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「ゲームで西区を知ろう、楽しもう〜戸部まち知域王&西区今昔かるた体験会〜」開催のご報告

日ごろよりお世話になっております。
Yocco18アンバサダーの西沢と申します。

今回は9月22日に開催した「ゲームで西区を知ろう、楽しもう〜戸部まち知域王&西区今昔かるた体験会〜」について開催の思いについて、話をさせていただきます。

提案の思い

始めに今回の提案のきっかけとなったのは戸部まち地域王のクラウドファンディングの参加とお礼の手紙を読んだことでした。

戸部まち地域王は2023年の戸部小6年1組の挑戦によって作られたものです。
私自身は2023年の西区民まつりの時にこのプロジェクトのことを知り、クラウドファンディングにも協力をしていました。

2023年の西区民まつり

そして、6-1組のクラスのみんなの努力と多くの大人の協力によって「戸部まち地域王」は無事完成しました。
地域王が家に届き、お礼の手紙を眺めていた時に、「自分たちが卒業した後に地域王が遊ばれなくなって、埃を被ってしまうかもしれない」といった文言を見た時に、私は継続してプレイすることが支援者として追加でできることだと思いましたし、結果として地域の振興に役立つのでは? と思い、Yocco18のファンコミュニティ内で提案させていただきました。
そして、Yocco18坂口さんより、「西区今昔かるた」も一緒にできるのではないか? という提案もいただいて、実現へと舵を切りました。

区民活動センター

Yocco18側の方で会場の選定をしていただいたので結果論にはなりますが、私の中でもう一つテーマとして思い描いていることがありました。
それは、市民活動支援センターを知ろうという事です。

にしとも広場

区民活動支援センターは各区にあり、区役所の区政推進課、地域振興課などの行政と、区内で活動する団体とも連携し、市民活動の窓口となる存在です。地域活動に関する様々な悩みの相談をできるほか、定期的な地域の担い手の育成にかかわる講座等の実施、団体内の打ち合わせやアクティビティに使えるミーティングルームの借用、活動宣伝のためのチラシの配架など、色々機能があります。
区役所の○○課が運営している場合もあれば、西区の「にしとも広場」や保土ケ谷区の「アワーズ」のように、外部機関に委託をするなど運営形態も各区に特色があるので、ぜひ自分のお住いの区の区民活動支援センターについて確認、行ってみるのもよいかなと思います。

私自身は、保土ケ谷区の「アワーズ」さんにお世話になってきたので、ぜひこの機会に市民活動支援センターで今回の企画を行うことで名前を聞いて実際に足を運んで、職員さんと話して、今後の横浜での活動に新しい気づきを得られればと思っています。

当日の様子

西区今昔かるた

9月22日当日のレポートです。
まず、「西区今昔かるた」をプレイしました。
「西区今昔かるた」は取り札の表面が今の写真で、裏面が昔の写真となっています。なので、プレイ時は表面と裏面のどちらに伏せるかで難易度が変わるほか、ひっくり返すことで今と過去の対比を楽しむことができます。
かるたの取説に各取り札の場所や出来事の解説もついているので、とった後に解説を聞くことで「今と昔で景色が全然違う」「この取り札の場所はにしとも広場の近くにあるね」と会話が弾み、お互いに雑談の中で知識の共有ができました。

参加者の京浜玲奈さんが後日、今昔かるたに登場した寺社仏閣を巡っていたのでそれも今回やってよかったなと思った瞬間です。
提案した側が言うのもあれなんですが、かるたってこんなに盛り上がるんだって思いました。
そして、試合は白熱し、最後は3人が10枚ずつ獲得し、三つ巴の展開となりました。最終的なこのイベント内の優勝者を決める戦いは地域王で決めることとなりました。

戸部まち地域王

地域王は1から10と書かれたナンバーカードのうち9枚を使用して、山札から引いた地域カードを集めるゲームです。
カードの獲得方法は
1.毎ターン山札からカードをひいて場に置きます。(ここからこのひいたカードを場札と呼びます)
次に手持ちで1~10と書かれたナンバーカードを任意で伏せて欲しい場札に順番に置きます。
2.この時、被りが無ければそのまま場札のカードを獲得することができて、同じカードが欲しいといった場合には、ナンバーカードを表にしてナンバーカードの数字が大きいプレイヤーがカードを獲得することができます。負けたプレイヤーは余ったカードを獲得します。(同じ数字のナンバーカードで引き分けの場合場札は伏せてマイナスポイントになります)
この1と2の行為を9ターン行って、9枚の地域カードを集めて計算します。
計算の仕方で難易度が3段階あり、今回は真ん中の中級にてプレイをしました。
中級の計算ルールをざっくりいうと9ターンで山札から集めたカードの点数と、組み合わせによるボーナスを足し合わせた点数で順位を付けます。

地域王の山札

なに書いているんだかわからないので写真を見ながら言うと
カードは基本的に「景観・観光」「歴史・伝統」「グルメ」「アラカルト」の4種類の色(ジャンル)と、「と」「べ」「ま」「ち」の四種類の文字と「1」「2」「3」の番号で構成されています。集めたカードの基本的な点数はこの「1」「2」「3」の点数を足して基本点となります。プラスで色と文字を組み合わせて大きなボーナスポイントを加算していくといった感じです。
同じ色を集めていくのもいいですし、文字を組み合わせて「とべまち」を完成させるもいいと思います。
大きな点数になるのは同じ色で「とべまち」を完成させる「とべまちマスター」なのでこれを目指すのが定石とも言えますし、組み合わせが悪いくらいなら「3」といった基本点の大きなカードを狙いに行くもの作戦とも言えます。
こればかりは実際やってみないと分からないですし、実はこの会以前に一回戸部まち地域王をプレイしたことがあったのですが、難しいと感じていたので、当日も順調にできるかちょっと不安にはなっていました。

当日は、3人1テーブルで対戦をして、初めのうちはルールを確認しながらやっていったのですが、わかってくるとスピードもアップしていって、山札の戸部まちの魅力を見ながら、自分の欲しいカードを集めていくゲーム性にはまっていったように感じました。
先の不安は払しょくされて、皆さん楽しんでプレイしていて発案者としてもうれしく思いました。

結果発表と感想

皆さんの点数

参加者は6名で一番左の点数は西区今昔かるた、右二つは地域王の点数です。
かるたは先ほども言ったように3名が10枚獲得し、三つ巴の戦い
戸部まち地域王は大体皆さん1回目より2回目のほうが点数が上がっている様子で(私はなんで落ちたのかな???)ゲーム性を理解して駆け引きを楽しめた様子でした。2回とも高得点の「とべまちマスター」をそろえた、「ことだまーと」さんが第一回Yocco18杯(名称は未定)の優勝者となりました。

表彰 Yocco18より提供
美濃屋のおかきを用意しました

優勝賞品として、横浜のお土産で買いそうな横浜美濃屋あられのおかきを用意しました。ちょっとずつ豪華にしていきたいですね🤔

最後に参加者からの感想を聞きました。
「西区今昔かるたの解説を聞いて、より興味を持った」
「遊んでいるだけで勉強になった」
「他の区のかるたもやってみたい」
「今昔かるたは今と昔があるのが面白い」
「西区は変化が大きい町で驚いた」
「地域王はゲーム性があってもっと戦略を深めていきたい」
「知らない場所があったり、行ったことがない場所があったのでさらに西区に対して興味や知識を深めていきたい」
と好評な体験会でした。

今後の展望

地域王に関しては実際支援した人でもプレイしたことがないといった点でも今後多方面で体験会や大会があると地域王にさらに広がりが出てくると感じました。
また、西区今昔かるただけでなく、金沢区の「かなかる」や保土ケ谷区帷子小学校でもかるたを制作していたりと、市内の色々な場所でかるたがあり、今後色々な区のかるたを集めて体験会というものも面白いなと感じました。
その際は、手広く参加できるよう一般参加も可能な形態も検討事項に入ってくると思います。
また、私自身としては「かるた」や「地域王」といった既存ツールをみんなでプレイしようという企画だけでなく、Yocco18や横浜を使った学ぶ機会を今後も提案していこうと考えています。具体策は検討中ですがファンコミュニティ内での学び合いや横浜に興味を持っている人がYocco18を通じてさらに横浜に詳しくなれるような機会を用意できればと思いますので、よろしければファンコミュニティの方にも余力があればご加入していただければと思います。(Yocco18さんが企画されている社会見学やよっこクリーンも毎回和気あいあいと楽しんでいるので興味があれば…!)

また、今後ともよろしくお願いいたします。
では!

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