M1グランプリ優勝しても、TV出演数トップにはなれない(2010年以降)。視聴率も下がっています。
1.【筆者のコメント】
M1優勝者及び、準決勝進出者の一覧を見てみると、優勝者は必ずしもTV出演数トップにはなっていない・稼げていない。
和牛の解散の背景には、「商業性」と「芸術性・作家性」の嗜好性の違いと言う記事を上げましたが、正にそれがM1優勝者がTV出演者のトップに並んでいない事から分かります。
★【速報】 和牛解散の真相!【長谷川良品氏】の解説が納得したから共有したい
■下記M1優勝者はテレビ番組出演本数ランキングには入っていません。
「2023テレビ番組出演本数ランキング<関東> *ニホンモニター株式会社調べ」
に入っている人は一人もいません。
2001年 中川家
2002年 ますだおかだ
2003年 フットボールアワーア
2004年 アンタッチャブル
2005年 ブラックマヨネーズ
2006年 チュートリアル
2007年 サンドウィッチマン
2008年 NON STYLE
2009年 パンクブーブー
2010年 笑い飯
2015年 トレンディエンジェル
2016年 銀シャリ
2017年 とろサーモン
2018年 霜降り明星
2019年 ミルクボーイ
2020年 マヂカルラブリー
2021年 錦鯉
2022年 ウエストランド
▼2023テレビ番組出演本数・お笑い芸人部門ランキング<関東>
1位 川島明(麒麟):586番組
2位 澤部佑(ハライチ):581番組
3位 設楽統(バナナマン):576番組
4位 松尾駿(チョコレートプラネット):470番組
5位 春日俊彰(オードリー):468番組
逆に、上記の単キング5には、M1グランプリ準決勝者はいません。
麒麟とハライチとオードリーは準決勝出場者ですが、優勝しないが準決勝に残る位のコンビの片割れが出演本数上位に入って来るようです。
(バナナマンは、コント師でキングオブコント2008準優勝者です。)
出演本数が必ずしも収入額には連動しませんが、少なくてもたけし、さんま、松本人志の様なMCの常連になるには、この階段は登らねばなりません。
出演のギャラ単価が上がって行くと出演本数は下がって行きます。
出演のギャラ単価が上がって行くと出演本数は下がって行きます。
例えば、フットボールアワーアの後藤輝基やアンタッチャブルの山崎弘也やサンドウィッチマンの二人伊達みきおと富澤たけしはギャラが高くなり、出演する番組は減って来る。
近年2015年以降になると、MCに嵌る人と漫才優勝者は、少し乖離して行く様です。
上記5人以外の準決勝出場者の中で現在番組のMCが多い人は、千鳥、かまいたち、南海キャンディーズ(山里)等が隆盛です。
バナナマン、サンドウィッチマン、千鳥、かまいたち、チョコレートプラネットは、2人でMCをやっているケースが多いですが、それが一つの傾向になっている様です。
むしろ、マルチタレント化していく方向が、出番も増え、収入も増える傾向になると思われます。和牛の水田はマルチタレントの方向を目指している様です。
濱家などは、歌も歌ってNHK紅白に出場しますから。
2.M-1グランプリ歴代優勝者と視聴率一覧
■M-1グランプリの歴史を振り返る!歴代優勝者と視聴率一覧
VR Digest編集部 2023年12月19日
★【図1】M-1グランプリ歴代視聴率、優勝者一覧
★【図2】歴代決勝出場者一覧
■2023年M1決勝戦視聴率
◎関東世帯視聴率 17.2%
(2022年17.9%より若干下がっている)
◎関西世帯視聴率 28・0%
(2022年30.1%より下がっている)
★M-1視聴率 関東は17・2%!瞬間最高は20・8% 優勝が発表された瞬間 関西の世帯は28・0%
スポニチ 2023年12月25日
★【M-1】令和ロマンが優勝 史上最多8540組の頂点に 初代王者・中川家以来のトップバッターでの快挙
ORICON NWES 2023/12/24(日)