Spokeの各テクスチャのファイルサイズ一覧表(めも)
hubs by Mozilla(以下、hubs)のシーンを作れるSpokeには、アーキテクチャキットという便利なものがあります。
これは(私のような)3DCGとかモデリングとか今まで触ってこなかった人でも、かっこいい建築ができるようになるツールです。
マイクラみたいな感じでサクサク建築できます。
これを追加してくれたhubs開発陣に感謝。いい仕事してまっせ!(上から……😅)
アーキテクチャキットの中身
念の為、このアーキテクチャキットを知らない方のために少しだけ紹介しておきます。
様々な形状の壁や床、天井、窓などの素材が用意されており、ドラッグアンドドロップで配置していくことでサクサク建築できるツールが、アーキテクチャキットです。
このアーキテクチャキットだけでもかっこいい建物が仕上がります。
これら1つ1つには、これまたSpokeで用意されているテクスチャを設定できます。
テクスチャというのは、床は床でもフローリングなのかタイルなのかコンクリートなのか、といった見た目のことです(いや、専門的には分からないけど)。
して、このテクスチャ。1つ1つファイルサイズが結構違います。
それの何が問題なのかというと、あんまり乱用するとファイルサイズが重たいモッサリしたシーンになってしまい、利用者にストレスを与えかねない、という懸念があります。
とくにhubsはモバイルでも利用できるため、シーンの推奨ファイルサイズは16MBというなかなか厳しいハードルがあります。
中には最大3つのテクスチャを適用できるものもあるので、いっきにファイルサイズが肥大することも……しかもアップロードするときにならないと気づかない仕様になっているので、「できた!」と思ったら「重すぎ」って怒られて萎えたりします。
各テクスチャのファイルサイズ一覧表
ということで、設計段階でファイルサイズが分かると便利かなと思ってテクスチャのファイルサイズを調べてまとめておきました。25種類です。
快適なシーンが増えるきっかけの1つになったら嬉しいです。
AluminumScratched
2MB
CarpetHashed
6MB
CarpetUniform
3MB
CementBrushed
5MB
CeramicTile
1MB
ConcreteBlocksLine
4MB
ConcreteHexTile
4MB
ConcreteSmooth
2MB
GraniteTile
1MB
LinoleumTile
4MB
MetalHexTile
2MB
PaintStain
1MB
PavementStoneTile
4MB
PaversMossy
5MB
Plaster
4MB
RoofTileAsphalt
7MB
RoofTileTerracotta
4MB
StoneBlocks
3MB
TerazzoFleryTile
5MB
WoodParquet
3MB
WoodPlanksDark
4MB
WoodSlats
2MB
ZincPlanks
1MB
おわりに
いまのところ25種類のテクスチャを計測してみました。
1MBから7MBまでかなりバラツキがあることが分かりました。
計測方法は、各テクスチャを当てたモデルを1つだけ配置してPublishボタンをクリックして、Publish直前に出てくる計測結果の「ファイルサイズ」を記録しました。
そのため、厳密なファイルサイズではありませんが、目安としては十分かなと思います。
実現したいシーンの雰囲気に必要なテクスチャを、パフォーマンスも考慮しながら選べるようになりたいものです。
余談
ちなみに先日公開した日本語チュートリアルシーンのパフォーマンスはこんな感じです。
説明文1つ1つが画像で出来ているので、どうしてもMaterialsの部分が多くなってしまいました。ただテクスチャは使わずにBlender(無料の3DCGモデリングツール)でベタ塗りの壁を作ってファイルサイズをおさえました。
マテリアルが多いことがどれだけパフォーマンスに影響あるのか、まだ計測はできてないのだけど……。
もしよかったらシーンお試しください。リミックスも自由にできます。問題点あったら(あるはず……)どしどし教えてもらえたらがんばります。
ということで、これからもhubsで分かったことや調べたことをnoteしていきますので、よろしければスキ・フォローもらえると筆が運びまする😉