郡山ひとり旅③ 〜朝ウナ、阿邪訶根、福豆屋
朝5時前に目が覚める。ヤクルト1000のおかげか、めぐりズム蒸気でホットアイマスクのおかげか、はたまたシモンズベッドのおかげか、眠りが深かったような気がしないでもない。
スマホを手に取りメールやLINEなどをチェック。そのまま将棋ウォーズを起動して、10分モードで快勝。いい朝だ。昨日のヤクルト-DeNAの結果はみなかったことにする。
部屋の真向かいにマンションが建っている。いろんなドーミーインに泊まってきたけど、こんな眺めは初めてかも。カーテン全開の部屋で男の人が着替えていた。目があったら気まずいなーと思ってさっと隠れる。
この街でいちばん高いビルはどこなんだろう。駅前に建ってるやつかなと思って調べたらたぶんビンゴ。24階建て/133メートルらしい。http://www.big-i.co.jp/
大浴場へ向かう。朝ウナ(朝サウナの略)でさっぱり。チェックアウトして、徒歩4分くらいの神社へと向かう⛩️
阿邪訶根神社(あさかねじんじゃ) 由緒すごそうな漢字。神社の奥(西側)で大病院を建設中のようで、鳥居とでっかいクレーンとの対比がすごかった。
お参りをして、郡山駅へ。ドーミーは素泊まりにしたので、駅周辺で朝ごはんを食べられるところを探す。ドトール、ミスド、マックなどじゃない所へ行きたい。前に郡山に来た時は駅1階の「青田屋」というお店でおにぎりを買った気がする。
あ!セブンイレブンでももサワー買うの忘れた! 駅構内のNewDaysにはなかった。全農のホームページをみたら全国のヨーカドーで売ってるっぽい。
福豆屋というお店の駅弁にしようと決めて、13番ホームへと向かう。海苔のり弁、海苔のり弁887、海苔のり牛めしなどがあって迷う。気分はノリノリ藤原紀香。
結局、梅干しに惹かれてスタンダードな「海苔のり弁」にした。一時期、都内でも高級のり弁ブームのようなものがあったが、今はどうなっているんだろう。私にとっての「のり弁メルクマール」は、母が作ってくれたのり弁とほっかほか亭ののり弁だ。
新幹線に乗り込んで、数分後にはお弁当の紐をとく。わ! 往路に食べた「チキン弁当」とは対照的な、和! 海苔とおかかと昆布佃煮とごまのバランスが、母のり弁によく似ていた。しょっぱめの梅干しもいい。太めのきんぴらごぼうもいい。シャケも近頃の駅弁としては大きめなのでは。
食べ終わってから知ったのだが、このノリノリベンは2018年にJR東日本・駅弁味の陣🍱で「駅弁大将軍」に選ばれたらしい。地味で素朴な大将軍、推せる!
福島、栃木、埼玉の車窓が好きだ。停車駅の周辺にはビルが建ち並んでいるが、その他はだいたい田園風景がひろがっている。そして東京では見られないでっかい空と雲。
東京でビルの隙間からみえる空は視野20度くらい、北関東でみる空は視野160度くらい。
というわけで無事に東京駅に到着し、
家ではなく仕事場へ直行。
今回はやはり、この言葉で締めくくろう。
NO TRIP, NO LIFE!