韓国ドラマ「椿の花咲く頃」のロケ地
題名にある「椿の花咲く頃」というドラマを現在夫と一緒に視聴中です。
1月末に家族旅行に行って来たのですが、韓国の東海岸の海辺の町ソクチョに行った後、どんどん南下し港の工業都市である浦項(ポハン)に立ち寄りました。
そこでは去年夫と楽しく視聴した「海街チャチャチャ」のロケ地によりました。
でもここは思ったより見るものが無くて…(期待外れかなー?)
更に南下し九龍浦(クリョンポ)という町に行って来ました。
この九龍浦(クリョンポ)という港町がとても楽しかった!
この町は「椿の花咲く頃」っていうドラマのロケ地だと言うことをその時知りました。
もともと植民地時代に日本人が入植して住んでいた町で、九龍浦(クリョンポ)には日本人家屋通りという場所があり、日本っぽい古い木造住宅などが目につきます。
そして通りの裏の丘の上にはとても綺麗な公園があって、九匹の龍のオブジェが飾られておりました。
(眺めが綺麗すぎる💛→ 済州島を思い出しました。)
もともとこの場所は日本人が神社を祀っていた場所だったそうですが、今は神社は無くなっており、韓国風の祠のようなものがありました。
敗戦後に日本人が立ち去ってからは、日本植民時代の痕跡を無くそうということで日本風の家屋も大分取り壊されたりしたらしいのですが、
歴史の記録と共にこの通りを再生しようという話が2011年頃(?)出てきたらしく、
その頃日本の福岡の韓国領事館で働いていた方が渡ってこられて、古くなった日本家屋を改造してカフェにしたり、日本の着物を着て街を散歩することが出来る体験館みたいなものを準備なさったりして、この街を復興させたとうことでした。
さっそくその体験館で娘が着物を着てみました。
その時に着付けをして下さったのが日本に20年以上住んでて福岡から渡ってこられたというお姉さんで、親切に色々とお話を聞かせてくれたのです💛
今春に中学生になる娘は、以前から民俗村や慶福宮にいって、外国の方々が韓服を着てるのを見て「自分も着たい~。」といってたのですが、
その頃勿体ない症&ケチだった私はそんな娘の欲求を無視してました。
(ごめん^^:)
なので今回は悔いのないように「着てみたかったら着ていいよ!」といいました。
といってもここでの着物体験は子供7000ウォン(約700ウォン)とかなりお安かったんですけど!(着なきゃ損かも)
街を一周しましたが、歩くのがかなり大変だと言ってました(笑)
日本の方が住んでいた家屋が博物館みたいになっていて、その当時この街に住んでいた方々のインタビュー映像などが流れていました。
もう80歳を超えている方々ですが、生まれ育ったこの街を懐かしみ「九龍浦の会」という集まりを作ってらっしゃるそうです。
暖かな陽だまりを感じる平和な港町はきっと素敵な故郷の記憶に違いないだろうな…と感じました。
私と夫は旅行を終えてから「椿の花咲く頃」というドラマを見始めましたが、この通りがところどころで出てきます~!
蟹で有名な地域なので蟹のオブジェが至る所にありましたが、ドラマにも蟹が沢山出てきます。
蟹おでんが美味しそうだった🤤
次回は「椿の花咲く頃」の感想を書いてみたいです!