#6 お前の機嫌なんか知らんねん
はじめに
今日、noteで初めて「スキ」を2ついただきました。
まだまだ拙く、見にくく、お役に立てない文章だと思いますが、「スキ」をしてくださったお2人の方、本当にありがとうございます!励みになります。
不機嫌な人っていますよね
電車に乗っている時とか、車を運転している時とか、街を歩いている時とか、時々不機嫌な人たちに出くわします。
何かに舌打ちをしたり、やたらため息をついたり。
そういう人たちを見ていても、やはりあまり気持ちの良いものではありません。
ただ、まぁそういう人たちは自分には何の関係もない人たちなので、
”ああ、朝ウンコ踏んだんやろな”とか、
”目の前でコンビニの肉まん売り切れたんやな”
とか想像して、可哀想な人だなあ、と思いながら無視しとけば良いわけです。
厄介なのは・・・
しかしそういう人が職場にいて、しかも仕事で関係するような人だったりすると、そういうわけにはいきません。
相手の機嫌が良かろうが、悪かろうが、こちらは相手と折衝して自分の仕事を進めないかんわけですから、余計なコストは払わないに越したことはないのです。
まさにタイトルにも書いた「お前の機嫌なんか知らんねん」という状況です。
古くから同じことを考えていた人がいたようで、18〜19世紀にドイツで活躍した文豪ゲーテは、
「最大の罪」とまで言っています。
繰り返しになりますが、不機嫌な人を見るということはあまり気持ちの良いものではありません。
なぜ、不機嫌な態度を取るのか。
ではなぜ人は「最大の罪」を犯して、他人を不愉快にさせるような「不機嫌な態度」を取るのでしょうか。
僕が思うに、
過去に不機嫌な態度を取ると、周りが気を遣ってくれた。
という(歪んだ)成功体験があるのが原因なのだと思います。
あなたが社内で折衝しないといけない相手が不機嫌だった場合、どうでしょう。
あなたは、
『何かあの人、機嫌悪そうだな。明日にしようかな・・・』
などと躊躇してしまいます。それでも話さないといけない時は、
『怒らせたら折衝がうまくいかないから、下手(したて)に出てみようか・・・』
などと考えるのではないでしょうか?
たまったもんじゃありません。そいつが不機嫌だったせいで、あなたは余計なことを考え、躊躇する余計な時間を使い、余計な気まで遣わないといけなくなったのです。
気を付けましょう。そして自分も。
人間ですから、毎日ルンルンご機嫌、という日ばかりではありません。
でも僕たちはプロ。仕事をしてお金をもらっているのです。
「不機嫌な人」のせいで生み出される無駄なコストを社内や世の中からなくしたい。
そのためにはまず自分が、「不機嫌な態度をとる」なんていう幼稚な武器を振りかざすことはしないように気をつけようと思います。