ハイヤーセルフからの助言〜山とユーモア
以前にも書いたことがあるけれど、あるチャネラーさんから無償で簡単なハイヤーセルフリーディングというのをやってもらった。
そこで出て来たキーワードが、「山に呼ばれます」だった。
自分の中では、とても納得できる、当たり前で気づかなかったレベルのものだったが、そういう風に再認識することで、新たに近くの山にほぼ毎日登るようになって、少しずつ、身体と心が調整されていくのを感じている。
それで、先日再び、今度は別の方法で(カードで)、ハイヤーセルフからのメッセージというのを受け取って見たら、「ユーモア」と、でた。
おお。まさに。
その瞬間、欠けていたもの・・・。
古い友人が、言っていたのを思い出した。
human (人間)と、humor(ユーモア)は似てるよね。人間にとって、ユーモアは本質的なものだ、
と。
笑えること。これ大事。
ジャン・コクトーは、『僕自身あるいは困難な存在』の中で、爆笑できない人を信用しない、と言った。笑いは、僕の内部に風を送ってくれる、と。
笑えない、時
そんな時は、色々思い返す時だと思う。
そう、笑えること・・・・
お笑いとか嘲笑とかそういうものでは無い。
深刻になりすぎては、笑えない。
そう、ありがちなのが、真剣に、ではなく、深刻に、なってしまうこと。
これは大きな違いだから。
笑えた思い出
雪山でパウダーを滑る時は、いたって真剣だ。でも全然深刻じゃ無い。
いつか、森の中で、木の根っこに引っかかって、テレマーク特有のコケ方をした時がある。つまり、テレマークはかかとがスキーにくっついていないから、輪っかになってる根っこにスキーの先端が入って行って、ムニョーンっという感じで、そのまま真正面から雪に頭突きしてしまった。パウダーなのでガスっと、埋まるだけ。普通のアルペンスキーだとまずそんなコケ方にはならない。ヒトガタができて、マンガみたいだった。
アホすぎるコケ方だったので、森の中で、一人で大爆笑してしばらくヒイヒイ言ってしまった。
麓で待ってた友達は、「どしタン??」ってニヤニヤしていた。
予定なしのスキーの旅
そもそも、そのスキーの旅は、数々行ったスキーの中でも思い出深いものだ。会社の同じ寮だった同期の男の子、これがとっても優しくテキトーな人で安心安全キャラ(笑)だったのだけど、いつも一緒に行く別の友達と三人でスキーに行くことに。その時彼は車を出してくれて、さあ、出発!となったが、どこのスキー場に行くか、決めていない。
とりあえずどうするどうするー??どこ行くー?と言いつつ、決まらないまま、じゃあとりあえず中央道乗るね!と、中央道に乗ったが、まだ行き先が決まらない。
で、超適当に、この辺で降りよう!と降りたのが草津の当たりだったか・・・よく覚えていないけど、ともかく降りて、下道をぐるぐる行って、たどり着いたスキー場が、万座温泉スキー場であった。(昔大ヒットした「私をスキーに連れてって」のスキー場←古い・・・・)
さあ、早速滑るぜ!!と滑り始めて、気づいたら彼がいなくなっていた。(一人、ボーダー、私たち二人は、スキーヤー)
まあ、そのうち会うでしょう〜と、滑っていたら、リフトの乗り場で、着替えてビール飲んでる彼がニコニコして待っていた。
一本だけ滑って上がったそうな。
そこから私たちは存分に滑り、宿も決めてなかったのでまたもや行き当たりばったりに探し当てたのが、激安の草津温泉の湯治宿であった。
歩いて草津温泉の有名な旅館までお風呂に入りに行って、その薬湯効果にぶっ倒れそうになりつつ、せっかくあったまったのに、宿までの帰り道はかなりの吹雪ですっかり体が冷えてしまった。
しかし、宿の目の前には、無人無料の温泉が!草津温泉にはたくさんこういう温泉があるのだ。
・・・・ついつい、思い出話を延々と書いてしまった。書き始めるとキリがないのだけど
ともかく、終始、行き当たりばったりで笑いの絶えない旅であった。
そんな予定しないスキーが本当に好きだった。(今も割とそうだ)
笑うということ。
無理に笑顔を作るとかじゃない。笑えない時は、笑えない。
でも、自分が好きなことをしたり、好きな本を読んだり、好きな映画を見たり、好きな場所に行ったり・・・なんでもいい、共有できる人がいなくてもいい、一人ニヤニヤしたっていい、
そして、そこで笑えることがあったなら、最高。
ハイヤーセルフさんからのメッセージは、何れにしても、エネルギーを充電する、元気になる、そんなメッセージだった。
当たり前すぎて、ついつい、忘れがちだったが、今は、私は時々エネルギー切れになりそうで、そんな時このことを思い出して少しずつ、調整していこうと思った。