古民家フェスティバルの歩み
SOYハウスでは、活動を始めてから年に1〜2回大きなイベントを開催してきました。
○ きっかけ
長い間空き家だった古民家を使わせて頂ける事になり、活用方法のビジョンが固まりました。
地域の皆さんの拠り所。頑張るママが束の間休息できる場所。子どもたちの笑顔が溢れる場所。そして食に拘り、発酵カフェをオープンする事を最初の目標にしました。
テーマは、「ママが笑顔に子どもが笑顔にマチ中笑顔に」です。
まずはこの場所を地域の皆さんをはじめ、世間の皆さんに知って頂くことを目的に「古民家フェスティバル」を開催することにしました。
○ 地域の方に足を運んでもらうために
地域の皆さんには回覧板をまわして周知することにし、各自治会長さんへの挨拶回りからスタート!チラシのデザインも、見やすさ、分かりやすさを重視。親しみやすいイメージにしました。また、周辺の小学校、こども園などにもチラシを置かせていただきました。
その甲斐あって、イベント当日はたくさんのご近所さんが足を運んで下さいました。
古民家内では落語家さんを呼んで落語会!
広場では飲食店を中心に、20店舗近い出店様が参加してくれました。
ご近所さんからは「楽しいイベントをありがとう!」と、嬉しいお言葉をたくさん頂きました!
○ 古民家フェスティバルの特徴
SOYハウスでは、普段から定期的に絵本の読み聞かせをしています。広場のあちこちで、絵本の読み聞かせができたら素敵だなと思いました。
ただのイベントではなく、『featuring 絵本の扉』として、出店者さんに好きな絵本やお店に関連のある絵本を選んでいただき、その店舗の前で読み聞かせスタッフが絵本を読みました。なかには、自ら読んでくださる出店者さんもいて盛り上がりました!
読み聞かせスタッフが、チリンチリンと鈴を鳴らすと、始まるよ〜の合図。「絵本の時間だよ〜みんなおいで〜」
毎回おなじみの光景です。
○ トンカチ工房
工務店さんから廃材を寄付していただき、トンカチ工房を設置。
1回100円をクギ代として支払えば、好きな時に、好きなだけ、作品作りができるコーナーです。
親子連れ、小学生に大人気でした!
スタッフ、出店者さんとのご縁
初回はどのくらいの集客ができるか想像もつかず、知名度が全くないゼロからのスタートでした。知人友人にSOYハウスのビジョンを語り、SOYハウスへの想いに賛同してくれた方々が少しづつ集まってきました。
・読み聞かせスタッフ
・案内
・受付
・駐車場係
・自店舗の販売スタッフ
皆さんに協力して頂き、運営できました!
出店者さんは、まずは知り合いから声をかけ募りました。出店して下さった皆さん!ありがとうございました。
○ SOYハウスのブース
始めは、露天商許可からスタート。
屋号は「TONJIRU」です。発酵食品に注目し、自家製味噌と、地元の農家さんが作った野菜、静岡県産のお肉に拘りました。
栄養満点、安心安全なお味噌汁が完成!
大事な子どもたちに、また子育て、家事、仕事で忙しい大人の見さんに、『いっぱいの味噌汁』で元気になって欲しいという思いで拵えました。原価計算、仕入れ、仕込み、当日のオペレーション、お金のやりとり、売り上げと反省点ばかり。しかし、得るものも多く勉強になりました!
2回目以降は、子どもからお年寄りまで食べられる優しい味と選ぶ楽しさを加えるために、豆乳ポタージュ3種のスープを販売。
トマトとカボチャのポタージュ、にんじんポタージュのクミン風味、さつまいもとココナッツのポタージュ、新玉ねぎのポタージュなど、どの味もご好評いただきました!
そして5回目!晴れて飲食店許可を取得できたので、素材に材料に拘った発酵カレーを売り出します。この時の発酵カレーがもととなり、試行錯誤を重ねた結果、商業施設での出店や、スーパーへの卸しに繋がっています。
○ 地元大学生とのコラボ回も
学生さんに企画から参加してもらい、チラシデザイン、ブース運営、読み聞かせを一緒に行いました。
ネイチャーゲームの企画を出してくれ、開催しました。
それぞれの得意や興味のある分野で力を発揮してくれました!
○ 今後
回を重ねるごとに、お客様が増え、出店者さんが増え、地域での知名度も上がっていくことができました。
関わってくださった皆さまのおかげです。
温かく見守っていただいたご近所の皆さま、自治会の皆さま、協力してくれたボランティアの皆さま、出店者の皆さま、ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!!
『古民家フェスティバル』の当初の目的を達成することができました。また、周辺環境の変化で駐車場の確保が難しくなってきたことを踏まえて、一旦大規模な古民家フェスティバルはお休みします。
今後は、『アートフェスティバル』として、子どもの演劇と美術の活動をメインに、アートに関わるミニイベントを開催予定です。
こちらもどうぞよろしくお願いします!
『古民家フェスティバル』の当初の目的を達成することができました。また、周辺環境の変化で駐車場の確保が難しくなってきたことを踏まえて、一旦大規模な古民家フェスティバルはお休みします。
今後は、『アートフェスティバル』として、子どもの演劇と美術の活動をメインに、アートに関わるミニイベントを開催予定です。こちらもどうぞよろしくお願いします!