恩師との出逢い。
こんにちは。予防から始めるリハビリ整体院 soweru.の久保です。
私は昨年まで 県内の総合病院 に勤務していました。
現在は独立しシェアサロンで整体院を開院して1年が経ちます。
理学療法士1年目の頃、同じ理学療法士の先輩である恩師 に出逢いました。患者様の背中に手を添えているだけのように見えた治療でしたが、目に見えて患者様が良くなるのには驚きを隠せませんでした。優しくも厳しく、知識・技術力、臨床現場・理学療法の現状などたくさんのことを学ばさせて頂きました。実技の練習にも付き合って下さり、勉強会にもよくご一緒させてもらいました。私の技術が培えたのは恩師のおかげです。
ある時、恩師はこう教えてくれました。
・患者様はセラピストを選べない
・価格に見合った理学療法を提供できているか
病院に入院されている患者様はセラピストを選ぶことができません。理学療法士の中でも少なからず技能や熱量の差があります。入院されている患者様は怪我・病気を患い、元の生活・人生に戻りたい方が多いと思います。セラピストの技能・熱量により一刻も早く元の生活・人生に近づけるか大きく左右されることだと恩師の言葉を聞いて感じました。
理学療法士は、リハビリテーション料の請求を直接患者様とやり取りすることはありません。関節可動域訓練、筋力増強訓練、バランス訓練、歩行訓練、これらリハビリのメニューひとつずつ料金設定も行なわれていません。仮に、これらをひとつずつ料金設定したとして今理学療法の現状で行なわれているリハビリを患者様に提案した時に納得して必要とする人がどれくらい居るだろうかという話を聞かせてくれました。
このお話を伺い、自分が患者様に関わる時間やリハビリの重みを感じました。
「 患者様の気持ちやお悩みに寄り添い、私に出来ることはしたい 」
「 関わる時間は少しでも前向きに、笑顔になってもらいたい 」
そのような想いで患者様と日々向き合いました。
恩師との出逢いで、学び得たことが今も私の根底の想いにあるのだと思います。これは独立してからも変わらない気持ちです。みなさまに選んで頂ける環境に身を置き、関わって下さる貴重なお時間には私が今出来る最大のことをお届けしたいと思います。
久保
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