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郡山ひとり旅② 〜磐梯熱海駅の霊泉と文具店、歩き出す街、露天風呂で大雨

JR郡山駅から西へ、電車で17〜18分くらいのところにある磐梯熱海駅。そう、福島県にも "熱海" があるのだ。なんでも江戸時代から湯治客でにぎわってきたらしい。

磐越西線からの眺め いいね!い稲!

日帰り入浴できる旅館もいくつかあるようだが、私が向かったのは駅前にある共同湯の「霊泉」元湯。入場料は時間によって異なり、朝6時から14時までは600円。そのあとに400円、300円とプライスダウン。理にかなっている。

10人のおじさまの位置と表情を観察

熱海温泉合資会社(要は地域住民たち、写真のおじさまたちの父や祖父だったりして)が運営し始めたのが1918年、今年でなんと106歳。水風呂のように感じるぬる湯は30℃程度、あつ湯は43〜45℃。何度も交代浴して、めっちゃいいお湯でした〜。

霊泉=霊験あらたかな泉

風呂上がり。コーヒーでも飲みたいなぁと思って調べたら、駅前にある文具店で飲めるっぽい。文具も好きなので向かってみる。「其ノ四文具店」

青い扉がなければ民家っぽい外観

お店に入ると優しそうなお兄さん(おそらく店長)が段差と階段に気をつけてくださいね〜と声をかけてくれる。1階、2階、くまなくみてまわる。気になるアイテムがいくつもあったが、悩みに悩んでペンを一本購入。

コーヒーのつもりだったが、ウイスキーのボトルがずらりと並んでいたし、電車がくるまではまだ時間があったのでハイボールを注文。サントリーやニッカのボトルもあったが、どうせならということで福島のボトルをお願いした。

郵便番号963

店長から「どこからですか?郡山ですか?」と聞かれ、「東京です」と答えたら、いろいろとサービスしてくれた。滝川クリステルもびっくりのおもてなしホスピタリティ(←このたとえもう古い) ゆったりした時間が流れるいいお店だったなー。また文具買いに行きます。「其ノ四」の由来を聞くの忘れちゃったし。

🚃

この旅に出る前、郡山の観光情報を調べていたら、なんだか只者ではない、異様に存在感のある「おやすみプンプン」のような石像の写真が何回か出てきた。郡山駅西口のロータリーから550mくらい歩いたところにそいつらはいた。

タイトルは「歩き出す街」。めっちゃ力強い足取り。バキバキ(?)な目。こういうの好っきー。

ほぼプンプン by 浅野いにお
神様神様チンクルホイ

さて。
さすがにもうチェックインするかーと思いながら駅の北側に位置するドーミーインに向かって歩いていると、よさげな焼肉店が視界に入った。カウンターもあって一人飲みできそう。

イチオシである豚のホルモン(しろ)、さらに豚タン、豚レバーや豚ハツが少しずつのった4種盛りを注文。どれも美味しかった。白米が進みまくり。

ホルモン食堂 食樂

お腹も心も満たされて18:00頃にチェックイン。駅前のセブンイレブンで買った全農の「福島県産ももサワー」を部屋の冷蔵庫に入れて2階の大浴場へ向かう。

♨︎

ホルモン食べながらホッピーを飲んでしまったので今宵はサウナはなし。身体を清めてから露天風呂へ。最初は小雨だったが、中雨になり、しまいには大雨になった。でも気温は高いのでワルくないっていうかむしろ気持ちいい。(中学生の頃、遊園地のプールで大雨に降られた日のことを思い出した)

露天風呂にはテレビがあった。伊香保温泉で巨大な流しそうめんに挑戦するTOKIOの城島や松岡たちの姿。なぜか力士もいる。水卜アナもいる。ザ!鉄腕!DASH!! 「ザ」っていうのがいかにも日テレっぽい。

水卜アナが右手に玉こんにゃく、左手にソフトクリームを持って嬉しそうだった。この人は本当に食いしん坊なんだな〜(好感) 24時間テレビで険しい顔をしてドタドタと走るタレントよりも、爆速そうめん&食いしん坊アナの映像をもっと見たいよと思った。

福島県産ももサワー

風呂上がりに、ももサワー、うまい! これ、お土産にもよさそうだし明日3、4本買って帰ろうかな。都内で買えるところもあるのだろうか?

   >>> 郡山ひとり旅③につづく

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