家族信託の費用相場を知りたい!後見制度と比べて安い?
みなさん、こんにちは!
【相続・不動産・家族信託の専門家】行政書士の長尾影正です。
神奈川県小田原市に事務所を構え、【家族信託】を通じて円満な相続のお手伝いをしています。
私については、こちらの記事で詳しく自己紹介しています。
月曜日もしくは木曜日に、相続や家族信託について役立つ情報を発信しているので、親の老後が気になる方やご自身の相続が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
今回は、みなさんが気になる【家族信託の費用】についてお話しします。
家族信託の費用相場は信託財産の1~2%程度
家族信託をする際の費用は、契約内容や財産の内容によって変わります。ここでは家族信託をする際の費用をざっくりと説明します。
家族信託をする場合、専門家に依頼して公証役場にて契約を結ぶのが一般的です。
家族信託をする際の費用として以下のような費用がかかります。
たとえば、信託する財産が金銭のみの場合の費用はおおよそ40万円です。
金銭と自宅を信託する場合で、おおよそ70万円~80万円の費用がかかります。
また、信託する財産に株式を入れる場合や、不動産が複数ある場合、家族信託の契約内容が特殊ケースの場合などは、費用が加算されます。
信託財産が5,000万円なら、かかる費用は100万円くらい、信託財産が1億円なら費用は200万円くらいといったところでしょうか。
信託金銭を管理する口座を開設する金融機関によっては、上記の費用にプラスして口座開設手数料が5~10万円くらいかかる場合もあります。
後見制度を利用すると毎月の費用が発生
「家族信託は、思ってたよりも費用が高いな…」
そう感じた方は少なくないでしょう。
では、似たような制度で「後見制度」がありましたよね。
詳しくは、こちらの記事をご覧になってください。
東京・横浜家庭裁判所の事例で見てみると、後見制度を利用した場合、後見人に支払う報酬の目安は、このようになっています。
年間にすると、40~60万円の報酬額となってしまいます。
これが数年続けば、数百万円の報酬を後見人に支払うことになります。
コスパで見ると明らかに家族信託が良いことがわかっていただけると思います。
後見制度は一度申し立てをすると途中でやめられない
これは本当に知っておいて欲しいのですが、後見制度を一度申立すると、途中でやめることができません。
ご本人が亡くなるまで続くので、最終的に一体いくらの報酬を支払うのか、さっぱり計算できないのです。
思っていた以上に長生きすることになり(これは喜ばしいことですが…)、10年後となると維持費は…?
信託財産が高額だと、さらに費用はかさみます。
後見制度は費用以外の負担も大きい
後見制度は、費用以外の負担も大きく、次のような制約もあります。
このように、後見制度は費用以外にも大きな負担がかかってきます。
家族信託の費用は締結時のみ
家族信託は、最初に契約費用を支払えば、基本的にその後の費用はかかりません。
後見人に毎月報酬を支払い続けるより、トータルで安くなるんですよね。
家族信託は、契約当初に数十万円の費用がかかります。そのため、一見「高いな」と思われるかもしれません。
しかし、後見制度を利用するより家族信託を活用したほうが、最終的には負担軽減になるのです。
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【家族信託】については、今後もこのnoteで詳しく解説していきますね!
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