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通常セボンスターの構造を理解する 〜僕のマザセボ計画 その2〜

前回のあらすじ
MOTHERシリーズのセボンスター(以下マザセボ)作りたいけど各方面に迷惑かけたくないから、100%可能性のない通常セボンスターの法則でデザインしてみよう、で終わった。

前回を詳しく

セボの種類を整理する

さて、通常セボンスターに基づいてデザインするなら、まず通常セボンスターのパターンを理解しなければならない。各世代によって多少の違いはあるものの、大体のパターンというものが存在する。

まず基本パターンとして、メッキセボ展開とプラセボ展開があり、それぞれ
メッキ10種(各5色)
プラ①5種(各4色)
プラ②5種(各3色)
合計85種類が1シリーズごとに展開される。プラ1枠がメッキになった時期もあったが、大体はこんな感じだ。

そしてメッキ10種のうちの1つは最近はレアセボ枠になっていて、ダブル宝石だったりオーロラ宝石だったりと、特別感のある所謂「当てたらラッキーセボ」が出るようになっている。
最新の2024年版では、オーロラ宝石とエポキシ樹脂を使用したセボンスターを「ラッキー宝石」、さらにエポキシ樹脂にラメが使われているものを「スーパーラッキー宝石」という。ラッキーの中にさらにラッキーなものがあるというこで、「スーパーラッキー」なのだろう。

もうすぐ2025年になり、次弾はまた違うやり方で展開してくるかもしれないが、今回はこの2024年版に基づいてデザインを考えてみることにする。

イメージを固める

今回は『マザセボ』ということなので、例えばプラネットシリーズやワールドシリーズのように、MOTHERシリーズに関するモチーフでまとめてみることにする。結構アブないものも出てくるのだが、ここは極力排するかデフォルメを考えている。
最初は程よく形やカラーがわかって、程よくアイテム数のあるMOTHER2で考えていくとして、
メッキ 
ネス(レッドメッキ・青宝石)(1種レアセボ枠となるのでオーロラ宝石を含む)
ポーラ(シルバーメッキ・ライトピンク宝石)
ジェフ(グリーンメッキ・イエロー宝石)
プー(オレンジメッキ・オレンジ宝石)
どせいさん(ゴールドメッキ・赤宝石)

普通、カラーリングはゴールド・シルバー・その他カラーと続くのだが、どせいさんなら許されるだろうと思い5番目についている。ゴールドに赤宝石はど鉄板なのだがどせいさんならみんな許してくれるだろうと思って以下略

プラ(今回はお馴染みのパールプラ・新顔のネオンプラを想定している)
その他各種アイテムや敵から10種
プラによって同じ色でも雰囲気が変わるので、今回は先にデザインを決めてから色を決めようと思う。

セボの「重心」を考える

デザインを考慮するにあたって重心、つまりチェーンを通す位置を考える必要がある。重心を重きに据えた最たる例として『まほうのほうき』というセボンスターがある。コンテストで受賞し、実際に商品化したこちらのセボ、

ほうき

まっすぐにすると翼に星のついた宝石なのだが、これを首にかけた状態にすると

まほうのほうき!

このセボは途端に上昇気流に乗るのだ。正直めちゃくちゃかっこいい。しかもこちら、製作陣が気をつかってそうしたわけではなく、デザイン画の時点でチェーンを通す位置が指定されていたのである。詳しくはこちらを見ていただきたい。

支点と重心を理解したデザイン、当時の開発陣も唸ったに違いない。

ということはつまり、いくら頑張ってデザインをしたとしても、チェーンを通す位置によっては可愛くなったり可愛くなくなったりするのである。アクセサリー、難しいぞ。

ここまで頭に入れて、いよいよペンを取ってみようと思うのだが・・大丈夫だろうか。いや、大丈夫だ。

絶対商品化されないのだから!

商品化されないという抜け道でやっているのだから!

少々虚しくなってきたが、少し間を開けてデザイン編に突入しようと思う。


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