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ニッポンドラマ主演女優ギャラランキング。綾瀬はるか、吉高由里子、長澤まさみ

1.【筆者のコメント】

アサ芸が「地上波連続ドラマの主役女優のギャラの適正価格」を算出した。アサ芸が独自に算出した「主演女優ギャラランキング」だそうです。
実際ギャラがいくら払われているかはここでは分かりません。

しかし、誰という事ではなくコンテンツが儲けるビジネスになっていない事で、女優トップで「1位:綾瀬はるか(38)350万円」は米国に比べて安すぎませんか?米国なら1話1~2千万円らしいです。10話で億円行けば女優業に専念できる。
日本の場合は、ドラマギャラの10倍以上のCMギャラで芸能事務所が成り立っている。ドラマとか番宣のバラエティーとか、とにかく顔を出しまくって「認知度」だけ落ちない様にしているが、やりすぎて飽きられるパターンもあるよね。

いずれにしても、儲かるコンテンツビジネスを創造するのが先ですよね。その観点では映画会社もTV局もネット配信も力不足感は否めない。

主役女優にビジネス上の責任を負わせている間は、コンテンツの内容で金儲けするという本来のプロデューサーの機能不全。

この記事は、その観点で女優を品定めしているから、同じ穴の狢であり、本来のメディアの役割を果たせない。
その上、「女優は脱いで濡れ場こなして視聴率・興収を稼げ」という前時代の価値観を脱し得ていない。
コンプライアンス違反はメディアじゃないの?


もっと根幹的な事を言うと、主演俳優(女優を含め)が視聴率のどの程度の割合を稼いでいるんだろうか?

もし、主演俳優で視聴率が大きく左右されているなら、ギャラは安すぎる。
逆に、主演俳優が視聴率にあまり左右していないなら、視聴率が悪かった場合の主演俳優に責任を負わせる取り巻きの下衆なメディアが居る限り、TVの衰退は止められない。

ビジネスの課題解決の一番最初にやるべき事は、根本的な問題を正確に洗い出す事です。

そもそも、TVドラマを見ている客層が下衆だという事は?ありませんか?



2.ニッポンドラマ主演女優30人「適正ギャラ」下剋上ランキング(1)綾瀬はるかはテレビに「安売りしない」強気の独自路線

アサ芸プラス 2024年3月3日

地上波連続ドラマのギャラの仕組みは「1話あたりいくら」というもの。
トップ層の主演女優で1話200万級と言われるが、誰もが金額に見合う活躍をしているとも言い難い。視聴率や演技力、スタッフの評判はもちろん、視聴者を呼び込む好感度、SNSの拡散力なども鑑みてアサ芸が「適正価格」を算出した!

■ ドラマ女優「適正価格」TOP10

※価格は連続ドラマ1話分(1時間)のギャラ。視聴率などから算出
※右端はタレントパワースコア

1位:綾瀬はるか(38)350万円   41.9
2位:吉高由里子(35)300万円   32.9
3位:長澤まさみ(36)280万円   39.4
4位:趣里(33)250万円  
5位:芦田愛菜(19)220万円     41.5
6位:仲里依紗(34)200万円
6位:天海祐希(56)200万円      35.8
8位:新垣結衣(35)190万円      41.1
8位:小芝風花(26)190万円    28.5
10位:今田美桜(26)180万円       34.0
11位:永野芽郁(24)170万円     31.1
11位:広瀬すず(25)170万円     36.6
11位:川口春奈(29)170万円     35.7
11位:有村架純(31)170万円     34.6
11位:戸田恵梨香(35)170万円    33.1
16位:広瀬アリス(29)160万円  33.9
16位:二階堂ふみ(29)160万円  30.6
16位:石原さとみ(37)160万円  36.5
19位:橋本環奈(25)150万円   41.5
19位:米倉涼子(48)160万円   31.5
21位:高畑充希(32)140万円   29.3
21位:篠原涼子(50)140万円
23位:上白石萌音(26)130万円
24位:浜辺美波(23)120万円   34.4
24位:伊藤沙莉(29)120万円
26位:北川景子(37)100万円   40.1
26位:小池栄子(43)100万円   31.5
28位:吉岡里帆(31)90万円     31.6
28位:深田恭子(41)90万円     33.0
28位:広末涼子(43)90万円


■ニッポンドラマ主演女優30人「適正ギャラ」下剋上ランキング(1)綾瀬はるかはテレビに「安売りしない」強気の独自路線

 数多の女優を押さえつけ、ドラマ1話単価の適正ギャラランキングでトップに立ったのは綾瀬はるかだ。芸能ジャーナリストの平田昇二氏が言う。
「本腰を入れる映画はヒット作に恵まれない綾瀬ですが、ことドラマにおいては『義母と娘のブルース』『天国と地獄~サイコな2人~』(いずれもTBS系)、『奥様は、取り扱い注意』(日テレ系)など、出演作にハズレなし。なのでテレビドラマに関しては、本人も事務所も安売りせず、舞い込む大量の企画の中から強気で選べる。
30代にして、すでに大御所の雰囲気を感じます」 芸能事情に詳しく、ドラマ美女に目がないライターの尾谷幸憲氏がこれに続く。

「私が知る限り、実際のギャラは10年前ですら1話200万円以上でした。現状の350万円でも安いくらいですよ。さすがに『脱げ!』とは言いませんが、個人的には、アクションシーンを盛り込んだり、水着になったりして、あのバストを作品内で最大限揺らしてくれれば、1話1000万円払ってもお釣りがくると思います。イメージを覆すヒワイな不倫ドラマなんかにも期待したいです」 いくら単価が高額に達しようとも、「確実なヒットが狙えるならば‥‥」という期待値の高さが群を抜いているのだ。

 3位の長澤まさみも綾瀬と同じく、長らくトップ女優の地位をキープしている。


「綾瀬、長澤に石原さとみ(16位)、新垣結衣(8位)を加えたのが、少し前までの同世代女優の〝主演四天王〟だった。だが、結婚や妊娠で露出が絞られ、石原と新垣はランクが落ちた。そこに台頭してきたのが吉高由里子です」(キー局社員)
 吉高は14年にNHK朝ドラ「花子とアン」に主演。現在、主演している大河ドラマ「光る君へ」も放送中で、芸能生活20年目にして、着実にステップアップを果たしてきた。コラムニストの木村隆志氏が、その魅力を解説する。
「吉高さんは普通のOLからミステリー、時代劇と、作品ごとのキャラクターを演じ分ける能力に長けた女優。女性視聴者からのシンパシーも高く、演技、人気両面で、作り手からの評価が本当に高いですね」
 平田氏が付け加える。
「朝ドラが登竜門だとすれば、大河の主演はまさに〝あがり〟。女優としての格が、大きく上がりました。今後のドラマの評価次第、というところもありますが、現時点での適正額は300万円くらいでしょう」


 一方、高値安定ながらも吉高に逆転を許した長澤に関しては、尾谷氏が世間のオヤジ心を代弁する。
「正直なところ、映画や舞台を中心に活動し、演技派女優の道を進みすぎている印象があります。せっかく素晴らしいボディの持ち主なのに、刀を鞘に納めすぎていませんか、と。映画『シン・仮面ライダー』(東映)の怪人役はなかなか良かったですが‥‥」

 地上波ドラマに「セクシー長澤待望論」を強く訴えたい。




3.ニッポンドラマ主演女優30人「適正ギャラ」下剋上ランキング(2)芦田愛菜の成人初主演めぐって各局が争奪戦

アサ芸プラス 2024年3月3日

 傑作との呼び声が高い今期の朝ドラ「ブギウギ」で、一気に評価を高めた趣里が彗星のごとく4位にランクイン。
「今までは曲者的な役だったり、暗い役が多く、シリアスな演技に定評があった趣里さんですが、今作では弾けんばかりパワフルな歌唱やダンスという〝陽の演技〟が素晴らしい」(木村氏)
 単館系の映画や舞台を主戦場としてきた趣里は、連ドラでは名脇役として認知されてきたが、ここにきて一転、
「『もう主演クラスでないとオファーできない』とこぼすプロデューサーが増えました」(制作会社社員)


 芦田愛菜は唯一、10代でトップ10入りを果たした。現在、「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(TBS系)が好評放送中だ。
「昨年のCM出演数が16本と、好感度は抜群。結局、スポンサーが一番気にするのは女優の好感度ですから。新成人になってからはまだ連ドラの主演がなく、初主演をめぐって各局が争奪戦を繰り広げています。今年6月には20歳になるので、本格的な恋愛ドラマも解禁になるのではないでしょうか」(平田氏)
 私生活では間もなく大学2年生になる芦田。間違いなく近い将来のトップ女優候補だろう。


 6位には「緊急取調室」(テレ朝系)がシリーズ化されるなど、実績十分の天海祐希がランクイン。適正査定は200万円だが、
「実際のギャラもほぼ同額でしょう。ギャラは基本的に、一度上がると簡単には下げられない。だからベテラン女優の主演には慎重になりがち。それでもアラ還にして主演オファーが来るんだから大したものですよ」(平田氏)


 ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)に出演中の仲里依紗は業界評価が高い女優の1人である。
「NHK『大奥』しかり、濡れ場も辞さない実力派女優である上に、彼女の拡散力がすごい。SNSも総フォロワー数が約450万人ですし、自身のユーチューブで出した『不適切─』の撮影密着動画は180万回以上(2月23日現在)視聴されているんです」(制作会社社員)


 広告宣伝面の多大な恩恵を考えると、高額ギャラは当然。8位の新垣は、本格ドラマ復帰の評価で、女優としての行く末を占うことになるだろう。



ニッポンドラマ主演女優30人「適正ギャラ」下剋上ランキング(3)次なる下剋上女優は小松菜奈

アサ芸プラス 2024年3月3日


 同世代の広瀬すず(11位)や橋本環奈(19位)らスター女優を押さえて、トップ10に食い込んだのが、Z世代コンビの小芝風花今田美桜。まさに下剋上ランキングの象徴と言える。木村氏も2人を絶賛する。

「老若男女の全方位に好感度が高い小芝さんは、演技の振り幅も広くなりました。王道のラブストーリーから、昨年の『波よ聞いてくれ』(テレ朝系)のような破天荒な役柄もこなせる。来年の大河ドラマで遊女役も決まりました。今田さんはインフルエンサーとしての能力も高く、CM出演も一気に増え、昨年は3クールで連ドラ出演(うち1本は主演)と出ずっぱり。4月からも杏さん(37)のヒットドラマ『花咲舞が黙ってない』(日テレ系)の同名新シリーズ主演が決定しています。2人とも今現在、各局のドラマスタッフがまずスケジュールを押さえたい若手女優でしょう」

ここまで、実際のギャラ以上の結果を残す若手の台頭が目立ったが、一方で大幅ダウンを余儀なくされた女優も。
「20年に事務所から独立した米倉涼子(19位)は、地上派の連ドラから『新聞記者』(ネットフリックス)などネット配信ドラマに軸足を移していますが、持病のおかげで長期の撮影は難しい。克服できればまたトップ10常連になるでしょう。深田恭子(28位)は奔放な私生活のせいで、恋愛ドラマのヒロインを演じるのも限界が‥‥」(平田氏)

 では、この先同ランキングに名を連ねるであろう、「次なる下剋上女優」は誰なのか。平田氏はこう語る。
「小松菜奈(28)ですね。菅田将暉(31)との結婚後も人気はまったく衰えていません。主戦場は映画ですが、ドラマ女優戦線に殴り込めば、すぐにでもランクインするでしょう」

 また木村氏は、「不適切にもほどがある」でツッパリ少女を好演する河合優実(23)を指名する。
「今一番、急上昇中の女優だと思います。すでに映画では主演を何本も張っているし、往年のドラマ『毎度お騒がせします』(TBS系)をオマージュした『不適切─』でのセクシー演出も、体当たりでこなす脱ぎっぷりのよさが素晴らしい。今後間違いなく、引っ張りだこになると思います」

 尾谷氏は今期の話題をかっさらった不倫ドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」(テレ朝系)での、篠田麻里子(37)をチョイスした。
「TVerの再生回数もめちゃくちゃ回っているし、彼女の人生をバックボーンにしたハマり役ですね。演技がうまいわけではないけど、この路線をひたすら突き進んでほしいです(笑)。テレ東深夜で、団鬼六の『花と蛇』なんてやった日には、伝説になりますよ」

 昨今は制作費の減少も嘆かれるが、ドラマの華にはどうか適正なギャラを支払っていただきたい。

終わり



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