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ドイツで2年の完全フリーランス(アーティスト)を経て、また一部バイトをしなくてはならない状況になりました。

2022年の3月から、完全にフリーランスになった。ミュンスターの街からの奨学金を得て生活する恵まれた期間を一年過ごし、それからもスイスのアートインスティテュートで仕事をしたり、少し通訳の仕事をしたりと、フリーランスとしていままで生活をしてきた。しかしながら、12月初めからの1か月半の日本滞在にて、スイスでの稼ぎの殆どを使ってしまい、これからはバイトもしながらという生活になりそうだ。

日本からドイツに帰って来てから、様々なところからありがたいことに展覧会や作品の依頼などが立て続けにあり、また自分自身もモチベーションの高い状態にあるのだが、それに反比例するように日常での経済面での不安定な状況が今後予想されるので、バイトを探すことにした。

今年はあらゆる意味で人生を楽しもうというのが合言葉だ。それは快楽的な意味ではなく、一つ一つかみしめながら楽しむということだ。それには強く生きるための行動をすることも含まれている。

日本から帰って来た後、自宅のあるクレーフェルトの街の中を散歩してまわった。デュッセルドルフで仕事を探した方が数は勿論あるとは思うが、フリーランスの仕事との兼ね合いや、現在のドイツの電車の不安定さを考え、クレーフェルトでバイトをしようと思った。散歩をして廻った理由は、店角に貼ってある求人を見て応募しようと思ったからだ。ドイツ式の居酒屋や少し変わった店で仕事ができないかと考えた。

探し始めて1週間半ほどで、家の近くのレストランバーで仕事をすることがでまった。公園の中にある小さな店で、クレーフェルトの地元の食材や飲み物を出す良いお店だ。何より、家から徒歩5分でとても近くて嬉しい。

ここ2,3年でいろいろな生活のあり方を経験したが、またこれから違うフェーズに移行することになりそうだ。

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