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横浜えきまつりについて思うこと

日頃よりお世話になっております。
西沢です。

年に10月の1日ごろから大体14日くらいまでの2週間、日本で5番目に多い乗降客数を誇り、永遠に未完である様から東洋のサクラダファミリアだと言われ、拡張を続けるのを皮肉るようにとある駅が拡張し続ける世界線の物語である「横浜駅SF」が人気を博すなど、多くの人が愛してやまない駅「横浜駅」にて奇祭「横浜えきまつり」が毎年開催されている。
10月14日の鉄道の日に合わせて、横浜駅周辺の商業施設が協賛して行われるイベントであり、一見パンフレットを見ると商業施設が鉄道にちなんだ商品を出していたり、イベントブースでステージをやっていたり、鉄道部品を販売したり、スタンプラリーを開催してたり、何らおかしいところはないのである。
ところでこのスタンプラリーってどこを巡るのかい???


横浜駅周辺の商業施設です


デジタルスタンプラリーの概要

2024年第12回の概要です。
期間 10月1日~14日 各日10時~19時半(最終日のみ19時まで)
参加方法 エキタグをダウンロードの上、ラリーポイントでタッチする

3個のスタンプが集まるたびに、1回抽選、15か所回ると追加で1回抽選に参加できる(1日最大6回抽選に参加できる)

賞品
1等 クーポン券3000円分(100名)
2等 クーポン券500円分(1000名)
横浜お楽しみ賞(11名) 協賛ホテルの食事券等
横浜えきまつり賞(10名) オリジナル電車ケーキ
1回抽選に参加するたびに鉄道キャラクターの壁紙のプレゼント
*引き換え方法はパンフ・エキタグアプリを参照ください

ラリーポイント
西口
・シャル横浜 ・相鉄ジョイナス 
・CeeUヨコハマ ・NEWoMan横浜
・ハマボールイアス ・横浜高島屋 
・横浜ビブレ ・横浜モアーズ

2023年の平沼から

東口
・アソビル ・崎陽軒本店 
・スカイビル ・そごう横浜
・ベイクォーター ・横浜ポルタ 
・ルミネ横浜

2023年のそごうとマルイの間くらい

デジタルスタンプラリーの鬼畜さ

さて、このスタンプラリー商業施設巡るっていってもそんな難易度高くないんでしょ? ってやったことがない方はそう思っているのでしょうが、
もちろん、スタンプ3個で一回抽選できるので、無理しなければ、やるのは簡単なのですが、全箇所を回ろうとするならば、一般成人男性の西沢でさえ、一日で巡るのに7千歩以上、1時間はかかっています。
「でもまあ、疲れるから何回かに分けて期間内に数か所回ればコンプできるのでしょう?」
と思ったら…

それは大間違いです

このスタンプラリー1日ごとにリセットされる仕様で抽選は毎日できるメリットがあるのですが、逆にいえば一日でコンプリートしないといけないという仕様です。これは一仕事ですね。
でも、そんなにラリーポイントないんでしょう?って思う方もいるかもしれませんが、今年は15か所と結構多いです。
位置関係がわからない人も多いと思うのでぴんと来ていないかと思いますが、こう思うでしょう?
「でも、駅周辺なんだから、そんなに歩かないんでしょ?」
いや歩きます。

グーグルマップ

地図を見てみます。赤丸で囲んだ二つは西口の端にある、「CeeUヨコハマ」と例年離れ小島となっている東口の「ベイクォーター」です。
直線距離で1キロ弱あります。
まあ直線で行けるはずもないので1キロ以上は歩く計算になります。
てか、横浜駅の周辺って広くね?ってなると思います。いやなれ。
また、スタンプラリーができる時間も10時から19時半と人の絶えない時間帯に限られており、人混みをかいくぐりながら集めるさまは軍隊の行軍のようにも思えてきます。
気楽な気分で全部回ろうとするなら体力も気力も奪われます。
まあ、ここまで脅してはきたのですが、クーポン券が欲しいとかそういうのが無くて、壁紙が欲しいだけなら、一日数か所回って、何回か抽選してみて、お目当てのキャラの壁紙を集めるのも作戦なんだろうと思います。
もちろん、クーポン券が欲しいなら、1日の抽選会数が多ければ多いほど当たる傾向にあるので全部一日で回ることをお勧めします。

ラリーの変遷

このラリーですが時を経て、形式から参加店舗まで色々変わっています。横浜駅が変化し続けると言う事は、参加店舗も変わっているという事ですね。
初期から2019年まで
えきまつりが始まった頃からコロナ禍に入るまでは横浜駅に入出場記憶のある交通系ICカードを専用の端末にタッチする事で、スタンプが貯まりました。この時、一緒に各店舗で使えるクーポン券がレシートのように出てきて、「ムービルの鑑賞100円引き」だとか、「カフェ割引券(ジョイナスのCAFE LA MILLE)」、運がいいと「横浜ルミネのミスターワッフル一個無料券」なんてものもありました。
ただ、専用端末にカードをかざす従来型は時間がかかり、(高島屋とそごう等は2台設置されていたが多くの店舗では1台しか設置されていなかったため、列をなしていた)レシートが毎回発券されることでの、ごみの増加とロール紙を補充する人員の用意など、憶測になるのですが、大変だったと思われ、コロナで2020年が中止になったことを機にオペレーションは大きく変わっていきます。
因みにこの当時はシャル横浜やNEWoMan横浜はまだ、シャル建て替えの時期で存在せず、ハマボールも参加していなかったために西口の難易度は若干優しめだった記憶があります。東口はあまり店舗数は変わっていないのですが、マルイが入っていたことと、それに伴いスカイビルが10階にラリースポットがあったため、距離の遠い「ベイクォーター」行きにくい「スカイビル」が個人的に難易度を上げていたなと感じています。
(あと、2等の当選本数もこのころのほうが当たりやすかったため、ほんとに全部回るころにはクーポン券がかなりの確率で当選していました)

2021年から2023年まで
この年からタッチラリーは大きく変わります。ICカードをタッチする方式からスマホでラリー所にあるQRコードをかざしてスタンプを押す方式に変わりました。
しかし、この方式、抜け道を考え出してQRコードを撮影し、位置情報を誤魔化す輩も居たためか、反射フィルムを使用して撮影しにくくしたり、QRコードを定期的に変えていたりと結構対策に苦労していたようです()
このころにはパネルを置くだけでよくなったためか、西口ですと「ハマボール」が対象店舗に加わり、新規で開業した「シャル横浜」や「NEWoMan横浜」も横浜駅の商業施設の一員として加わりました。
東口は、原鉄道模型博物館の関係で「横浜三井ビルディング」も対象だったので、東口が「ベイクォーター」から「三井ビルディング」の幅の広さで難易度が上がりました。

2024年
12回の今回からエキタグを使用してのラリーとなりました。アプリを入れなければいけないというハードルは上がりましたが、QRコードをかざすのとは違いちゃんと巡れるという対策がしっかりとられていると考えられています。アプリの読み取りのタップのタイミングで読み込んでくれないことが多々あるので、少し面倒ですが、それでも2019年以前よりもスピーディーに確実にスタンプを押せるのでよくなったと思います。
因みに今年のラリーは西口が今までで一番大変になりました。
まず、昨年秋に開業した「CeeUヨコハマ」が今回からラリーポイントになったため、西口エリアが広がりました。従来1階にラリーポイントがあった高島屋が2023年より7階の横濱001横(高島屋友の会カウンターの向い側くらい)に変更され、引き続き面倒な場所にあること、ジョイナスが相鉄口の地下付近にある「三角広場」から「ホテル前広場」(旧ダイヤモンド地下街のヨドバシの地下正面入り口付近、有隣堂やベイスターズショップが近くにある)に変更され、五番街の通りやすいルートから若干外されたのも面倒なポイントです。
また、モアーズが現在下層階にてテナント改修中のため、出入り口が正面のみに制限されているもの痛いところです。(西口で遠いハマボールが4階とかではなく、1階にある事が救いのような気がします)
東口は三井ビルディングが今回対象外になったので少し楽になりました。ラリーポイントもそんなに変わっていないのでいつも通り行けるものいいですね。

今回の西沢的攻略法

よくよく考えたら、もう後半戦なのでやってる人は各々で最適解を見つけているとは思いますが、個人的な回り方を偏見で考えてみました。

平面でざっくりなのでこれで行くと事故ります

まず、西口から回ります。
高島屋(7階まで上がりスタート)→降りて五番街経由ビブレへ(1階インフォ)→CeeUヨコハマ(2階エスカレーター前)→北幸側へ北上しつつ2階出口から目の前の信号を渡って橋を渡る→ハマボールイアス(1階エントランス)→ベイシェラトン方面へ進む(どっかで地下に降りる)→ジョイナス(B1階ホテル前広場)→旧ダイヤモンド地下街を直進(旧馬の背で1階に上がる)→NEWoMan横浜(1階インフォメーション前)→再び地下へ降りて北上→シャル横浜(B1コインロッカー前)→また上がってモアーズ(3階エスカレーター前)→きた西口より自由通路を通って東口へ(ベイクォーターウォークへ進む)→ベイクォーター(3階スタバ前)→かもめ橋を通って地下へ降りる→そごう(地下2階正面入り口)→スカイビル(地下2階エントランス横)→向い側にポルタがある(美容の館グレース前)→飲食店街の通りを抜ける→崎陽軒本店(B1アリババ前)→階段を上がってアソビルへ向かう→アソビル(1階横丁ステージ付近)→戻ってルミネへ向かう(1階カードカウンター前)

簡単ですね🤔🤔🤔
西口はビブレ、CeeUヨコハマ、ハマボールが以外にまとまっていて回りやすい印象があります。階段の上り下りがきついと思うなら、NEWoManとシャルを入れ替えるもの手だと思います。高島屋の場所が大変のを除けばある程度一筆で行けますね。
東口はそごう、スカイビル、ポルタがまとまっていますし、同フロアで崎陽軒本店があるので基軸をたてて、最後にベイクォーターをクリアできれば楽に行ける印象です。
中央通路は通っていないので混雑は若干避けてはいますが、それぞれでいいルートがあれば検討するのも楽しいですよ()

横浜えきまつりへの思い

西沢が横浜駅に詳しくなれたのも横浜えきまつりが一番大きいと感じています。
タッチラリーの景品である、クーポン券は当時金欠大学生西沢のお財布の足しになったほか(2018年は1等1回、2等6回の計4000円分獲得していた模様)

割引券きっかけで入ったCAFEラミルが気に入って、その後えきまつり関係なく、サークルの後輩と行ったりと、遠回しに横浜駅ライフを充実させてきた思い出があります。

タッチラリーの他にも、以前推し弁という企画があって、全然投稿数もなかったのか、見事に選りすぐりグルメ(お菓子)をゲットしたこともあるほか、2年前にはエフヨコの「PRIMETIME」の番組イベントを見に行ったりと、鉄道だけじゃない楽しみ方もいっぱいあります。


鉄道関連で言えば、駅員さんのステージを見ていたり、鉄道部品を見て回ったりもよくしていますね。

あとはいわずもがな、そうにゃんをはじめとした鉄道キャラを見てきたってところですかね、各社のキャラクターを拝める機会は多くはないので、今まで何年もかけて通ってきた思い出深いイベントです。
24年の今年は10月12日土曜に南北通路特設会場にて鉄道キャラ大集合イベントが予定されています。あそこに移動してから、中央通路より人は少ないですが、狭い分人で密集するため場所取り合戦が勃発しているので、気をつけてくださいね。

最後に

横浜えきまつりについていろいろ書きましたが、終わったイベントも多いですが、まだ14日までイベントは続くので、3連休とかにタッチラリーを巡るものいいですし、12日のキャラ大集合や13日のPRIMETIME番組イベントを見に行くのもいいかもしれないですね。

そういえば、24年10月12日のアド街って横浜駅でしたね。
騒ぐ前に騒いでおけばいいんだろっていうノリで軽く書きます。
「横浜駅先輩は~すごくすっごく、大きいです!
高島屋の地下で美味しいものいっぱい買えます!
ジョイナスで本も応援グッズも色々買えます!
そごうの大時計はみるとなんだか、すっごくワクワクします!
崎陽軒本店はみんなのご褒美です!
ラリー店以外にも電器屋さんを見てるといくらあっても時間が足りません!
飲食店もカフェもいっぱいい~っぱいあります!
どんなに横浜駅が変わっていってもずっとずーっと横浜駅が大好きです!」
by小宮果〇(CV:河野ひ〇り)

エブリイモーメント!あっというまの時の中で、風のまたたきを感じながら成長し続ける横浜駅をめぐる、ハッピーファニーラッキーな時間をどうか楽しんでくださいね。

お相手は西沢でした。ばょばょ。

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