1.【筆者のコメント】
人口減少についての記事はもうお腹いっぱいですが、学研の徒やマスメディアの人や政治家が『根底からの解決策を提示する』事が出来ないのは何故なのでしょうか?
それは、資本主義且つ民主主義の世の中では「消費者・視聴者・選挙民」の意向が重要で、その人たちが愚民だからである。
その愚民が理解できない『方法論』は取り上げられない。
どれだけ論理的に正解であろうと、無視される。取り上げたり否定もされない。
本来一番効く方法論は、その愚民の価値観・人生観を根底から理解し、それを変えなければならないので、ハードルは高い。
※余談ですが、日本の経済成長が止まったのは「工場の海外移転=特に中国」を加速させ、国内の正規雇用を大幅に削減したからであって、それ以外の要因は小さい。
日本人に、中国人やインド人の様な大規模な商業が出来る訳も無く、仮想空間=目に見えないITでノシアガレル訳もない。
2.日本には「人が全然足りない」という厳しい現実…意外と知らない、この国に起きていた「大変化」の正体
坂本 貴志 リクルートワークス研究所研究員・アナリスト 2024.11.15
この国にはとにかく人が足りない!個人と企業はどう生きるか?人口減少経済は一体どこへ向かうのか?
なぜ給料は上がり始めたのか、人手不足の最先端をゆく地方の実態、人件費高騰がインフレを引き起こす、「失われた30年」からの大転換、高齢者も女性もみんな働く時代に……
話題書『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』では、豊富なデータと取材から激変する日本経済の「大変化」と「未来」を読み解く――。
(*本記事は坂本貴志『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』から抜粋・再編集したものです)
日本経済はどのように変わったか
たとえば、この十数年で労働者の行動は大きく変容した。