
「築115年の古民家のつくり」SOYハウス内部のご紹介①土間の梁
旧柴田醤油醸造所の私邸の内部を見ていきます!
○ 梁 はり
玄関を入ると、土間空間が広がります。
天井を見上げると、そこには立派な梁(はり)が。家を支えてくれています。

「梁」とは、「建物などの構造物で、柱などを支点として水平に渡す構造部材」のこと
古民家といえば、梁をイメージする方が多いと思います。リノベーションで天井を打ち抜いて梁を見せる施工もありますね。
空間に広がりがあって、思わず圧倒されます。
写真で横にかかっているのが、大梁(おおはり)。柱と柱を支えます。
木材の種類は松だそうです。三保の松原と言われているので、地元の松を使ったのでしょうか。

縦に長くて大梁に乗っているのが、小梁(こはり)です。
歩幅で測ってみたら、約10mありました!少し曲がっているのも味ですね。
管理してくれている設計士さんに聞いてみたところ、同じ構造で屋根裏にも梁があり、建物の端まで続いているそうです。途中、繋いでいる箇所はあるとのこと。
SOYハウスを初めて訪れた方は、一様に天井を見上げて感嘆の声を上げてくださいます。
建物探訪、初回はここまで。
お読みくださりありがとうございました。
なお、建築に関して素人のスタッフが執筆しております。できる限り調べていますが、間違いなどあるかもしれません。
ご指摘や発見がありましたら、コメントお待ちしております。
※築年数は2024年1月現在の計算です。