人生の選択肢に正解なんてない。選んだ道を正解にしていくプロセスが人生だ。
この10月からユニークな価値観を持つ29歳以下の世代(U-29世代)のためのコミュニティ型メディア「U-29ドットコム」の運営に本腰を入れるために、『いま、20代の方が何に悩み、苦しんでいるのかが知りたい』と思い、毎日4〜5人の20代の方のキャリア相談に乗っているのですが、学びや気づきが本当に多いです。
例えば、
・新卒で大手企業に入社してみたものの、周りの先輩社員や同期のモチベーションがあまりにも低く悩んでいる。
・新卒一年目だが、正直いまの仕事をずっと続けるイメージが湧かない。かといって、明確にやりたいこともない。どうすればいいか。
・目標だった海外就職が実現できたものの、夢が叶ってしまい、次の目標を見出せずにモヤモヤしている。
・クリエイターとしてもっともっと自分の名前に紐づくし「ポートフォリオ」を作っていきたいが、いまの会社はエージェンシーのため、仕事の実績は自分のものとしてオープンにできないのが悩み。
などなど、まさに十人十色で、50人以上のキャリア相談に乗ってきましたが、一人として同じ悩みを持っていた人はいませんでした。
「正解」は求めるものではなく、つくるもの。
ただ一つ、共通点があるとすると、多くの方が「正解」を求めようとしているという点でした。
いま、目の前には「転職」も含めてたくさんの選択肢があるけれど、一体どれが「正解」なのか。どの選択肢を選べば後悔しないのかーーといった風に。
結論から言えば、「人生の選択肢に正解なんてない。選んだ道を正解にしていくプロセスが人生だ」というのが僕の持論です。
↑は6年前に書いた記事ですが、これは未だに僕自身の「人生の羅針盤」とも言える、座右の銘になっています。
こちらのnoteにも書きましたが、僕は19歳で結婚して父親になりました。
「人生最大の決断は何か?」というと、僕にとっては「19歳で父親になると決めたこと」でしたが、「この道が本当に正解なのかどうか」は当時は全くわかりませんでした。
それでもなお「父親になる」と決めたのは、
①自分自身の「心の声」に耳を傾けた結果、「最愛のパートナーとの間に子どもができたことが純粋に嬉しい」ということに気づけたから。
②正解か不正解かはわからないけれど、自分が選んだ道を正解にできたらカッコいいと思えたから。
③仮に失敗したとしても人と違うユニークな人生の方が、死ぬときに「この人生で良かった」と思えるはずだから。
この3つの理由で、父親になることを即決しました。
以来、就活の時も、複業を始めたときも、会社を設立したときも、独立を決めたときもすべて「人生の選択肢に正解なんてない。選んだ道を正解にしていくプロセスが人生だ」という人生の指針にしたがって生きています。
「正解」は誰かに求めるものではなく、自らつくるもの。
大切なのは、「どの選択肢を選ぶか」ではなく「選んだ選択肢を正解にするためにどんな努力をするか?」かなと思っています。
悩みやモヤモヤは一人で抱えずに、誰かに吐き出そう。
とはいえ、人生は選択肢の連続で、悩みやモヤモヤは尽きません。
大事なのは悩みやモヤモヤを「放置」しないこと。放置しておくと、複利としてボディブローのように効いてきて、日々の生活のクオリティを下げていくので、早めに解消して次に進むための行動に移すのが吉です。
とはいえ、悩みやモヤモヤを自分一人でサクッと解決できるほど人生は甘くありません。笑
大切なのは、悩みやモヤモヤを抱えたときに、悩みやモヤモヤを一緒に解決に導いてくれるパートナー(メンター・コーチなど)を持っておくこと。
周囲に相談できる人がいればぜひその方に相談できれば良いですが、僕でよければいつでも相談に乗るので、ぜひ「U-29ドットコムコミュニティ」に参加リクエストしてみてくださいね。