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少しガチよりにオースブレイカーを組むとどうなるのか!?

はじめに…

友人に書けと脅されたので数年ぶりの投稿です。
レガシーも大した実績も残せないので、精力的に頑張ってる統率者の記事になります。しかもなぜかオースブレイカー…。自分が書けるEDHの記事なんて他が語ってるので面白みも無いので。

公式がサポートすると先日発表されたのを機に、我々でも触ってみることに… 最初はバランス壊れてておかしいと思ったが案外面白かったので記事にします。

あまりにも参考するものがないので身内での実体験が主の文章になります。これを見てデッキ組んでみようと思う人が1人でもいれば幸いです。また身内の卓レベルはコマンダーナイトでいうところのレベル8~10程度のどちらかといえばcEDHよりの環境なんで

デッキ検索するとこんな組み合わせ散見される

上記のような「テーマデッキ」「カジュアル向け」の話はしないので、そういう方はブラウザバック推奨です。ルールとかは公式が出してるのでそちらを参考にしてください。

EDHとの違い

○マナ加速について

EDHと異なり魔力の墓所や太陽の指輪、宝石の睡蓮のような急速にマナを増やすアーティファクトは軒並み禁止されています。0~1マナで2マナ以上の加速するカードがほぼ使えません。以下が0マナの代表的なマナ加速になります。

オパモとアンバーはデッキ選ぶかも

このように序盤のマナ加速が少ないということは、最近cEDHで下火になりつつあるマナクリーチャーが活躍しやすい環境にあるといえます。また、各種儀式もよく使われる傾向にあります。

ただし《暗黒の儀式/Dark Ritual》は禁止である

なので、序盤の爆発的なマナ加速は少ないように見えるが、実際はデッキが58枚ということもあり、EDHよりは再現度の高いマナ加速が期待できるため、序盤にマナ加速できないor対応できない手札をキープすると危険。3~4キルが妨害がなかった場合飛んでくると考えたほうが良いだろう。幸いEDHと同じマリガンルールなので手札はしっかりと厳選しよう。

○禁止カードについて

オースブレイカーには独自の禁止カードが決められています。これのおかげでEDHとは違うアプローチができるので積極的に活用したいところ。

・cEDHで採用されているがオースブレイカーで使えない代表カード
むかつき/Ad Nauseam
暗黒の儀式/Dark Ritual
最後の審判/Doomsday
満潮/High Tide
宝石の睡蓮/Jeweled Lotus
ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond
魔力の墓所/Mana Crypt
魔力の櫃/Mana Vault
自然の秩序/Natural Order
太陽の指輪/Sol Ring
歯と爪/Tooth and Nail

主に爆発的なマナ加速や1枚で勝負を終わらせるカードが選ばれています。

・EDHで禁止されているがオースブレイカーで使用できる代表的なカード

統率者レジェンズが生んだ忌み子 枠の関係から必須というわけではない
スゥルタイのPWは存在しないので現状ジャレッド・カルサリオン専用カード
白いデッキなら必須 ラガバンの対処にぜひ
絶対に相棒出てから委員会禁止考えてないだろ 基本Willのコスト
ハルクフラッシュできるぞ トレードマーク呪文に推奨
個人的に1番のぶっ壊れ 出たらゲームエンド
なんで?

○ライフ20点について

オースブレイカーは統率者と異なりライフが20ということもあり、EDHでは軽んじられるライフが重くなってきます。黒の呪文に代表されるライフをコストにする強力な呪文(毒の濁流・殺しetc…)は使いにくいです。また多色のデッキを組む場合は、ダメージを伴うマナの合流点・真鍮の都、古えの墳墓などは本当に必要かよく考えて使用した方がよいでしょう。

ライフが厳しいということは、ビートダウンやバーンのような戦略を取ることも可能です。何かしらの無限コンボをデッキに組み込まないと勝てないcEDHと比較して、違ったアプローチで勝利を目指せるのもオースブレイカーの面白さの1つです。

連打できたら1人は死ぬ
多色デッキなら半分程度のライフを削れる

○EDHよりも強いカードについて

基本的にはEDHでも強いカードは強いが、特段オースブレイカーで強さを発揮するカードをピックアップしたいと思う。

シンプルながら強い。前提として、PWがいないとトレードマーク呪文は唱えられないので、PWを直接触れるカードは重宝される。クリーチャー除去・PW除去・ライフを狙えるという点においてオースブレイカーでは採用するべきだ。

古呪の百倍強い 本当に

稲妻と同じ理由で、黒いデッキの汎用性の高い除去札になる。各対戦相手に同時に影響を与えるのでこれも優先的に使いたいところ

最強の1マナカウンター

EDHでも統率者をカウンターできることで話題にはなったが、こちらはトレードマーク呪文も対処できる。多くのオースブレイカーデッキは統率者を唱えた次のターンにトレードマーク呪文を唱える傾向にあるので、PWに間に合わなくても、対応できる優秀なカウンターだ。

魔力の墓所や太陽の指輪がないため、これらのようなマナコストに制限をかける各種呪文はEDHよりも有用に働く。他にも使えそうなカードはあるので試していきたいところ。

どんなデッキがあるの??

○アーキタイプについて

cEDHは主に「TurboNause」「Midrange」「Control/Stax」の3すくみに分かれると一般的に言われてます。オースブレイカーも「むかつきの代わりにジェスカの意志」「タイヴァーを統率者に据えてマナクリーチャーを連打」のチェインコンボデッキ、ビートダウンやバーンでライフを狙うミッドレンジ、相手の動きをとことん抑えるスタックス&コントロールの3つかと思います。今回は3つに分けて紹介したいと思います。

○コンボデッキ

便宜上、2~4キルを狙うデッキをコンボデッキとする

ローアンのマナコスト軽減とジェスカの意志によるチェインコンボです。儀式系の呪文とコピーを発生させる呪文を駆使してとにかくジェスカの意志を打ち続けることに特化したデッキです。運が良ければ2キルもできるらしい

「歓喜する喧嘩屋、タイヴァー」と「垣間見る自然」を組み合わせたエルフデッキ。「自然の秩序」・「歯と爪」を禁止にされてもドローで安定感を発揮。EDHのエルフより恐らく強いはず。

「王冠泥棒、オーコ」と「閃光」の組み合わせでハルクフラッシュを目指すデッキ。エズーリの経験カウンターを時の賢者に乗せることで無限ターン。

○ミッドレンジ

「時を超えた英雄、ミンスクとブー」と「狂暴化」でブーを超強化して1人撲殺→2人目を投げ飛ばしでKO→3人目を大量の手札で圧殺するというオースブレイカーの中でも特に殺意の高いビートダウン。

「反逆の先導者、チャンドラ」と「ジェスカの意志」の組み合わせでバーン戦術を取った構築。相手に制限をかけるスタックス戦術を取りながらライフを狙おう。※自作

○スタックス&コントロール

「古代を継ぐもの、ナヒリ」と「鋼打ちの贈り物」の組み合わせ。レガシーのデスタクとモダンのハンマータイムの間の子みたいなデッキ。コンボデッキを殺すためだけに生まれてきた。ありとあらゆるヘイトベアーを詰め込んでるので性格が悪くないと回せない。回してる感じ自分はPW唱えられない※自作

「覆いを割く者、ナーセット」と「Timetwister」の誰もが思いつくコンボ。これに関しては実際見たことがないので、分からないがデッキの内容としてはカウンターやバウンス等で妨害しながらハンデス決める中~遅のコンボデッキかと思います。

最後に…

ここまで語ってきましたが私とてプレイ時間は十数時間ほど、海外の記事を見てもサンプル数は少なすぎるのが現状です。こう言ってる私もいつオースブレイカーを辞めてEDHに戻ってもおかしくない環境でプレイしているので、後は誰かに託します

https://dorasuta.jp/event/commandfest2023

コマンドフェスト2023が大阪でやるらしいっすね。オースブレイカーのイベントとかあるんじゃないでしょうか…?




まぁ私は行かない可能性高いですがね それではまた。


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