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生き地獄の中でも明るい未来を描くのは可能だということを教えてくれた本

昨日夜寝る前に、突然頭の中にあるメッセージが浮かんだのですが、その内容を伝えて欲しいと感じたので、ここに載せてみます。

​数年前に一冊の本を読んだのですが、アフリカのルワンダという国で起きた大虐殺に関する内容で、その虐殺で生き残った女性が書いた本でした。

​本の題名:生かされて
著者:Ilibagiza、Immaculée

<本のあらすじ>​

1994年、「永遠の春」と呼ばれたルワンダで大量虐殺が起こった。
人口比9割のフツ族が突如ツチ族に襲いかかり、100日間で100万人の人々を殺したのだ。牧師の家の狭いトイレに7人の女性と身を隠した著者は、迫り来る恐怖と空腹に負けず、奇跡的に生き延びた。祈りの力によって、希望の光を灯したその後の彼女は、虐殺者たちをも許す境地に達する……。心揺さぶる感動の書、待望の文庫化。

​出典:アマゾンジャパン

​もともとこの本のテーマは「赦し」でしたが、私が昨日受け取ったメッセージは他の部分に焦点を当てていました。

​この女性は、100日近い間(とても昔に読んだのでハッキリ覚えてはいませんが)狭いトイレの中で7人の女性たちと恐怖に震えながら、うずくまって体を伸ばすこともできず、食べることもほとんどできない状態で過ごしました。​

その虐殺はもともと平和に過ごしていた2つの部族のうちの一方が、突然悪霊に取りつかれたように豹変し、家族のように過ごしていた人々を殺し始めたという、ホラー映画のような内容でした。​

本を読む間もずっと「なんで読み始めちゃったのかな…汗」と感じるほど残酷な内容でした。(ホラーやスプラッタがダメな人TT)​

その女性はトイレで隠れている間、家の周りで起きている虐殺の叫び声を聞いていたり、自分の兄が斧で頭を打ちくだかれ、脳がはみでて死んだという話を聞いたり(露骨な表現でスミマセンTT)、いつ追跡者に見つかって殺されるかわからないという焦燥感の中、生地獄のような状況で過ごしていました。

​しかし、その状況の中で彼女がしたのは「明るい未来のビジョンをイメージすること」だったんです。​

彼女は常に祈りながら明るい未来を頭の中で描いていくのを止めませんでした。​

そして虐殺が終わった後、頭の中でイメージしたように、ある男性に出会い、アメリカに渡って幸せな人生を手にすることになりました。

彼女が苦境の中でも明るい未来を描く力を失わなかったというのが、私にとっては大きな衝撃でした。

そして残酷な状況の後で、自分に起きたすべての記憶をみな許し受け入れることができた強靭さも、彼女のそんなパワーから出て来るのではないかと思った次第です。

「今…そんな力を発揮してほしい」というメッセージを天が私たちに伝えているように感じました。

「そういった極限の状況の中でも明るいビジョンをイメージする力を人間は持っているとういうこと。そして未来に向けるエネルギー的創造は常に可能であることを知ってほしい。そのような力を活用してほしい…。」

おそらく天はそのようなことを伝えたいようです。

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