みちのくいきあたりばっ旅⑥ 〜福島は陽気なおっちゃんが多かった
福島駅に到着。東口が飲み屋街になっていて、カウンターだけの焼き鳥屋さんを目指したが満席で振られる。
プランＢ
サウナイキタイのサウナ飯で紹介されていたＡに行こう。元気でおしゃべりな大将が一見の私にもにこやかに接客してくれて楽しい。もちろん飲むよ日本酒を。酒盗やきゅうりをつっつきながら。
大将と常連さんが「あそこのラーメンはうまい！」みたいな話をするもんだから、舌がラーメンになってしまい、スマホでこっそり検索。駅前の喜多方ラーメンのお店で腹を満たし、いきあたりばっ旅の締めくくりとして、ブックマークしていたお店へ。
その名は「ミンガス」 もちろんベーシストのチャールズ・ミンガス由来。めっちゃ愛想のいいマスターがにこやかに出迎えてくれた。店内はこれまで訪れたジャズ喫茶/ジャズバーでいちばん広いかもしれない。
カシスソーダやモスコミュールなんかをいただきながら、福島の今昔物語やジャズ談義。針を落としてくれたJAY & KAIのハーモニーが心地よい。
ジャズバンドの花形はやはりトランペットやサックスだが、私はトロンボーンやフルートが活躍している曲/バンドも好きだ。
もっと音楽とお話を聴きたかったが、後ろ髪をひかれながら福島駅に戻り、ほぼ最終の新幹線に乗る。
天気にも恵まれ、いい人、いい音楽、いいごはん、いいお酒に溺れまくりのいきあたりばっ旅であった。 完
🏠
帰宅してからYouTubeやSpotifyでKAY & JAYをBGMとして流している。中低音が心地よい。KAIのほうがデンマーク出身で2歳年上だということをChatGPTに教わった。
思えば、一人旅といいつつ、いろんな街でいろんなセッションがあった旅だった。日常でも、旅先でも、相手の音と愛とタイミングに耳と目を澄ませながら、良きハーモニーを楽しみたい。
