ぬきたしを完走した感想
この記事はQruppoの処女作『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳(わたし)はどうすりゃいいですか？』の感想＋販促記事です。
『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳(わたし)はどうすりゃいいですか？2』の記事はまた別で書きたいと思います。
こういう文章の体裁とか全然わからないため、面白かったシーンとか設定をつらつらと書き連ねていくだけですが、この記事の前半は共通√のネタバレ、後半は物語全体・各ヒロイン√のネタバレも含まれているため、もし購入を検討している人は注意して読んでください。
体験版を先にプレイしていると共通√のネタバレをあまり気にせずに読めるかもしれないです。
こんなの書いている間にスス子√に関するナマ放送がきて、早くスス子とイチャイチャしたくなってしまった。すすこすこ(8月10日)
あらすじ
「もしも抜きゲーみたいな島が本当にあったら？」
青藍島・・・「性乱島」の別名を持つこの島では、
「ドスケベ条例」によってドスケベセックスが強く推奨されていた。
処女厨を自称する主人公は様々な理由でセックスを避けるヒロインたちと
逃げ回る日々を送っていたのだが、そこらじゅう
ビッチ＆やりまくりのこの島で逃げ切れるはずもなく・・・！
主人公たちは乱発するドスケベハプニングに次々巻き込まれていく！！
彼ら彼女らの明日はどっちだ！？
※ぬきたしホームページより引用
全体の感想
抜きゲーみたいな島ではあるが抜きゲーではない。むしろストーリー重視の泣きゲー。モブたちのセリフはよく練られていて、失笑もあれば腹を抱えて笑えるパワーワードもある。その側面でバカゲーでもあるといえる。今までバカゲーだったのに、突然クソ重い過去話をぶっこんでくる事もあり、温度差でグッピーが死ぬ。
作中でながれるBGMもかっこいいのが多く、
特にお気に入りは『Sentence know』『Alea iacta est!』あたり。
キャラクター
ここでは簡単な主人公やヒロインたちの紹介、ゲームをプレイして感じたこと、好きな点を挙げていきます。
各キャラクターの詳細な紹介はホームページとかwikiとか参照してください。
反交尾勢力NLNS
橘 淳之介(たちばな じゅんのすけ) CV:なし
水乃月学園A等部2年生の主人公。両親を交通事故で失っており妹と共に祖父母の家がある青藍島に越してきた。事情によりセックスを拒否したい人を助ける秘密組織NLNS(No Love No Sex)を作りメンバーを集める。重度の処女厨。3Dプリンタを使いオナホを作る趣味があり、それが転じて敵対組織であるSS(学園の生徒会と風紀委員会)・公益社団法人SHOと戦うための武器であるT-A-E(バイブやオナホなどのアダルトグッズに模した武器)を制作している。
序盤は戦闘・作戦立案・現場指揮・武器の作成など非常に頼りがいがある。
中盤から後半にかけては、戦闘や作戦立案の面で後述するメインヒロインの一人である片桐奈々瀬が同じぐらいのレベルになり、そこを気にする場面もある。選ぶ√によって戦闘力がかなり違い、とある√では無敵の強さを誇る。
のちに判明するが、
・幼いころにとある理由でいじめられていた
・その時支えてくれた少女に取り返しのつかないことをしてしまった
・とある理由について励ましてくれた女性が別の理由で島の住民に迫害さ れ、最終的には命を落としてしまった
これらが根の深いトラウマになっており、それに深く関わっているドスケベ条例を廃止することを企てている。
プレイした感想としては、作中では比較的常識人、ギャルゲ系の主人公たちの例に漏れず鈍感な一面もある。仲間に対する思いやりが非常に深く、さらには敵対しているSSメンバーの、条例廃止後の生活を心配するほど優しく熱い漢。CVは書かれていないが2ndOPで『行くぞ！エンゲージ！！』という声を聞ける、かっこいい。
渡会 ヒナミ(わたらい ひなみ) CV:飴川紫乃
ロリ。
と見せかけて、実はメインヒロインたちの中で最年長のA等部3年生。この見た目に反して勉強は学年TOPクラス。タイトルの貧乳(わたし)とは彼女の事。
本人は貧乳でブスだからセックスに誘われないと思っているが、この外見と体格によりドスケベ条例の対象外になるロリだと勘違いされ、誘われていなかった。性に対する知識もほとんどなく、これらの理由から、飛び級ではないかと噂されており、後輩・同級生からもロリ扱いされていた。そのため大人や先輩として扱われると非常に喜ぶ、チョロ可愛い。セックスには誘われないため本来NLNSに加入する必要はないが、加入した理由は後輩(淳之介達)に頼まれたため。身長の低さを補うために常にパイプ椅子を持ち歩いている。
実は作中最強レベルの強さ。1vs1では基本負けない。その理由は長年使い続けてきたパイプ椅子による椅子の加護がついているため。全ての攻撃に対して防御・カウンターをヒナミの意思にかかわらず行うことができ、椅子が手から離れると敵の頭や顎、鳩尾に向かって飛んでいく。
プレイした感想としては、ママ、バブみ、母性の塊、聖母。登場人物全員に優しく、特に性人前からの友達であるSS幹部の糺川礼に対して特に優しい。子供として扱われたくないため、知ったかぶりなど背伸びしているところがとても可愛い。ロリと言われた際に言う『ロリじゃないですけど！』好き。
片桐 奈々瀬(かたぎり ななせ) CV:柳ひとみ
淳之介と同い年のA等部2年生。二人目のメインヒロイン。水乃月学園一のビッチギャル。金髪に左目の泣きぼくろが特徴的。学園の男子全員が穴兄弟、童貞700人切り、24時間耐久セックスなど数々の輝かしい業績があり、常に誰かとのセックスの予約が入っている。
ということになっているが、実は生娘。セックスの誘いをうまく躱すためにビッチギャルという噂を否定していない。淳之介と二人でNLNSを作る。NLNS最古参のメンバーの一人であり、淳之介にとって最初で最高の相棒。
料理など家事全般が得意で、家事代行サービスのバイトで橘家に通っている。パソコンをはじめとする機器全般が絶望的に苦手で、テレビの録画すら十分にできない。
コンプレックスである泣きぼくろに関すること以外は非常に寛容でヒナミと同様にバブみを感じられるが、ママというよりかはむしろ母親、オカンといった感じである。
戦闘面では、ビッチギャルと勘違いされていることを利用してT-A-Eを普段から持ち、SSやSHOからの逃走・戦闘を行う際にチームの先頭に立ち斥候を務める。画像のTENGA EGGもT-A-Eの一つ。長年逃げ切ってきた経験と、もともとの頭の良さを活かし、作戦立案やT-A-Eのアイデアを提供している。
プレイした感想として、個人的にメインヒロインの中で一番好き。とても家庭的で尽くすタイプの彼女。ビッチギャルのふりをしている割には非常に初心。ただし性に関する知識はしっかりあり、勘違いすることも度々。そのたびに照れ隠しをしている。照れ顔ぐるぐる目が似合う。口癖は『～なのだわ』好きなのだわ。
畔 美岬(ほとり みさき) CV:こはる凪
淳之介と同い年のA等部2年生。三人目のメインヒロイン。影が非常に薄く、周囲の人に気づかれないため自然とセックスから逃れられている。文学作品が好きで、漱石の本を読んで想像を膨らませる。
子供のころから青藍島に住んでいることで、セックスから逃げるために様々な乗り物を乗りこなすことができる。その中でも登下校に使用している自転車は山中を難なく進むことや、二人乗りでも驚くべき速度を出すことができる。自分では気づいていないが非常に前向きな性格で、メンタルが異様に強い。
自身のぽっちゃりした体型がコンプレックスであり、裸にならないためにセックスから逃げている。ただ、顔がよく性格も大人しいため、淳之介のタイプだったといわれている。
前述した文学少女、前向き、メンタルの強さ、影の薄さなど様々な特徴があるが、実は作中一番のやべー奴。
・読んでいる文学作品とは、漱石は漱石でも青藍島に住んでいる作家
アクメ漱石の『吾輩はタチである』
・青藍島の住民らしい下ネタへの知識の偏りからくる、欠片も空気が読めない下ネタをぶちかます
・影の薄さを利用し、発情したからと言って他人の家のリビングでオナニーをする
・どうせよけるだろうと、生身の敵に対してトラックで突っ込む
・克服するという目的で自分の弱点を考える時に、突然アナルが弱点などと言い出す
など挙げると切りがないほどにキャラが濃い。やはり生粋の青藍島の住民といった感じだろう。
戦闘面では、武術の達人レベルの影の薄さとどんな乗り物も乗りこなせるという特技から、逃走の際の運転手を担う。
プレイした感想として、どんな住民よりもやばいやつという印象が強い。公式でクソ女を固有名詞にした女である。自分の√だけでなく他のヒロインの√でも強烈な存在感を放っている。
橘 麻沙音(たちばな あさね) CV:そらまめ。
淳之介の妹でA等部1年生。攻略することはできない。勉強は非常に苦手で九九は六割できるらしい。エロゲとプログラミングが趣味で、プログラミングの技術は、AVの嬌声に反応して全自動オナホを制御できるようなソフトを一人で作ることができる。年上とビッチが好きで、奈々瀬がど真ん中ストライクらしい。
実は同性愛者であり、それが原因で兄と同様に小さいころいじめられていた。それに加えて元々気が小さいこと、両親が目の前で事故死してしまったことにより、コミュ障とひきこもり気味になってしまった。
同性愛者であるが同時に残った唯一の家族である兄が大好きで、夢は兄と兄の彼女と3Pをすること。美岬のヤバさに気づいており、下ネタとデブ自虐に対し冷たく厳しい態度を取る。
戦闘面では、運動ができないことと高いプログラミング技術を使い、戦闘に必要な機器のソフト作成と戦闘中のオペレーティングを行う。
プレイした感想として、無印ぬきたしでは攻略ができず、ほか√でも夢である3Pを行うことができないため、攻略するためにはぬきたし2をプレイしなければいけない。声優さんの活舌がえげつなく、オタク特有の早口台詞がとても好き。
SS(水乃月学園生徒会、風紀委員会)
冷泉院 桐香(れいぜいいん とうか) CV:花澤さくら
サブヒロイン。麻沙音と同い年のA等部1年生でありながら、水乃月学園の生徒会長兼SSリーダー、SSビッグスリーのうちの一人。おっとりしたしゃべり方をしているが威圧感とカリスマは圧倒的。セックスをすることでお互いを理解することができるということを信条にしている。
プレイした感想として、非常にかわいい。しゃべり方と笑顔が可愛すぎる。淳之介に異様に執着していて何度もSSに勧誘してくる、堕ちる。サブヒロインのため結ばれることはないが、NTR(寝取られ)が性癖のためある√では、麻沙音も成し遂げられなかった3Pを達成する。ぬきたし2ではメインヒロインの一人のため気になった人は購入をお勧めする。
糺川 礼(ただすがわ れい) CV:水野七海
サブヒロイン。ヒナミと同い年のA等部3年生。水乃月学園の風紀委員長兼SS戦闘部隊大隊長、SSビッグスリーのうちの一人。SS新人への訓練教官も任されており、自分にも他人にも厳しい性格。風紀委員として、NLNSのようなドスケベ条例に従わない非性産者を確保し、処罰する。
SSの訓練では軍隊並みの非常にスパルタな一面を見せるとともに、テンポのいい淫語を交えた罵倒を行う。
戦闘面では、画像のようなハンドガンとナイフを使う近接戦闘を得意とし、さらに指揮能力にも長けており、冷静に戦況を判断することができる。
プレイした感想として、個人的にサブヒロインで一番好き。ヒナミが関わると強く出られないほどヒナミに弱く、淳之介と共にバブバブしている。泣き上戸、幼児退行、特撮オタ、少女漫画好きなどSSの時の冷静な教官は見る影もなく、ギャップで萌えまくる。会長と同じくぬきたし2でメインヒロインとしての√がある。
女部田 郁子(おなぶた いくこ) CV:倉田ありあ
サブヒロイン。淳之介と同い年のA等部2年生。SS一番隊隊長、SSビッグスリーのうちの一人。曲者ぞろいの尖兵部隊である一番隊を従える隊長。ニップレスだけという狂った服装をしている。見た目と名前に違わず性欲も半端ない。
戦闘面では、画像の逆刃刀と縮地法を用いて高速戦闘を行う。さらには寝技も習得しており、寝技のほうが得意らしい。
実は、作中でトップの常識人。くせ毛が唯一かつ最大の弱点であり、見たものは無事に帰れないといわれるほどのコンプレックス。画像でも十分くせがあるが寝起きは鳥の巣らしい。
プレイした感想として、性欲が強いことを除けば一途の乙女であり、壮絶な過去も関係してか、ある√では弱弱しい郁子を見ることができる。ぬきたし2では他SSビッグスリーと同じようにメインヒロイン√がある。
SSは特別奨学金を受け取ることができるため、金銭に困っている生徒が多く集まるため、過去に何かしらの闇を抱えた人が多い。
以下特大ネタバレ注意
ここからは物語に深くかかわるネタバレと各ヒロイン√についての感想を書いていくため、購入予定がある人や自分で見てみたい、楽しみたいという方は記事を閉じて本編をプレイして、クリアしてから戻ってきてください。
淡色の髪の少女 CV:沢野ぽぷら
度々主人公たちの危機を救ってきたスナイパーライフルを担いだ謎の少女。常に和服であり、狙撃の腕は達人級で相手との距離がいくら離れていても命中させる。
その正体は本作のTrue Endといえる、グランド√のメインヒロイン。
舞台である青藍島を作ったといっても差し支えない、ドスケベ条例の制定者仁浦県知事の隠し子でありながら、NLNSに出資している謎の老人である防人老人が捜索を要求している、孫娘の琴寄 文乃(ことよせ ふみの)である。
学園に通っているが名前も異なり、戸籍上で男子になっているため、NLNSのメンバーは見つけることができなかった。以上の事から物語の根幹にかかわるヒロインであり、「ドスケベ条例を根底から覆す」存在である。
どの√でもNLNSが彼女を救い出すために動くが、グランド√では先に淳之介と会っており、友好を深めていた。
プレイした感想として、可愛さと美しさを備えている。忠犬、小型犬が表現として最高。むべむべ...さらに泣ける。むべむべ...大感動物語。ほかのヒロインと違う可愛さ。ぬっへっへって笑い方も大好き。ほっぺたムニムニしたいし、照れ顔も可愛い。ほっぺの汗を舐めたい。淳之介の大黒柱シャツも彼T感が似合ってて可愛い。男装もかわいい。ただ、ドスケベジャンヌダルクってあだ名はかわいそう可愛い。
各ヒロイン√感想
奈々瀬√→ヒナミ√→美岬√→文乃√の順で攻略しました。
この順番に沿ってネタバレを含む感想を書いていきたいと思います。
奈々瀬√
奈々瀬√の特徴として、とにかく淳之介がダメ男になっていく。それもそのはず奈々瀬が淳之介に対して甘すぎることが原因。母親が過ぎる。いくら初恋の人であれさすがに何でもかんでも頼みすぎである。どの√でも奈々瀬はあの時突き放してしまった淳之介を思い続け、叶うことのない恋心を抱き続ける。見た目に反する一途の乙女の可愛さが萌える。
ちなみにこの√で淳之介は尻にエネマグラ型USB、乳首にローター型収音機をつけてSHO本社ビルに乗り込む。
淳之介も淳之介で過去奈々瀬にレイプ紛いの事をしてしまったことを気に病み、その原因を作ったドスケベ条例を廃止させ、改めて奈々瀬と分かり合うことで、コンプレックスである巨根を克服し、性欲の権化になる。にしても奈々瀬√は特殊なセックスが多い気がするのだわ...会長に挿入れながら奈々瀬とイチャイチャする。まぁこれは会長のNTR性癖も関係しているのだが。その際に判明するが、この√では奈々瀬でしか勃たないインポになっている。
二人は過去を清算し、幸せになっていくが、文乃が救われない√でもある。グランド√をやるとわかるが、防人老人に文乃を引き渡すと、地下に監禁され、十分な量の食事と水を与えられず、顔の半分が血にまみれるほど暴行を加えられ身じろぎすらできない状態になってしまう。さらにグランド√のような救いも存在しない。ドスケベ条例は廃止され。SSは解散になりメンバーは職を失い、島は観光資源を失い衰退していく。全エンディングの中で二人の関係以外はbad endだといえるだろう。
ヒナミ√
ヒナミ√またの名を礼√。伏線もすごい。半端ない感動泣きゲー√。この√では淳之介がSSに入ることで文乃の情報を集めようとする。その途中で、訓練教官である礼と仲良くなり、訓練生の同期とも関係を築いていく。この同期たちもかなりキャラが立っていて、SSを離れづらくなる原因となる。淳之介も自分が訓練生から正式メンバーになることを心から喜んでしまう。敵の立場に立ったことで見えてくる、ドスケベ条例を撤廃することの影響、何人のSSメンバーが今まで通りの生活を送れなくなるのかということを理解してしまう。
文乃奪還の時、最悪の形でSSと礼を裏切ることになってしまう。その裏切り行為が礼にとっても淳之介にとっても、深い心の傷になる。見ているだけで心が痛くなってくる。
また、仁浦県知事と礼と協力し裏風俗の元締めでありながらアダルトグッズショップ「仮初めの被膜」の店長である手嶋と対決することになる。その後もう一度礼と対峙することになるのだが、この戦いもめちゃくちゃに感動する。
誰よりも壮絶な過去を持つ礼は、家族さらにはSSの仲間たちを守りたいという思いから望まない性行為を耐え続け、非性産者を無慈悲に処罰し続けた。そんな救われない礼を受け入れてくれる、居場所をくれる、そんな存在であるヒナミを聖母と言わずなんというか。ここがこの√ひいてはこのゲームTOPの泣き所である。
淳之介、ヒナミ、礼の三人の絆である熊のストラップと礼にもらったハンドガンを手に仁浦との最終決戦に臨む淳之介。礼の教えを守り、格上相手に不利な状況を背負わないために先手を打つ。礼の望みである条約撤廃後もSSの存続と県知事の手下になることを引き合いに出し、仲間たちの平穏と大切な人の笑顔を守るために、礼とヒナミを傷つけた条例をぶっ潰す。
激しい戦いの末仁浦に勝利し、SSの存続と二人の笑顔を手にした。
ちなみにこの√では文乃は右目を撃ち抜かれ失うことになる。痛々しい立ち絵は見るに堪えない...
美岬√
前述の通り、一番やばいやつ。隙を見せようもんなら下ネタのオンパレード。アサちゃんもデブをいじりまくる。そのため、√の内容も半端ないものになっているが、どのヒロインよりも淳之介とイチャイチャしている√である。もともと好みの性格をしていることもあり淳之介が童貞オタク特有の、「あいつ俺のことが好きなんじゃ」という思いを抱いている。顔はかわいい。
戦闘において持ち前の知識と移動能力で様々な作戦を実行に移すことができた。美岬の考えたドスケベオオカミ少年作戦ではNLNS全員で両手両足を挿入するという、島民でもやらないようなとんでもないドスケベ5Pをしたという嘘をつくが、本当にしたのかと疑われ
ませんでした。むしろ礼に『彼らはドスケベセックスの歴史を変えるかもしれない』と感心させるほどである。そのうわさが広がり、そんなプレイができる人間はもちろんいないため、セックスを遠ざけることに成功する。
この√では手嶋が、互いに分かり合える趣味を持つ親友の立ち位置になる。手嶋も淳之介の歴代彼女たち同様にダッチワイフに恋をしており、手嶋ミシェルという嫁がいる。
文乃奪還作戦でも、催淫効果のあるインクで落書きをしたダッチワイフたちを飛ばし、その軌道で山に五芒星を描くことで魔術的な効果でドスケベ結界を展開する。奪還後、文乃もいる状況で大胆な告白をしあう。この際に流れるBGMはメインヒロイン√の中で唯一の『非実在系女子達はどうすりゃいいですか』である。つまり、状況も相まってやはりギャグヒロイン扱いされていることがわかる。あー、だめだこいつら...まるで何も聞いていない。崖を90度の下り坂と捉えるのはおかしい。
この√では手嶋は親友だったが、結局今までと変わらず裏風俗を仕切っており、自身の持つイチモツで男女問わず洗脳していく。その結果SSは実質裏風俗側の戦力となる。郁子は唯一の居場所であったSSをクビにされ路頭に迷ってしまう。
このCGは普段の郁子からは想像できない哀愁にあふれており、このギャップに心打たれることだろう。いくら倒れてるからと言って全裸に剥いて座薬はないわ。淳之介はいじめられていた過去の自分と郁子を重ね、近くに理解者がいたことで救われた自分がいたことを思い出し、自分も同じように郁子に手を差し伸べ、NLNSに加入させることで郁子に新しい居場所を提供する。
可愛い。この√美岬より郁子の方が好き。
NLNSはもう一度文乃の奪還作戦を計画する。洗脳されているSS、SHOがいる島をどう攻略していくのかというと、吹っ切れた淳之介のイチモツで洗脳を解除するというもの。島の住民と片っ端からセックスすることで正常に戻していく淳之介だったが、ついには美岬以外では勃たなくなってしまう。そこで思いついたのが『No Misaki, No Sex』、セックスであれば美岬であるという暴論だった。島の住民であるモブを美岬に置き換えることで勃起することに成功する。そこで淳之介のアイデアとアサちゃんの技術によって開発されたのが、
MAR(Misaki AR) Qualia Protocol(メルクオリアプロトコル)である。
膨大な美岬の写真をモブに重ねて表示することで、世界の全てを美岬に塗り替える。愛の力が奇跡を起こしたといってるが頭がおかしい。このメルクオリアこそが作中の最強装備である。銃の発砲者を美岬にすることで軌道を見切り、弾幕をかいくぐる。さらには美岬の愛車として、装甲戦闘車愛風改を作成する。
本当に頭がおかしい。マジキチミラー号という言葉がぴったりである。
なんやかんやで文乃がヤクザの手から逃れ保護することができたが、逆にアサちゃんが攫われてしまう。助けに行くために敵の本拠地に大砲で吹っ飛ぶという、文字通りぶっ飛んだ作戦を決行する。メルクオリアやNLNSの味方、洗脳の解けたSSを活用し手嶋の手下を次々と倒していく。
手嶋と対峙し愛の力()を使い勝利、アサちゃんを取り返すことに成功する。ビルを爆破し共倒れを試みる手嶋に対し、乗り上げて来ていた愛風改で海に飛び込む淳之介達。無事麻沙音・仁浦を助け出したNLNS、県知事を辞任させドスケベ条例を撤廃、SSとSHOを存続させることに成功する。
この√でも文乃はヤクザから逃げる際に右目を失うことになる。ただやはり奈々瀬√よりかは救われたといえるだろう。
文乃√(グランド√)
NLNSの三人の√をクリアしNEW GAMEを選択するとプロローグが変わり、郁子との戦闘後に選択肢が追加される。本作のTrue End√。
この√でもやはり奈々瀬は淳之介のことを思い続けるのがつらい。
いままで成り行きで保護していたが、事前にSS一番隊に追われているところを淳之介が見つけ、協力してSSから逃げ切る。なぜ追われていたのか事情を聴くと、性人していない子供たちがヤクザに攫われ裏風俗の商品として使われていることを知る。そこで淳之介はNLNSの残りのメンバーに文乃の捜索を任せ、文乃の夜回りに同行し裏風俗をつぶすことを当面の目標とする。文乃の夜回り位置が幽霊の出現位置と被っていることから、文乃を幽霊だと勘違いしてビビる淳之介。
次の日風紀委員室に潜入し、文乃の情報を入手しようとするがビッグスリーが入ってきてしまい、三人から逃れるためにヒナミ√のようにSSに身を置くことになる。その夜文乃が幽霊かどうか確かめるために、着物をめくってもらうように頼む、めくりあげるCGなんでないんだよ。
SSの訓練に参加し、体を鍛える。礼に鍛えられるのを見ると泣けてくる...文乃との夜回り中も筋トレをする真面目さ。
一人で生きてきたせいで他人と話す機会がなく、口下手なことを気にする文乃可愛い。SSの仕事中に偶然にも手嶋を助ける淳之介、やはり根幹は同じタイプの人間なんだな。照れながらも淳之介をほめる礼大好き。礼からおさがりの銃をもらい、SSの一員として認められたことを実感する。
文乃のシャワーシーンえっちすぎて困る。しっかり淳之介に教えられた質問攻めを行う文乃。夜回り中もシャワールームの事を思い出しているのか照れる文乃可愛い。
仁浦が攫われそうということで緊急出動する淳之介の前にすでに洗脳されたSHOガードマンたちとヤクザが立ちふさがる。礼の教えを守り、冷静に対処し仁浦を助けることに成功する。仁浦にばれないように背中に張り付く文乃可愛い。
文乃が攫われるところを目撃し「仮初めの被膜」の地下に突入する淳之介だったが、異様に硬い手嶋になすすべもなく捕まってしまう。そこで過去に励ましてくれた女性を馬鹿にされ激情する。その怒りで島に復讐しないかと誘われるが、逆に島を手中に収める本来の目的を見抜き断る。そこに仁浦を先頭にSS、SHOが突入してくることで、少女が文乃であることに気づく。文乃は別れの言葉と共に夜回りに現れなくなってしまう。
文乃の情報と幽霊の噂から文乃の住処を割り出すことに成功し神社に足を運ぶと
可愛い。
体を小さく丸めて寝ている文乃。
話し合ううちに何故文乃が子供を助けるに至ったかを聞くと、父親である仁浦の政策により傷つく人を助ける責任があるためだという。それに対し
と窘める。島の住民だけでなく文乃もドスケベ条例に傷つけられた被害者として救うことを誓う。文乃もそんな淳之介を信じ忠誠を誓うことを決める。
従者として完璧な文乃も好き。ヒナミは文乃に遊ばれてて、それでいいのか...
下手くそな笑顔とのっへっへっ好き。
わんこ可愛い。
こんな感じの惚気をNLNSのメンバーに電話をかけまくる。
いままで性に触れてこなかったためか性への関心はかなり高い模様。主人が帰宅しても気づかないほど、淳之介のエロ本を読みふける。
日常はすぐに終わり、老人は文乃の引き渡しを要求する。引き渡すと離れ離れになってしまうため、NLNSのみんなで記念撮影をする。
桐香は淳之介の処女厨の原因に疑問を呈しており、淳之介のイチモツで世界を獲れるとSSに戻ってくるように誘う。断ると意味深なことを口にし、お開きになった。その後ドスケベランドにてイベントを開催する会長。
おなか撫でたい。
なんやかんやで無事イベントを乗り切ったNLNS。
会長が防人について知っていたことを思い出し、どんな一族なのか直接聞きだすと、"犬馬の防人"と呼ばれるほど有能かつ忠誠心の高い使用人を育成する事に長けた家系であり、"幾重にも辛酸をなめ、七難八苦を超え、艱難辛苦の果て、満願成就に至る"という信条の元、何事にも耐え忍ぶことで必ず報われることを教え込まれていると知らされる。
そのため文乃もどんなにつらく嫌なことでも、この先に起こることに気づきながらも、老人への引き渡しを受け入れる。
引き渡し当日、SSとの戦闘になる。
この√でも裏切られる礼。つらい。
美岬の自転車で脱出するが、山中で桐香と接敵しプロローグの状況へ。文乃の援護射撃もあり辛くも勝利する。
SHO本社に乗り込み海門を開けることに成功、ガードマンとの戦闘になるがそこで初めて使われる貞操帯に模したドローンジェット偵察機、HT(HenTai)-VTEC珍神の操縦を美岬に任せ、吶喊する。
無事引き渡しを完了し帰路に就くNLNS。引き渡しの船で文乃は、忠誠を誓った淳之介の望みであるドスケベ条例の廃止、それを叶えることが文乃の幸せだと、淳之介に下手くそだと言われた笑顔を浮かべながら青藍島を後にする。
翌日本島での記者会見に文乃が現れ青藍島の悪行と銘打ち様々なことが暴露された。暴露した政治家が、ヤクザを裏から操りNLNSに資金を渡していた防人老人である。大々的に報道され望みであった普通の生活を送ることもできなくなってしまった文乃。
そのことを淳之介が許すはずもなく、本島に文乃を取り返しに行く。老人の屋敷に乗り込み誰一人犠牲者を出すこととなく文乃を救ったが、文乃本人は酷いケガを負っていた。青藍島ではドスケベ条例がなくなったことで逆にセックスが禁止され、厳しく取り締まられることになる。そんな状況でも文乃を守るために仮初めの被膜跡地で手嶋に特訓をしてもらう。激しい訓練と薬物の力により破格の力を得る。
この√でもアサちゃんが攫われる。助け出すために文乃がまたも重傷を負ってしまう。老人との最終決戦を前に作戦会議をするNLNSケガの事もあり文乃を置いていく判断に対し
淳之介のすべてを受け入れ信じて送り出す。
SHO本社ビルの取り壊しを行おうとする老人の待つ地点への道には武装した老人の手下がいる。そこで淳之介は手嶋と特訓し手に入れた秘技漢勃ちにより全身を勃起したイチモツのように硬くし、銃弾を全身で受け止める。
その硬さは対戦車ロケット弾を受けきるほど。バケモン。
この時文乃は島の誤解を晴らすため本島に向け生放送で会見を開く。
淳之介の道を開くためにNLNSのメンバーが次々分散していく。無事淳之介は進めたが、圧倒的な人数差で追い詰められてしまう。もうだめかと思ったメンバーと淳之介のところに突如現れる手嶋とSSビッグスリー。かっけえ...
こういう今までの敵が味方として助けに来る展開大好き。
無事老人の待つ屋上に到達し対峙する。老人の杖に仕込まれたナイフにより絶体絶命の状況に追い込まれたが、そこに仁浦が現れ三つ巴の状況となる。
自分が殺してしまった愛した人への罪悪感から戦う者
自分の娘を殺した条例と島を恨み潰すために戦う者
自分の恩人の娘が望むものを叶えるために戦う者
それぞれの環境に違いはあれど、歪んだ願いを叶えるために戦う同じ人間。
淳之介の体に老人のナイフが刺さる。ここまでかと思いきや放送を終えた文乃から鎮痛剤が込められた弾丸が飛んでくる。この援護もあり淳之介がこの戦いを制し、SHO本社ビルの取り壊しは中止、ドスケベ条例も文乃の望むゾーニングを設けた真ドスケベ条例となって帰ってくることになる。
いままでとは違う、セックスから逃れるために隠れなくてもいい生活を手に入れたことで、ビッチの噂を撤回する奈々瀬。ここで初めて淳之介に昔出合った女の子だと明かすが、淳之介には文乃がいるため手を引く。
この√では全ヒロイン、サブヒロインから愛されている。(礼はヒナミのために手を引くつもりだと思われる)
長ったらしくなりましたが、こんなところで今回の記事は終わりにしたいと思います。
ぬきたし2の記事は余力があれば書きたいと思います。それでは。