余白というか余色。
自分はすべてのことを決めたがる性質があるし
時間とか段取りとかなんてものは特に、
自分のリズムやタイミングから外れていくとストレスを感じるタイプ。
自分の仕事であれば、自分なりの進め方すればいいのですが、
メンバーの仕事となると、そうもいかない。
経験上、表に出していなかったりしてますが(出てるかも)、
内側では悶々として、心の中でため息連発。そんなことザラである。
もちろん、自分が100%正しいとは思っていないし、
相手の考え方や時間は尊重したい。
でも、やっぱりワガママな自分もいる。正論が出てきてしまう。
でも、メンバーの成長や経験を考えると・・・でもでも。
こんな性質ループは日常のひとこま。
でも最近思ったんです。
自分のリズムとかタイミングにこだわるのって、
自分が心地良いだけだなって。
そこには新しい気づきもサプライズも存在しない。
感情の起伏もなければ、刺激もない。
心地良いって安定の極みだなって。
余白というより余色。
所謂、補色だ。
自分にはない性質(色)をうまく組み込むことは、
互いの色を引き立て合う相乗効果(補色調和)を生み出していく。
相乗効果とハレーションは紙一重で、人間関係に似ている。
「余白を作る。」よりも「余色を作る。」
こちらの方がしっくりくる。
自分が持っていない色を周りから取り込んでいく。
「色」という表現はあくまで比喩であり、
言葉や表情や性格や感覚、価値観や生き方、なんでもいい。
自分にはないモノをあるヒトや持つコトから取り込んでいく。
自分が引き立っているのであれば、きっと相手のことも引き立てられる。