身近なものがおもちゃ
最近は両面印刷のもの増えていると感じるけど、片面印刷のチラシはお絵描きに活躍する。
近所のおばあちゃんがチラシをとっておいて、お孫さんにお絵描きさせていたという話を聞いてから、より意識してチラシを使いたいと思うようになった。
折り紙にもなるし。
お菓子や食べ物の袋・パッケージはプラでも紙でも、はさみでキャラクターの部分とかを切ってあげたりすると、それでとても嬉しそうに遊ぶ。
その裏にテープを貼ってあげて、シールに変えて遊んだりもした。
身近なものがどんなものでもおもちゃになるんだと。
私は夫の考えにも影響を受け、おもちゃを沢山買い与えたいという思考が今はあまりない。
今は、と書いたのは、私自身のこども時代を思い出しても成長につれて欲求もどんどん出てきて、欲しい物も変わっていくと思っているから。
ただ、親の作る環境や生活、言葉掛けで、こどもの欲しい物や価値観は変わるんじゃないかなぁとも思っている。
少ないもののなかで、
・自分の好きを見つけられること。
・ひとつのものを大事に使い続けること。
・自分で選び、考えながら遊ぶこと。
そんなことを大切にしてほしい。
私自身がそれをなかなかできていないから、まずは自分から少しずつ、だけどね。
「これしかできない」ではなく、今目の前にあるもので色んな遊び方や楽しみ方ができる力って、こどもだけでなく大人にも必要な力だと思っている。
自分の環境を自分で作ったり、与えられた環境をどう過ごすかだったり。
生活をガラリと変えていこうと、日常を家族でより楽しもうと、決断している今だからこそ、より一層そう思う。
お金があれば簡単に手にはいり買い与えることができるものは多いけど、その分手放すときの気持ちもなんだか簡単だったり雑だったりするんだね。
そのわりに、物の処分や分別は大変だね。
物を選別する引っ越しのタイミングに実感する。
大切にしたくなるようなものを選んで買いたい、と。
おもちゃでいえば、木のおもちゃはぬくもりがあって多様な遊び方があって、欲しいなぁって思うことが増えたなぁ。
木のおもちゃ美術館へ、また行こう。