更年期になってよかったこと(実はあったんです🌹)
私はアラフィフなんですが、ここまでくるとあまり自分の年齢の実感がないんです…厚かましいのを承知で言わせてもらえるなら、永遠の38歳で止まってるんですよね、なぜか。
とは言え、身体や脳みそは確実に衰えていってまして、認めたくなくても現実が年月の経過を教えてくれるのであります😢
個人差があるのかもしれませんが、それでもなお「更年期」はどこか遠い世界の話のように思っていて、いまから思えばコロナで世の中が大騒ぎしていたことには老眼鏡デビューしていたっけ👓
さらにバネ指になって、手の指先がしびれて感覚が鈍くなったりもして、関節もいたくなって…
それでも「まさかの更年期!?」なんて他人事のように笑ってたんですよね~その4年後にこんな状態になるとも知らず…トホホ😢
更年期のデメリットはいくらでも言えるので、それはボチボチご紹介するとして、今日はまさかのメリットをご紹介したく❤
肉体的にはメリットは皆無。あ、でも女性のみなさま、閉経すると本当にラクです。いつでも旅行にプールに温泉に行けるし、スポーツだって気にしなくていいし。我が卵巣よ、本当に何十年もよく頑張ったなと思います✨
精神的にも大変でメリットは皆無に近い!瞬間湯沸かし器レベルにイライラするし、落ち込むし、しかも理由がわからないことも多々ある。これの対処法はそのうちご紹介したいと思っています。
じゃあ、なにがメリットなん???メリットあるん???
それは…いまさらではありますが、心の底から感謝する心が芽生えたんです🌱人さまに支えられてきたことに本当に気付けたのです🌸
みなさまはとっくの昔に感謝できる人だったかもしれませんが、恥ずかしながら私は心から感謝することがあまりできてなかった私自身に気付きました。
私はどちらかというと(大したことは成し遂げていませんが)、なんだかんだと自分でできていたし、あからさまに人さまの力を借りなくてはいけない状況があまりなかったんですね…
安っぽい上辺だけの感謝は嫌いなので、よって、感謝する機会も人様の力をお借りする機会もあまりなかったのです(と思っていたのです)。
それが、更年期になって今まで当たり前にできていたことがどんどんできなくなっていって、例えば
ペットボトルの蓋を開けること
段ボールをこわす、たたむこと
洗濯ばさみをつまむこと
こんなささいなことですら夫に頼まなければいけなくなってしまったんですね。人様にお願いすることがあまりなかった人生だったので、夫とはいえ、お願いするのにとても勇気がいりました。
最初夫は驚いていましたが、泣きながら事情を説明すると理解してくれて、快く引き受けてくれるようになりました。
とは言え、私自身が自分の体の変化をすぐ受け入れられたわけではありません。独り取り残されたような気になって、それがさらに気分をダウンさせて泣いてばかりの日が何カ月も続きました。
でも人間って興味深いもので、いつまでも泣いていられないんです。落ち込んでいることに飽きるみたいで「陰極まって陽となす」わけです。
私の場合は、「駄目な人間だ」「こんなことすらできないなんて価値がない」など自己憐憫にはまってそこに行き着いたとき、突然「あれ?」と感じたんです。
「夫はこんな私を受け入れてくれている」
「以前と変わらず大切にしてくれている」
「できない私の方が家庭円満っぽい!?」
「あれ?素直にお願いしたら周りの人は快く助けてくれるんだ!」
なんでも一人でやる癖が身についていた私なので、人にお願いすることが依存しているみたいで甘えているみたいで怖かったのですが、何もできなくなった私は人様にお願いするしか手段がなく、勇気を出してお願いしたらこんな優しい世界が広がっていた…
あぁ、なんて思いあがっていたんだろうって正直思いました。自分一人でやらなきゃいけない=自分一人で何でもできるって思っていたわけで、人にお願いしている人を見て「甘えている」「もっと真摯にやるべきよ」なんてジャッジしていたんです。
でもそのときは必死で”なんでも一人でできる人”を演じていたから、自分がジャッジしていることにも気付けなかった。心のゆとりがまったくなかったんですね~。
ということで、長くなったので今日はこの辺で。
更年期よ、どうもありがとう💖