"雪結晶のバングル" は微課金勢クリティカル編成の救世主となるか?
前回の記事では、
クリティカル編成において、メイン作戦のキャラクターが4凸以下の場合には、テクニック+個性持ちを編成してもスコアを伸ばすことができない
という結論に至りました。
ですが、これはメイン作戦のアクセサリーに四葉のチョーカー3個をつけた場合の結論です。
そこで、今回は、メイン作戦のアクセサリーを替えたときに「最適なテクニック+の人数」がどう変化するかを検討したいと思います。
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1.はじめに:結論
今回も例に倣って、最初に結論を書きます。
クリティカル編成において、"テクニック+"の人数とアクセサリーの最適な組み合わせは次のようになる:
・4凸の場合:テクニック+を6人、チョーカー2個+バングル1個
・3凸の場合:テクニック+を5人、チョーカー2個+バングル1個
・2凸の場合:テクニック+を3人、チョーカー1個+バングル2個
2.大まかな方針
今回は、メイン作戦に、基本アピール値より基本テクニック値の方が高いキャラクター(テクニック型)を3人配置した一作戦編成で検討します。
具体的には、エレガント属性の曲で
・フェス限定UR絵里(Sp/紫)「キミがそばにいてくれるなら」
・フェス限定URことり(Sp/紫)「ハミングエンジェル」
・UR善子(Sp/紫)「エンジェルスナイパー」
をメイン作戦に編成した上で、
(1) 四葉のチョーカー3個をつけた場合
(2) 四葉のチョーカー2個と音符のブローチ1個をつけた場合
(3) 四葉のチョーカー2個と雪結晶のバングル1個をつけた場合
(4) 四葉のチョーカー1個と雪結晶のバングル2個をつけた場合
のそれぞれにおいて、スコアを最大化するテクニック+個性持ちの編成人数を検討します。
3-1.チョーカー3個の場合(前回の計算結果)
チョーカーを3個つけた場合の結果については、前回計算したので、以下に結果だけを書きます。
●メイン作戦のキャラクターが4凸の場合:
●メイン作戦のキャラクターが3凸の場合:
●メイン作戦のキャラクターが2凸の場合:
●結果のまとめ
チョーカーを3個付ける場合、4凸以下では基本アピール値が足りないため、アピール増加の代わりにテクニック増加させてクリティカル率を上げたとしても、スコアの上昇を望めないようです。
3-2.チョーカー2個とブローチ1個の場合
次に、四葉のチョーカーの一つを音符のブローチ(5凸)に変更してアピールを増加させた場合のスコアを検討します。
足りない基本アピール値をブローチのアクセサリースキルでカバーするわけです。
●メイン作戦のキャラクターが4凸の場合:
●メイン作戦のキャラクターが3凸の場合:
●メイン作戦のキャラクターが2凸の場合:
●結果のまとめ
チョーカーを減らしてボルテージの上限を落としても、ブローチを増やしてアピールを上げることで、獲得スコアは上昇しました。
4凸と3凸においては、テクニック+を何人か編成に組み込むことで更にスコアは上昇しています。
3-3.チョーカー2個とバングル1個の場合
続いて、四葉のチョーカーの一つを雪結晶のバングル(3凸)に変更した場合のスコアを検討します。
ここでは、足りない基本アピール値をバングルのアクセサリースキルでクリティカル値を上げてカバーするわけです。
※バングルのアクセサリースキルは、基本クリティカル値16%上昇で計算しています。(3凸だとこの位のはず😅)
●メイン作戦のキャラクターが4凸の場合:
●メイン作戦のキャラクターが3凸の場合:
●メイン作戦のキャラクターが2凸の場合:
●結果のまとめ
チョーカーの一つをバングルに替えることで、獲得スコアは上昇しました。
さらに、テクニック+の人数を適切に調整することで、ブローチに替えた場合よりもさらにスコアが上昇しています。
3-4.チョーカー1個とバングル2個の場合
最後に、四葉のチョーカーの2つを雪結晶のバングル(3凸、無凸)に変更した場合のスコアを検討します。
※バングルのアクセサリースキルは、基本クリティカル値26%上昇(=16%+10%)で計算しています。
●メイン作戦のキャラクターが4凸の場合:
●メイン作戦のキャラクターが3凸の場合:
●メイン作戦のキャラクターが2凸の場合:
●結果のまとめ
チョーカー2個をバングル2個に替えた場合、最適なテクニック+の人数が大きく変化しました。
4凸と3凸においては、バングル1個のときのほうがスコアを稼いでいます。これは、クリティカル値が上限に到達しているので、2個目のバングルが無駄になっているためだと思われます。
しかし、2凸においては、バングル2個のときが最もスコアを稼いでいます。
4.おわりに:結論と考察と蛇足
上の表は、3-1から3-4の結果をまとめたもので、凸数とアクセサリーを指定した時に、スコアを最大化する"テクニック+"の人数とその編成でのスコアを一覧にしたものです。
この表から、各凸数で、スコアを最大化する"テクニック+"の人数とアクセサリーの組み合わせがわかります:
クリティカル編成において、"テクニック+"の人数とアクセサリーの最適な組み合わせは次のようになる:
・4凸の場合:テクニック+を6人、チョーカー2個+バングル1個
・3凸の場合:テクニック+を5人、チョーカー2個+バングル1個
・2凸の場合:テクニック+を3人、チョーカー1個+バングル2個
4凸〜2凸においては、バングルをつけて足りない基本アピール値を埋め合わせることで、スコアを伸ばせることが確認できました。
●考察と蛇足とか
これまでは、「バングルは上級曲ではあまり使えず上級+曲向けである」とか、「クリティカル編成は5凸済みを揃えている上級者にしか関係がない」と思われていました。
ですが、必ずしもそうではなく、"テクニック+"とバングルの組み合わせによって、上級楽曲において微課金者でもクリティカル編成が十分に選択肢の一つになることがわかりました。
たしかに、今回の結果は、あくまで特定の状況下においてスコアを最大化する条件を検討したもので、一般化できるものではありません。
しかし、クリティカル編成において、"テクニック+"とバングルを組み合わせることで、"アピール+"とブローチの組み合わせよりもスコアを伸ばせる状況はそこそこありそうで、これは面白い結果だと思います。
以上で、今回の記事は終了したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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5-1.補遺:前提知識のおさらい
●テクニック値とクリティカル率の関係
現在、有志の方々の検証により、テクニック値とクリティカル率には次のような関係が確認されています:
クリティカル率 = [テクニック値] × 0.003 (%)
さらに、特訓マスの全マス開放時のテクニック値がアピール値よりも大きい場合は、クリティカル率が更に15%追加されます:
クリティカル率 = [テクニック値] ×0.003 + 15 (%)
●雪結晶のバングルの性能
雪結晶のバングルは、残りスタミナ値が多いほど基本クリティカル値が上昇します。そして、この効果はパッシブスキルによって上昇したクリティカル補正と乗算の関係になります:
クリティカル補正 = ( 1.5 + [パッシブスキルによるクリティカル補正率] ) × ( 1 + [バングルによるクリティカル補正率] )
5-2.補遺:スコア計算の前提条件
・ひらめきスキル補正:45%=2%×18枠 + 1%×9枠
・フレンド補正(アピ):13%=7% + 2%×3枠
・属性一致補正率:27.5%=20%+7.5%(キズナ効果)
・判定補正率:20%(Wonderful)
・クリティカル補正率:80%=50%+30%(キズナ効果)
・アピールアップ(キズナ効果):10%
・テクニックアップ(キズナ効果):10%
・クリティカル発動率アップ(キズナ効果):2%
・獲得ボルテージ:
( [基本アピール] × [パッシブ補正率] + [アクセサリー補正] ) × [属性一致補正] × [判定補正] × [属性一致補正] × [クリティカル補正]
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