需要があれば、の話である。