中性という立場の向き合い方
こんにちは、シャッツです。
最近twitterで
好きな女の子と別れてしまった中性さんのツイートを発見しました。
その内容が、
僕にとってはすごく考えさせられるものでした。
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中性さんの見た目がものすごくタイプで、
やり取りをしたい。
そのやり取りからその女の子との交流が始まり。
そこから、
ラインではほとんど毎日ラブラブで、
電話もするほど。
中性さんもその女の子に惹かれていました。
しかし、
別れは突然に。
やはり、
女の子はいけないことがわかった。と
中性さんは振られてしまいます。
それに追い打ちをかけるように、
ってか、セクマイってなに?笑
男になりたいの?女なの?
どっちかにしなよ笑
そんなニュアンスの文がそのラインのやり取りには綴られていました。
二人が知り合ったのは
LGBT系のSNSだった二人、
では、どうしてそれに登録していたの?
そんな質問をしたところ
自分が女の子も行けるか、試したかった。
とのことでした。
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僕自身も
「中性」という立場をとってるので、
そちらサイドからの見方をすれば
「なんて心無い言葉なのだろう。」
「中性さんを尊重してない立ち振る舞いだ。」
「実験的な気持ちだったとしても言葉にする必要はないのに」
と目を覆いたくなる内容です。
しかし、
実際自分に置き換えて考えてみて
“相手はどういうふうに僕自身を見たいのかな?”
と僕自身も意識する部分があります。
相手がストレートの方だと特に。
多様性という言葉、
lgbt という言葉の認知は広がれど
まだまだ、生物学的なもの、
社会的な伝統からの影響は強く
恋愛 = 男と女
性別 = 身体的特徴(男と女)
という常識が身体レベルで埋め込まれてるケースもおおく。
同性の恋愛でも
タチ(攻め) リバ(どちらでも) ネコ(受け)
そんな言葉があるように
その中でも
やはり
男側、女側
そんな見方があったりします。
そうなると
ストレートの方も
「どうやって扱えばいいのだろう」
「どんな言葉が相手を傷つけてしまうのだろう」
と迷う部分もあるし、
相手が傷つくと分からず
棘のある言葉を話してしまうこともあります。
では、
中性さん自身はどうすればいいのか?
僕は、
決して
自分の好きな格好、好みを諦めろ
男側です、女側ですと提示しろ
だなんて言いません
むしろ、「自分」というスタンスは
大切にするべきと思います。
「自分らしさ」を犠牲にして手に入れた過ごしやすさ
は、
そのうち無理が祟って化けの皮が剥がれます。
それよりだったら自分らしさを大切にし、その姿を愛してもらえるほうが楽しく過ごせるし
なにより、
1+1=2ですが、 0+0=0です。
そこで諦めてしまえば
いつまでも
中性という立場は浸透されないんですよね。
あとは、
「分からないから間違える
分からないから不安を感じる」
これ2つを頭の根底において
まわりを見てみてください。
プログラミングで
他の人のパソコンを今からハッキングしてください。
ショートケーキホールサイズを
生クリームできれいにコーティングしてください。
そんなことを言われても
いきなりだなんて無理!
そう思いませんでしたか?
それと同じで
わからないもの、馴染みのないものは
どうしても
扱いが不安だし、扱いに誤りを生じたりするものです。
なので、
徐々に、徐々に。
接していく過程で
あなた自身の中性観、好みや趣味などの話をして
理解してもらう
そういうことが必要だと僕は感じます。
「分からない」
は
当たり前
それを認識することで
自分自身の「中性」にさらに自信を持って接することができるし
他の方への接し方も
もっと自分自身から優しくなることができて、
相手に浸透させることもできるのではないでしょうか。
長文になりました。
僕の考える
「中性という立場の向き合い方」でした🙇