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美味しい宿

旅の醍醐味は美味しい料理だと考えています

私たちの宿には温泉はありません。
豪華な部屋もホスピタリティもありません。海が見えたり、山が見えたりもしません。景色といえば隣の家の壁しか見えません。
隙間風は入り込み、戸はスムーズに開かず・・・不便極まりない宿です。

強みの無い私たちの宿が近くにある「温泉宿」に負けないためには何か秘策らしきものが必要だと考えました。
ない物を求めても仕方が無いので出来ることで。一番可能性があるのは料理だと思いつきました。「美味しい料理」を作るためにブラッシュアップできれば「選ばれる宿」になるのではないだろうかと。

温泉宿の料理は日本全国ほぼほぼ同じだと思っていました。(個人的見解です)ご当地はあるものの、刺身・天ぷら・寿司・一人鍋・焼き魚・茶碗蒸し・味気ないステーキ・・・みたいな(個人的見解です)。
そんなありきたりな料理ではなく、お客様が「おぉぉ〜〜」と声を出すような料理をお出しできればなぁ〜そう考えました。

早速取り組むことに

料理を出せる宿にするにはまず「厨房」が必要です。そして腕のいい料理人も。どちらも高額な経費が必要になります。厨房もいい機材をセレクトすればどんどん経費はかさみます。何時辞めるかわからない料理人の高額なギャラを支払うのもリスキーです。素泊まり5〜6000円の宿で、これらの経費はかなり重いと思います。

私たちの宿が始まった頃、料理人が不在でした。出せる料理といえば家庭料理が限界で、とても選ばれる宿ではありませんでした。私は意を決して「京都」のある料亭に通いで料理修業させてもらう事を決めました。

京都で修業

快く修行させていただいた店で茶懐石のイロハを学び、季節の美味しい料理をたくさん学ばせていただきました。6年目になりますが、今もまだ修行中であります。家庭料理から懐石料理が出せる宿になる事は飛躍的に宿の稼働率をあげてくれました。

口コミにも「美味しい宿」と記してくれる方も増え、食事込みの宿代は当時素泊まり価格の3倍になりました。厨房経費はかかりましたが、売り上げが増えればきっと償却できます。もし伸び悩んでいる宿があれば、ぜひ美味しい料理を提供できる宿にしてみてください。

と、簡単に言うけれど・・・・

料理経験の無い人間に美味しい料理を作る事はできるのか?

できます。
私でよければ教えます。
半年で出来るように教えます。

ブランド牛の炙り

昼は結婚式やご宴会。夜は宿の料理。
美味しい料理を提供できるようになれば、その美味しい料理をもとめてお客様にセレクトされるようになります。そして売り上げは必ずあがります。

私たちの宿を引き継ぐあなたへ


少し気が引けましたか?あなたには「料理技術」が必須なのです。それも京都で15000円いただけるクオリティの料理技術が。
でも大丈夫です。わたしが京都で学んだ全てを教えますから。


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