絶対的な基準は無いことを知る
5chの「人生相談」のスレッドで、
お返事を書かせて頂きました。
彼女に勝ちたい、見返したい、忘れたい
最悪な性格を直したい
上司に言いたい事が言えない
才能がないので何をやってもうまくいかず惨めな思いをする
妻との学歴の差が辛い
頭が悪くて落ち込む
他人に振り回されないよう強くなりたい
などなど、すべて自己評価が低いがゆえに、
自分の歌が歌えないという問題なんです。
そして、その問題の本質は、
絶対的な基準はない、
ということを知らずにいるということです。
例えば、私が、
何のとりえも無い、
いいところがひとつもない、
社会にとっていてもいなくても同じ、
であったとします。
不器用で身体能力が低く、
記憶力が弱く、
頭の回転も遅かったとします。
ですので、仕事も極々単純な作業しかできなくて、
それすらよく間違えるしミスをする。
では、例えばアメーバ、
何のとりえも無くても生き続けます。
(生態系の役に立っているかもしれませんが、
その固体がいてもいなくても大局に影響はないですね。)
彼はただひたすらにやりたいことをやるだけです。
つまりそういうことです。
人間の生きる意味とか価値というものは、
根本的には存在しません。
あくまで後から付けたものです。
ですので、何のとりえも無くてOKなんです。
問題は、何のとりえも無いことを劣っている
と決め付けている自分にあります。
それは何基準なのでしょう?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?