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そして、縦と横。

一昨日の夜とか、昨日の朝とかそんな時間帯だった気がする。
知り合いとの何気ない会話。

「横の信号機を見るといつも違和感を感じるんだよな」と私。

「え?どうゆうこと?」

「だって、実家の周辺の信号機、縦の信号機だから」
「縦!って。縦?じゃあ赤って上?下?どっち」

今まで、当たり前の様に見てきていたので改めて、聞かれてしまうとすぐには出てこなかった。

上。だった気がする。いや。そうだ。上だ。なぜかなら、歩行者の信号機の位置は上が赤なので。と、自分に言い聞かせてみる。

と言うか、アメリカにだって縦の信号機があるのだから、国際標準です。と言ったところで、色々「戦」が始まると思うので、ここは大人しく伝家の宝刀を収める。

いつか、使う日が来ると思うが、使わない方がいいとおものでそっと、隠しておく。

そして、会話が弾んできた。

「どうして縦なのか?」

そうなのだ。そこは、この話の核心部分なので取っておきたいが、取っていても仕方がないので、今お話しします。

一言で言うと「雪」である。
そうなのだ。雨ではなく、雪なのだ。

なぜなら、雪は積雪する。そう。積雪してしまうと、色々見えなくなったり、大変なのだ。

なので、なるべく積雪を回避するべく、色々手を替え、品を替えがんばっているのだ。

子供の頃から、国際標準。失礼。縦型の信号機に慣れ親しんでいるのだから、海外に行った時は全然違和感がなかった。

でも、海外の信号機はなぜ縦なのだろうか?

実は少し、調べてみたりした。なんと、やはり国際標準。元々信号機は縦だったらしい。

ということは、そう。横型、実は派生型。というか。改。なのだ。
私の産まれ育った実家を始め、雪で苦しんでいる方々のお力になれればと思う。

今、あえて声を大にして言いたい。戦はきらいなので。心の中で叫んでみる。

「信号機は縦が世界標準なのだ!雪で苦しんでいる方達の、信号機は、アメリカやイタリア、フランスと諸外国の方々と同じ規格を採用しているのだ!」

あーすっきりした。

でも、この縦型。実は色々苦労があったりする。

最近巷で噂のLED仕様である。

端的に言うと、電球と比べると、LEDは発熱が少ない。(半分位の暖かさらしい)

となると、雪が溶けにくい。え!国際標準なのに!雪が溶けない。
え!雪対策なのに!雪が溶けない・・・・・・。

さすが、自然の驚異。人間が発明をことごとく否定してくれる。
けれど、そこは色々対策している。やはり、共存の道を選んだ。良かった。

対策内容は色々あるらしい。熱線を入れたり、発光部分を少し明るめにしたり、レンズ部分を少し変えてみたり。

ですので、もし、縦型の信号機をお見掛けした際は、なるほど、こんな苦労があったのだと心にとめていただきたい。

と色々話込んでいると、話が波及してきた。

「というか。雪が降ると道路から噴水がでるって本当?」
と言う会話が始まった。

いや、あれは、噴水ではなくて。いや。見方によっては噴水か。でも、うーん。色々誤解を招く表現が多々ある。

けれど、今回は信号機の話ですので、と話を戻して。縦型と横型。地域によっては様々ですが、色々苦労があって、それぞれの場所で対応しています。

もし、信号機を見かけたら、「あー。なるほど。」と思い出して頂ければ嬉しいです。

もし、ご興味がありましたら、例の「道路から噴水の話」も、盛り上げて行こうと思います。

あっという間に、冬がやってきそうですが、冬が来る前に色々準備をしないといけません。
タイヤを替えたり、アウターをタンスから出したりなどなど。

毎年、秋から冬への切り替え時のタイミングを失って、朝方に用意をしてしまいます。
縦型と横型の信号機。ぜひ一度、再確認ください。色々な再発見ができるかもしれません。


最後までお読み頂きありがとうございました。何気ない会話から始まった出来ことでした。色々なギャップを見つけたらアップいたします。

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