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受け身の情報が多い国に住むということ
オーストラリアに来て満3年。来た時16歳だった私は、19歳になりました。
引っ越す前、東京に住んでいた頃とは比べられないほど、自分の心境や在り方も変化しました。
オーストラリアは比較的モノが少ない国。資源には恵まれているけど、工業品はあんまり。
日常生活ではそれほど食や商品の選択肢がありません。
文房具を買うにしても高いし、シャー芯すらなかなか見つからない。
人件費が高いので、外食も高額。ファミレスとかないし。
オーストラリアに引っ越して1年半後、始めて日本に一時帰国しました。
行く前から楽しみにしていたことのうち一つが、(ウィンドウ)ショッピング。
東京に住んでいた中学生の頃から好きだった。オーストラリアに住むようになってから16・17歳で初めてメイクを本格的にするようになり、ますます楽しみにしていました。
実際行くと、やっぱり凄かった。けど、日本からしばらく離れてからでは、予想外の意味で圧倒されました。
それぞれたくさんの工夫が詰め込まれた、溢れるほどの商品。
それを見るだけでもたくさんの情報量です。
オーストラリアに住んでいると、良くも悪くも、日々何気ないところから入ってくる情報の量は限られています。
それが東京だと、その何百倍と言っても過言じゃないと思う。
確かに楽しいです、刺激に溢れた街に住むのは。
幼く言うと、簡単にテンション上がる。気軽に簡単に、日々快楽の感情を感じられる。
だけど私たちは、こういった日々の情報量に消耗されて本質的なところを見失いがちなのではないか。そう感じました。
都内で通勤したり家計を支えている立場の方からしたら日頃当たり前に思っていることかもしれませんが、子供だった私は初めてそう思いました。
日本の小規模都市でも同じだと思いますが、私の住む街ブリスベンはとっても綺麗だし、住み心地良い。でも、(特に長く住むと、)東京ほど外的要因からの楽しさはないと思う。
その分、自分の中で、自分にとって必要な情報だけに絞って情報を仕入れ、充実した生活をすることはできると思います。
正直、どんな環境でも遊び人気質な人はいるし、ジャンクな快楽もある。
でも、そこに流されずに自分の求めているものがわかっている限り、自分の時間は絶好のチャンスになると思います。
東京にいても、渋谷に住んでいたとしても、できることはあるはず。
自分の得る情報量は制限してみても良いと思うのです。
受け身の情報でいっぱいいっぱいにならないように。
自分で自分の求める情報だけを自分の脳に。
不要と思うなら、ニュースでも、テレビでも、モノでも、買い物でも、人間関係でも、映画でも、雑誌でも、ゲームでも、ゴシップでも…
止めればいい。手放せばいい。
そうすれば、想像以上の深さとスピード感での学びと成長を得られます。
私はこうして、充実した人生を生きる。
好きなことで稼ぐための勉強・行動をして、さらに行動に移して、結果を出す。目標に向かって楽しく向かっていく。そうして、やりたかったことは全部やる。
みんな、今この瞬間が一番若いんです。
(私の母は50歳手前に、初めて起業。私が今オーストラリアにいるのはそのおかげ。)
手遅れじゃない。場所は関係ない。能力も関係ない。
どんな人生を生きるか。
自分で決めなきゃいけない、と思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回の話の核心となる『エッセンシャリズム』についてはこちらの記事で話しています。
自己紹介はこちら。基本的に馬に乗って仕事してます。
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