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三角山トレイル#04
三日坊主をなんとか超えた。
前日夜更かしして、まだ寝ている息子をしばし旦那くんに預けて、昼前に山へ向かった。到着して、さあ走りだそう。と思ったら急に怪しい雲がかかり、ほどなくしてザーッと降り始めた。
(いつもは晴れ女なんだけど・・・)
しかし、気にせず走り出す。
森の中なので、さほど雨は落ちてこないが、さすがにかなり降ってるようで、濡れ始めたので雨具を装着。
雨の音を聴きながら、濡れて走るのは案外気持ち良い。
休日なので、家族連れや日頃登山しないであろう人々がたくさんいた。戸惑いつつ、急いで下山している。
そんな中、雨を楽しみつつ、どんどん上がっていくと、たくさんの人々が東屋で雨宿りしていた。
そうか、雨のおかげで本当ならもっと人がいるはずの道が、空いているんだなと思うとありがたい気持ち。
頂上に着く頃、だんだんと辺りが明るくなってきて、雨音が少し静かになっていった。
雨の音と、鳥の声だけが聴こえる。
頂上から見える藻岩山と札幌市街は霧に包まれていて幻想的だった。
雨具を脱いで、下山する。下に着く頃には、雨は上がっていた。
道を間違えて、降りたところは果樹園らしき場所で緑の中に赤いリンゴが無数に浮かんでいた。
帰りの車では、もうすっかり青空に日差しが戻ってきていて、まさに通り雨とともにトレイルをした日だった。
雨具の話
シェル、雨具は、やはりゴアテックスがオススメ。札幌では年中着ている。公園に行くときも、少し小寒い時も、山に行く時も。必須アイテムの一つである。もともとゴアテックスは肌触りがガサガサしていたが、数年前にCニットというのが発売されて、これが柔らかくてとても着やすい。薄くて軽いのでコンパクトに折りたためてかなり便利である。
例えばこのシェルを買う以前は、patagoniaのH2NOという防水素材でできたシェルを着ていたが、これが・・・・透湿性がゴアテックスにはるかに劣る(当時の性能)ので、着ていると確かに雨には濡れないのだが、汗をかくようなアクティビティの時は息苦しくなるほど内部が濡れてきて、結局自分の汗でずぶ濡れになっていた。気持ち悪くなって結局脱ぐ。
その点ゴアテックスはかなり透湿性が高いので、汗を発散してくれて快適なままである。当然雨は通さないし、何より、ウィンドブレーカーとしての性能も申し分ないのでちょっと寒い時にも重宝する。(風を100%カットする。)
だから、一つゴアテックスのシェルを持っていると良いと思う。
もし全然汗をかかないのであれば、H2NOとかでもいいと思う。実際、バイク通勤していた時は、雨の日はH2NOのシェルを着ていたが、全然濡れることはなかった。バイクだと汗はかかないので問題なし。
メーカー毎に、防水透湿素材は出ているけど、各メーカーはやはりゴアテックス仕様のものが必ずあるので、今のところ、一強なんだと思う。