台湾の離島「馬祖」が楽園すぎた
普通の台湾旅行に飽きた方は、ぜひ行ってほしいのが台湾の離島。
台湾の離島は、全部で7個
澎湖、金門、馬祖、緑島、蘭嶼、亀山島、小琉球
金門島以外は全部行ったんだけど、その中でも幻に近い島「馬祖」は想像をはるかに超えていて楽園だったので、この記事ではその紹介を。
馬祖は、どこにあるかというとココ。
中国大陸にめちゃくちゃ近くて、わずか10kmしか離れてないんです。
長年国境を守ってきた軍事拠点だったけど、1994年に開放され、観光客も行き来できるように。
とはいえ、ここへ行くための飛行機を取るのは超至難の業💦
というか普通にチケット取れない。
なぜかというと、そもそもの本数が少ないというのもあるんだけど、
まず軍人優先で、その次に住民、最後に観光客という順番になっていて、飛行機チケットが売りに出された時点でほとんど枠が無いのが現状・・・
じゃあなぜ私はチケットを取れたかと言うと…….
一緒に行った同僚が仕事中(昼間)にずっと航空会社のチケット見てチェックしてくれていて…..笑
たまに空きが出る瞬間を狙って取ってくれた笑
そんなこんなで、チケットは取れたということで、夏の8月に行ってきました(2019年の話です)
今回、馬祖に行きたかった理由としては
・とにかく、離島が好き
・普通の台湾旅行は飽きた
・中国大陸にめっちゃ近いと言うのがどんな感じなのか体験したかった
・「藍眼淚(青の涙)」という不思議な自然現象が見えるかもしれない
馬祖について即感じた空気が 異様だった
とにかくびっくり!もう雰囲気が台湾じゃない!
台湾で感じる空気感とは全く違うかった
何が違うかと言うと、至るところに軍事スローガンが掲げられていて、
「団結!」とか「軍民協力!」「枕戈待旦(常に警戒を怠るな)」「「大陸反攻」とかそんなものがいっぱいあった
少し不気味さを感じながらも、まず宿にチェックインをしに
中心地「芹壁村」はまさにアマルフィ
宿のある中心街に移動
その宿のロケーションが最高でそこから見える芹壁村が絶景で、イタリアのアマルフィみたいな風景で……
こんな台湾と中国の間にあるちっこい島にヨーロッパのような街並みがあるのかとめちゃくちゃ感動したの覚えてる
この建築は、中国の福建省の伝統的な石造りの街並みが移り渡ってきたようで、全く台湾らしさはない。
こういうところが離島でしか味わえない新鮮さだと思う。
ここに宿もたくさんあって、猫も所々いるので、すごく可愛い宿はほとんど民宿のような形で
高層のホテルとかは無いのがまた良い
そこに昔から住んでいる住民が観光客向けに開業したみたいな。
ちょっと手作り感のある民宿がほとんどででも部屋はすごく清潔で綺麗で…..
夕方になると、夕日が沈むとめちゃめちゃ綺麗なので、写真必須
私が泊まった民宿の方は、1人で経営されている若い女性
なんでここで宿やっているのって聞いたら大学は台北の美大で過ごしたけれど、都会に疲れてお父さんが生まれ育った馬祖に引っ越してきて民宿を始めたとのこと
だからか、部屋の装飾が、なんかすごくおしゃれだった。
期待していた「青の涙」は全然ダメだった
この離島での楽しみとしていた「青の涙」
これは、夜光虫が発光して、青のベールのような海が真っ青に光ってみえる現象のこと
ベストシーズンが、4月~5月ということもあって残念ながら見れなかったけど、
砂浜では点レベルで光ってるのが肉眼で確認できた。
それに宿のお姉さんに聞いても見たことないらしいw
この旅で一番驚いたこと
そして今回私がこの馬祖に来て、ものすごくびっくりした事は
至る所にある軍事施設の数・・・
中国大陸に近いから、もし戦争になったときに1番最初に攻められる場所だから緊張感というか
観光地の中にも どこかドヨンとした空気が漂っていたのが印象的だった
住民もそんなに多くないから、お店とか宿に入らない限り会わないだけど。
みんなどれぐらいの期間に1回は台湾本島に行ったりするのかなあ~
今思えば、もっと住民の人たちに話しかけて、日々の生活について聞いてみてもよかったかなと思う。
もしもう一回馬祖に行けるなら、次は住民の人たちと触れ合う時間をいっぱい持って今しか聞けない見れない台湾を感じる旅も面白そうだな~~
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