『ロシアにおけるモード100年:1915-2015 〜アレクサンドル・ワシリエフのコレクションより』①
開催期間:2015年11月6日~2016年3月13日
会場:ВДНХ(全ロシア博覧センター)64番パビリオン
オーガナイザー:VDNKh JSC、Alexander Vasilyev
1905年と1917年の2つの革命、2つの世界大戦、そして国家崩壊とその後の再編に伴う出来事――数々の社会的混乱と変化にさらされたソビエトの歴史を、アレクサンドル・ワシリエフ財団のコレクションから顧みる展示。帝政期〜革命前後〜ソ連〜現代ロシアまで、100年間のファッション史を当時の品々や写真資料、100体以上のマネキンが再現するという実に見応えのある内容でした。
服飾史家、コレクターのアレクサンドル・ワシリエフ氏の著作
◆1910年代帝政ロシア末期
左から(以下同)、ブーツ、シルク帽子、布バッグ、ハットピン。
帝政ロシア、第一次大戦に参加した兵士の肖像画が描かれた扇。
帝政ロシア時代のオーデコロンのラベルやブローチ、モード雑誌。
◆1920年代NEP〈新経済政策〉期
麦藁のフラッパーハット、フェルトのブーツ(バレンキ)、フランス製ビーズバッグ、革靴、ファッション雑誌。
シルクハット、刺繍入り手袋、フィンランド製革靴、ファッション雑誌、国営エッセンシャルオイルメーカーTEZHE社の香水やロゴ入り缶ケース。
1927年発行の女性モード雑誌『Последний Моды』。
撮影:雑貨屋Mitte、ソビエトカルチャーBOT (無断画像転載禁止)
※②へ続きます。
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