はじめに
ソリティアで遊んでたら実戦レベルのルートができたので共有します。
(執筆時2024年3月レギュOCG/MD対応)
基本OCGのレギュで話を進めていきますが、MDとOCGで展開ルートや構築に相違は少ししかありません。
デッキリスト
うららなどの汎用手札誘発も採用可能ですが、その枠に私は先行の誘発ケア用として発禁例を入れています。コンボパーツ以外は自由枠です。IF罠の枚数もお好み。私はデーモンのサーチを余らせたくないので4枚入れています。最低限バリアブレイクの2枚さえあればいいです。
他にデッキに入る候補としては、終末の騎士などがあります。
スモワをいれるなら
スモワはそのままポン入れで運用できます。
スモワ+悪魔族→デッキ捕食植物→ローンファイア
スモワ+植物族→デッキデーモン(終末の騎士)→オフリススコーピオ
スモワで除外してよいカード
・デーモン ・トリックデーモン ・ビブリスプ
・ブフォリキュラ ・トリアンティス (・終末の騎士) 計15枚くらい
MD対応
トリシューラが1枚減って代わりにジーランティスを入れています。デーモンのサーチ回数を+1するためだけに運用する感じで使います。
MD用ルートは後述。
概要
着地点/コンセプト
目指す妨害は
捕食植物初動からトリシューラ5回とプラズニル1回の6ハンデス+IF罠2~4枚
となります。
IF罠は余分に採用してるので、デーモンのサーチが余ると最終的な枚数が増えます。
体感で最終の罠の数は平均3枚です。
素引きケア√を通る時やMDレギュ√ではトリシューラが1体出なくなります。その場合はハンデスが1枚減って5ハンデスになります(詳しくは後述)
最終盤面は以下の通り
スカルデット 300パンプのデーモン×2 300パンプのマンサー
トリシューラ×2 IF罠2~4枚 盤面総火力12400
ケア√に入っても同じ盤面になります。
コンセプトはド安定、されど高出力。より実践的に
今回のような大規模なソリティアでは、デッキに眠っておいてほしいコンボパーツが複数あり、素引きや初動の細さで事故が起こるといったことがよくあります。しかし今回の√ではケア√を用意することにより、素引きの事故をほとんど克服することに成功し、さらに初動も捕食植物によって太くなっております。
インフェルニティで実戦を語るうえで「それ先攻ワンキルでよくね」がよく脳裏にチラつきますが、今回の√は安定感や初動率などの点で先攻ワンキルのそれに近しいレベルになっていると思います。
ラー玉ケアについて
最終盤面に攻撃力2000越えのモンスが5体、守備表示のIFマンサーがいるので、ラー玉でリリースしても盤面総火力4000以上は保証されます。そしてEXにヴァレソが残っているので、盤面に1枚モンスターを追加してヴァレソをls、2000+3000×2でリーサルを想定しています。
ウーサやバロネスはいらない?
前ハンデスした上でバリアブレイクを構えるので過剰な妨害になります。出すだけで盤面に残る枚数が減ってアド損です。
初動のパターン
途中盤面 スターヴ、スカルデット、効果未使用マンサーまで
素引きケア√のパターンは後述(いずれも最終盤面は同じ)
チェーンの処理は1、2→2、1と逆順処理で表記しています
1.オフリススコーピオns+モンス手札コスト
2.ブフォリキュラ+トリアンティス(召喚権不用)
3.ビブリスプ+ブフォorトリアン+手札コスト
ビブリスプは墓地効果で捕食植物をサーチできるので、初動パターン2に入るためにビブリスプnsからリンクリls、ビブリスプ墓地efからブフォ&トリアンのペアを揃える動きとなります。(おろまい、終末の騎士でも可)
4.その他
上記以外で捕食植物が動きだすようなハンド。非常にレアケースなので気にしない方がいいです。(ブフォリキュラ+捕食植物2枚)
捕食植物サンデヴ・キンジーを採用するならそれも絡めた初動が増えたりもします。
なんせ動けりゃいいのです
展開ルートについて
基本展開
初動パターン1~3から合流
動画もあります
初動パターン1から入る基本展開
動画は分かりやすいように手札2枚から始まっていますが、初期手札5枚からでもハンドレスに一切影響ありませんのであしからず。
デッキに居てほしいカード/素引きケアのパターン
素引きケアにはトリシューラ出る場面を1回犠牲にして、基本展開では使わなかったIFヘルデーモンを代わりに出します。
【プラズニル、トリシュ’’】ヌトスssのところを
【プラズニル、ヘルデーモン】ヌトスssに変える感じで全ての素引きパターンをケアできます。
ケア√1 マンサー捨て
マンサー、オフリス、魔法罠3枚のような手札でマンサーを捨てざるを得なく、0-8psでマンサーを場に出せないパターン(ごく稀なケース)
マンサーが墓地にいるので1体目のトリシューラが出ません。(2体目以降は基本展開と同じ)ヘルデーモンで代用してケア、5ハンデスとなります。
ケア√2 セイジ捨て
セイジ、オフリス、魔法罠3枚のような手札でセイジを捨てざるを得なく、0-8psでセイジを場に出せないパターン(ごく稀なケース)
セイジの代わりにヘルキャットを代わりに出してミラージュ除外レベル下降、トリシューラを出します。この場合、基本展開と出力に変化ありません。
セイジ、マンサー、オフリス、魔法罠2枚などの初手でセイジマンサーどちらかをオフリスの手札コストにしなければならないときはセイジ捨てではなく、必ずマンサー捨てでケア√1に入ってください。
優先度は
ケア1≧ケア3>ケア2のような感じです
ケア√3 デーモン全引き
デーモン、デーモン’、オフリス、その他2枚
デーモン、オフリス、魔法罠3枚
(スモワでデーモン除外)
などの引き方をすると、後でデッキからサーチしたいデーモンを全て引ききってしまうことになります。初動は何ら変わりなくなく動けますが、基本展開のクロシープを出す場面でリンク値が足りなくなります。
トリシューラが出る所をヘルデーモンに変え、盤面に1枚増やして対応(デーモンマンサーセイジ→ヘルデーモンマンサー)、5ハンデスとなります。もしくはスカルデットのlsの際に余分なモンスができるのなら1体盤面に残してケア可能です。その場合は基本展開と出力に変化ありません。
この場合はスカルデット3体素材効果を使用した後に、先にスカルデットと捻出したリンク値でクロシープをlsして場を開けるようにしましょう。そして基本展開と合流します。
トリアンティス重ね引きのケア
トリアンティスは0-8スケールでpsできないので、事前に処理する必要があります。なんなら3枚採用じゃなくて2枚に抑えるもの手です。
・オフリスの手札コストにする/しない
・手札融合する/しない
この2つの択でケアできると思います。
MDレギュ√
トリシューラが準制限なので、エメラル以前のトリシューラ1枚をヘルデーモンに変えることになります。ガンef2体蘇生の仕方はヘルデーモンを出す時のみデーモンマンサーからデーモンセイジに抑えましょう。
まとめ
noteに記事にする形でよくよく整理してみると、案外素引き事故のパターンが少なかったことに自分でも驚きでした。これはもう、全ハンデスといった結構な規模のソリティアでさえ実戦的と言ってもいいのかもしれませんね。
捕食植物を初動にするインフェルニティは、通れば0-8スケールのpsで簡単にハンドレスになれることが強力です。スターヴもついでに出るので、初手の引き方の関係でミラージュが墓地に行ってしまっても全然問題がないところも素敵なポイントでした。
ただ、誘発受けは皆無なので現環境でやれるかと言われれば全然そんなことはありません。