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ここ数年の紫陽花

お世話になっております。
西沢です。

今回は西沢がここ数年に巡った紫陽花にまとめようと思います。
ここ数年って書いたのは、単純に今年そんなに巡ってないからですね。はい
横浜市内だけでなく、他の地域の紫陽花も取り上げます。


そもそも、紫陽花って

アジサイはアジサイ科アジサイ属(※ユキノシタ科とする説もあり)の落葉低木の総称。学名を「Hydrangea macrophylla」、英名を「Hydrangea」と言い、ギリシア語の「水」と「容器」が語源ですが、広義の原産地は日本。和名の「紫陽花(アジサイ)」は、“藍色が集まったもの”という意味の「集真藍(あづさあい/あづさい)」が転じたものと言われています。花の色がよく変わることから、「七変化」「八仙花」などの別名で呼ばれることもあります。
アジサイは樹高が1~2mほどの低木で、鉢花は4月頃、切り花は4~7月にかけて出回りますが、本来の開花期は6~7月です。本州から四国・九州にかけて分布していた原種である「ガクアジサイ」が西洋に伝わり、品種改良された「セイヨウアジサイ(ハイドランジア)」として再び日本に持ち込まれました。
現在でも品種改良は盛んで、日本のガクアジサイは約10種、東アジアと北米の西洋アジサイには約40種もの種類があります。多彩な花色に加えて、額(がく)咲き、手まり咲きによる咲き方の違いも魅力。また花を楽しめる期間に加えて樹齢そのものも長く、時間が経つほどに見事な枝ぶりとなるため、園芸品種として世界中で高い人気を誇ります。

https://www.hibiyakadan.com/lifestyle/z_0033/


初めに紫陽花についてですが、名前の由来とかは調べてへぇってなっていますが、藍色が集まったもの「集真藍」があじさいになまったといわれています。ただ、藍色が主というわけではなく、有名な話ですがその土壌の酸度によって花の色を変える花としても有名ですね。(すべての紫陽花が酸度で色を変えるわけではないそうですが)アルカリ性だと赤、酸性だと青といった具合にですね。日本だと、雨が多く土の中の微生物が活性化するため、二酸化炭素が発生するため、酸化しやすいという傾向があるらしく、青い紫陽花の花を見る機会も多いと思います。
もちろん、品種改良や土壌改良によって、現代では様々な色の紫陽花を楽しむことができるので今回の記事では色々な紫陽花を上げていければなと思います。

滝ノ川あじさいロード

23年6月後半

まず初めに、保土ケ谷区峰沢町にある、「滝の川あじさいロード」です。
アクセスは横浜国大より三ッ沢上町寄りといったところですので、上町から三ッ沢交差点を進んでいくか、羽沢横浜国大から15分くらい歩く感じです。滝ノ川あじさいロードは滝ノ川という小川が暗渠になり跡地にできた散策路です。散策路上に紫陽花を住民有志が植えて800mに渡る紫陽花で彩られた道となりました。
この場所の特徴としては長い区間で色々な品種が植えられており、様々な色の紫陽花を楽しめることです。紫陽花は土壌の酸度だけでなく、時間の経過によっても色合いが変わってきます。撮影したのが、6月後半ということもあり、見ごろよりも褪せて見えているのが少し残念ですが、株ごとに花の色合いが違う紫陽花を楽しみながら散策できるおすすめのスポットです。

余談ですが、一応、保土ケ谷区と神奈川区の境に位置しています。看板のあたりに区境があるので、区境一周のスポットとして巡るのもいいですね(?)

上郷あじさいの丘

22年6月中旬 上郷
同上
同上
同上

2か所目は栄区の上郷町の「上郷あじさいの丘」です。
アクセスは大船か港南台からバスで行き、そこから5分くらい歩いた場所にあります。車も止める場所がなく、行きにくいスポットといえます。
2015年頃から住民有志が丘に紫陽花を植えた比較的新しい名所です。
上郷あじさいの丘の特徴は斜面に多くの品種の紫陽花が植わっているところです。斜面である分、一度に多くの品種を見ることができる贅沢さがあります。紫陽花祭りがおこなわれている期間が6月の上旬の2週間くらいと短く、行くのが面倒ですが、行ってみる価値はあります。

瀬谷本郷公園

24年6月下旬
同上
同上

続きましては瀬谷区本郷一丁目の「瀬谷本郷公園」です。
瀬谷駅から徒歩15分のところにある公園です。
公園内は140株の紫陽花が咲いており、区民の憩いの場となっています。
ランニングコースに沿うように咲いているので、ランニングにも彩を与えているかと思います。

杜の都のような区役所
二ツ橋公園

また、瀬谷区の花は紫陽花となっています。
そのためか、区役所に隣接する二ツ橋公園にも紫陽花が植えてあるなど、紫陽花が身近に親しめる区であるという印象もあります。
来年は瀬谷区の紫陽花を味わえるようにスケジュールも考えたいと思います。

神代植物公園

24年6月上旬 
同上
同上

いよいよ横浜を越えて東京都調布市深大寺にある「神代植物公園」です。
京王線調布駅かJR三鷹駅、吉祥寺駅からバスに乗る感じですね。休日はこの辺道路混雑するので、余裕を持っていきたいところですね。
神代植物公園といえば、薔薇というイメージが強いと思います。

神代植物公園の薔薇園は約400種類、5200本と広大な敷地に多くの薔薇が咲き乱れる、贅沢な光景が見られるのが特徴です。

ツツジ
ベコニア

他にも大温室(ベコニアや熱帯スイレン)やツツジの大群植など、見どころはたくさんあります。

そんな広い園内の中に紫陽花も咲いています。
6月の初旬ということもあって、花は咲き始めといったところでしたが、里山のような樹木に囲まれた湿った大地に芽吹く紫陽花の数々は見ていると癒されます。
入園料は大人500円とたくさんの草花を見られるわりにお得な設定になっているので、行ってみる価値はあると思います。

開成町あじさいの里

24年6月初旬
同上
同上
同上
同上

最後に書くのは「開成町あじさいの里」、開成駅から徒歩20分、「開成町あじさいまつり」の開催期間中はシャトルバスが運行されているので、そちらも併せて活用したいところですね。
開成町は今年初めて行ったところですが、田んぼが広がる自然豊かな場所に大きく色づいた紫陽花が列をなして立派に咲いているところを見て感動しました。見慣れない白い紫陽花も多くのか所で咲き乱れていて、紫陽花に対する町の熱さが伝わってきました。

あじさいちゃん
グッズ紹介
キャラ大集合

開成町には「あじさいちゃん」という紫陽花をモチーフにしたキャラクターがいます。あじさいまつり初日だった6月8日にはあじさいちゃんのお誕生日会と称して、イベントを行っていました。
私自身あじさいちゃんには初めて会ったのですが、かわいいと思いました。
沢山のキャラクターにお祝いされていて、とても賑やかな一幕をなっていました。
そんな開成町の紫陽花はおすすめなので、来年以降行く機会があれば行きたいなと思います。

最後に

今回は、いくつかの紫陽花の写真を上げていきました。神代植物公園→開成町は1週間しか間が空いておらず、その間に紫陽花はきれいに咲き誇り、開成町から瀬谷までの2週間で色褪せていくのをみると紫陽花の見ごろって長いようで短いなという印象を持ち始めました。祝日もなく、梅雨の長雨で気分が落ち込む6月に紫陽花の花で癒される体験もいいと思うので、来年以降も紫陽花を追っていきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました!

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