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乃木坂の曲のドラマを妄想する#8 19thシングル『いつかできるから今日できる』

1.【筆者のコメント】
生田絵梨花の卒業が2021年12月31日だった関係で、【♯7乃木坂46の曲のドラマを妄想する   『生田絵梨花 1度目のMTV Unplugged LIVE』】を先にリリースしてしまい、このシリーズのリリースが遅れてしまった。

生田絵梨花の卒業後の中期計画である「キー局ゴールデンタイムドラマで主役やれて、しかも「実力を見せられた」のをひと区切りとして、過去2021年に書いたシリーズもリリースしていく事にした。




秋元康先生は、表題曲はもとより楽曲を作るときに、メンバーの心情や性格や生まれ育ちや乃木坂に入っての言動を見ながら制作しています。
だからメンバーを反映した楽曲も多く、神曲と呼ばれる楽曲は、そのメンバーのドラマが隠れています。冠番組 「乃木坂ってどこ」「乃木坂工事中」「nogibingo」 はそのネタの拾い場所となっています。

乃木坂らしい楽曲について語ります
楽曲についての解説は沢山ありますが、たいてい歌詞やメロディーや編曲等の音楽理論的な解釈、ミュージックビデオに関する事、もしくはそれについての好き嫌いについてです。後は、自らの経験というドラマと絡めた共感を強いるような苦手な記事も良く見ます。
いずれにしても作家さんの創作した楽曲の世界観もしくは映像について語っているのが主流です。申し訳ないですが私は、ビジネス前提の作家さんにそれほどの思い入れを感じません。
私的には、メンバーのその当時の状況を背景にリアルなドラマを妄想して、あまり他では出ていないメンバー達のドラマの方が深い感動を覚えますよ。



2.『いつかできるから今日できる』はどんな楽曲?


基本データ

『いつかできるから今日できる』は、乃木坂46の19枚目シングル楽曲。
2017年10月11日発売。

秋元康が作詞、Akira Sunsetと京田誠一が共同で作曲した。
楽曲のセンターポジションは齋藤飛鳥と西野七瀬が務めた。「インフルエンサー」から3作連続4作目となるダブルセンターとなった。
<センターメンバー>
 17thインフルエンサー       白石麻衣 西野七瀬
 18th逃げ水            大園桃子 与田祐希
 19thいつかできるから今日できる  西野七瀬 齋藤飛鳥
 20thシンクロニシティー      白石麻衣
 21thジコチューで行こう      齋藤飛鳥


※ ダブルセンターの最初は13thシングルである
 13th今、話したい誰かがいる  白石麻衣 西野七瀬



販売実績

17~20販売実績

少々見えずらいのは勘弁してもらうとして、『いつかできるから今日できる』が特徴的なのは、
・ORICON実績 初週が前週比マイナス
・Billboard実績では、前作比104.3%
・forTUNE盤 が前作比マイナスであり、運寧が意図的に絞っているのか?
 19th以降販実数が減って行っている。
 1期メインメンバーの個握免除が始まったのが17thであり、
  


乃木坂46メンバーが出演する映画『あさひなぐ』の主題歌として19枚目シングル表題曲として2017年10月11日に発売することが発表された。
主演の西野七瀬をはじめ、生田絵梨花、伊藤万理華、斉藤優里、桜井玲香、白石麻衣、中田花奈、松村沙友理という1期生メインメンバーの出演映画である。

19th選抜

3列目 新内 優里 星野 生駒 秋元 北野 中田 高山
2列目 若月 井上 松村 生田 万理華 桜井 衛藤
1列目 堀 西野(C) 飛鳥(C) 白石

前作18th『』のセンター大園(C) 与田(C) が抜けて、
映画と舞台になった、『あさひなぐ』出演メンバーが中心となった。
舞台出演メンバー8人、映画出演メンバー8人、舞台にも映画に出演しなかったメンバー3名、高山、秋元、星野がヒット祈願を行った。

映画出演メンバーは1期生のみの出演。
1期と2期メンバーだけの最後のシングルである。

この後、卒業ラッシュにつながる。
この事は関連性が高いと見えるね。
2021年10月現在で在籍しているメンバーは、飛鳥、生田、秋元、星野、新内、北野の6名になってしまった。


個別握手会不参加
17thシングル(2017/3/22)では、白石麻衣、西野七瀬、松村沙友理。
18thシングル(2017/8/9)ではそれにに加えて秋元真夏、桜井玲香も個握免除になって行く。

中元日芽香の17th・18th・19thの不参加は病気理由であり休業していた。
伊藤万理華は、18th・19thの不参加となっているが、この二人は2017年末に卒業している。

その後、卒業準備メンバーが個握不参加になって行った経緯を見ても、個握不参加は卒業の前兆だった様にみえる。

実態は、過去の記事を参照

※既に26才になっていたセンター白石麻衣は、
『20th シンクロニシティー 2018/4/25発売』で卒業するはずだった。
西野の不倫スキャンダル
文春にとっての乃木坂46は、本誌に載せるほどの知名度が無いが、Web版では盛り上がる。
しかし、紅白出場辞退になるのは困る

かじ取りを間違った高木社長。
西野七瀬の疑惑を曖昧にしたまま卒業させてしまう。
その影響で白石の卒業が伸びてしまい、多大な弊害をもたらされ、回復不可能な迷惑を掛けられた。その後、コロナ禍に巻き込まれて散々な目にあった。
白石の仲の良いメンバーは、その事を面白く思わなかったでしょう。
松村は、自身の不倫騒動では公に謝罪した。肝心の西野は松村に対してすごくつらく当たった。今回の西野は、松村の路チュウどころか、お持ち帰りで朝まで過ごしている訳だからSEXしたことは明らかであり、松村処の問題ではない。
西野は、何の償いもせずに女優様に成り上がった。個人的には許せないですね。

3.『あさひなぐ』

あさひなぐ57

① 原作

『あさひなぐ』は、こざき亜衣による日本の漫画。
『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)において2011年8号(2011年1月24日発売)から2020年41号(2020年9月7日発売)まで連載された。
高校生の部活動としてはマイナーな部類である薙刀(なぎなた)を題材にした漫画。「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」、9位。2015年、第60回(平成26年度)小学館漫画賞一般向け部門を受賞。
2020年9月時点でシリーズ累計発行部数は390万部を突破している。


2017年に東宝による実写化企画『「あさひなぐ」プロジェクト』が発表され、齋藤飛鳥主演の舞台化と西野七瀬主演の映画化が行われた。
少なからず、広瀬すず主演の学園ドラマ『ちはやふる』の成功に乃木坂運営が触発された事は否めないだろう。


② 舞台

2017年5月20日から上演。
5月30日には全国で46の劇場でライブビューイングが行われ、同時に映画版キャストの発表が行われた。
ライブビューイングを含め、延べ4万人の観客を動員。
2018年9月19日、Blu-ray・DVDが発売された。

日程
2017年5月20日 - 31日(東京・EX THEATER ROPPONGI)
2017年6月2日 - 5日(大阪・森ノ宮ピロティホール)
2017年6月9日 - 11日(愛知・愛知県芸術劇場 大ホール)


基本データ
制作:東宝演劇部
プロデューサー:服部優希(東宝)
製作:舞台「あさひなぐ」製作委員会

スタッフ
脚本・演出:板垣恭一
舞台監督:弘中勲

出演メンバー
東島旭 - 齋藤飛鳥(乃木坂46)
八十村将子 - 井上小百合(当時乃木坂46)
紺野さくら - 新内眞衣(乃木坂46)
宮路真春 - 若月佑美(当時乃木坂46)
野上えり - 生駒里奈(当時乃木坂46)
一堂寧々 - 堀未央奈(当時乃木坂46)
寒河江純 - 衛藤美彩(当時乃木坂46)
的林つぐみ - 北野日奈子(乃木坂46)



③ 映画

2017年9月22日より公開。
2017年10月2日付の週間劇場ランキング(9月23日、24日映画動員ランキング、興行通信社調べ)で初登場2位を記録した。
2018年5月16日、Blu-ray・DVDが発売された。

興行収入 5億円

製作:大田圭二、水野道訓、高木伸二、北川謙二、秋元伸介、久保雅一
エグゼクティブプロデューサー:古澤佳寛
企画・プロデュース:上野裕平

製作:映画「あさひなぐ」製作委員会(東宝、ソニー・ミュージックエンタテインメント、乃木坂46合同会社、Y&N Brothers、小学館)
制作プロダクション:ROBOT
制作:north river
配給:東宝映像事業部


監督:高橋栄樹
表題曲「いつかできるから今日できる」のミュージック・ビデオは、2017年8月下旬に東京都の和敬塾と栃木県真岡市にある久保講堂で撮影された。『あさひなぐ』の映画版主演である西野七瀬と舞台版主演である齋藤飛鳥を中心に、作品とリンクした映像になっている。劇中で齋藤が絵を描いている場所が和敬塾であり、作家の村上春樹が学生時代に住んでいた場所でもある。本作の監督を担当した高橋は、2ndシングル表題曲「おいでシャンプー」のミュージック・ビデオ以来、約5年半ぶりの起用となった。衣装は尾内貴美香が担当した。


19thシングル「いつかできるから今日できる」のヒット祈願企画

ヒット祈願高山階段59

舞台、映画にも出演していないメンバー3人が挑戦するのは「あさひなぐ」のロケ地の一つ、山梨県の内船寺で主人公が行った「桶の水を担いで階段を登る」という特訓で19枚目にちなんでバケツ19杯分を頂上まで運ぶのに挑戦する。
高山は他2人の倍の水を軽々運んでいった。


キャスト(実写映画)
乃木坂46合同会社が製作委員会に参加しているため、当時の所属者が多くキャスティングされている。当時の最強メンバーを中心にして期待していた映画でしょう。

東島旭 - 西野七瀬(乃木坂46 1期生)
八十村将子 - 桜井玲香(乃木坂46 1期生)
紺野さくら - 松村沙友理(乃木坂46 1期生)
宮路真春 - 白石麻衣(乃木坂46 1期生)
野上えり - 伊藤万理華(乃木坂46 1期生)

一堂寧々 - 生田絵梨花(乃木坂46 1期生)
旭の同級生1 - 中田花奈(乃木坂46 1期生)
旭の同級生2 - 斉藤優里(乃木坂46 1期生)

興行収入5億円では、大成功とは言えないが、まあそこそこの数字。



4.高木乃木坂LLC社長の暗闘

高木社長就任前に決まっていた「あさひなぐ」企画を成功させる為に1シングルを掛けるという話で、1期生と2期生だけの選抜となった。
高木社長にすれば、3期を強力に推していて3期人気で自身の定年延長するというSME人生を掛けるつもりであったので、このシングルの選抜は納得いかないだろう。
中元日芽香へのパワハラ紛いの言動も、自分の定年後子会社社長職としての延命を図る為の切羽詰まった作戦なんだろう。
1期生強メン功労者の反発を喰らうとは思わなかった。どれだけ乃木坂を好きで大事に思っているか?仲間を守りたい気持ちがどれだけ強いかを読み違えたのだろう。
AKB48から移って来た質の悪いサンキッズなる顧客が、1期生卒業キャンペーンを執拗にやっていた。高木氏は、それを押さえるどころか「事情通」なるキャラを仕立ててそのサンキッズを煽りまくっていた。

高木社長は、「あさひなぐ」があれだけやって5億円か?と喧嘩を吹っ掛けたとしたら、自爆の爆弾をセットした事になる。

そもそも、広瀬すずの業界では10年に一度の逸材として認識されており、初主演作でそれを実証したという事です。
それに対して、一部のファンの間でしか支持されていない乃木坂46がどれだけ頑張っても遥かに届くはずもない。
そこを見間違えたのか、3期生は広瀬すずに成れると思ったのか??アホとしか言いようがない高木社長。



5.学園ドラマ『ちはやふる』の成功

        公開       興行収入
上の句 : 2016年3月19日   16億3000万円
下の句 : 2016年4月29日   12億2000万円
結び :  2018年3月17日   17億3000万円

上の句、下の句

配給:東宝
制作プロダクション:ROBOT
企画・製作幹事:日本テレビ放送網
製作:映画「ちはやふる」製作委員会(日本テレビ放送網、東宝、講談社、ROBOT、読売テレビ放送、電通、ジェイアール東日本企画、KDDI、GYAO、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送、福井放送)

結び

配給:東宝
制作プロダクション:ROBOT
企画・製作幹事:日本テレビ放送網
製作:2018映画「ちはやふる」製作委員会(日本テレビ放送網、東宝、講談社、ROBOT、読売テレビ放送、電通、ジェイアール東日本企画、フォスター・プラス、KDDI、GYAO、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送、福井放送)

キャスト
綾瀬千早:広瀬すず
真島太一:野村周平
綿谷新:新田真剣佑
大江奏:上白石萌音
西田優征:矢本悠馬
駒野勉:森永悠希
須藤暁人:清水尋也
木梨浩:坂口涼太郎
若宮詩暢:松岡茉優
宮内妙子:松田美由紀
原田秀雄:國村隼
綿谷始:津嘉山正種

上の句
綾瀬千歳:広瀬アリス

結び
花野菫:優希美青
我妻伊織:清原果耶
筑波秋博:佐野勇斗(M!LK)
周防久志:賀来賢人
伊勢大二郎:志賀廣太郎
天野ひろゆき


監督は小泉徳宏。2部作として『ちはやふる -上の句-』が2016年3月19日、『ちはやふる -下の句-』が同年4月29日に公開され、その後完結編として『ちはやふる -結び-』が2018年3月17日公開された。



【筆者のコメント】

3期生に限らず、何かを生み出していないメンバーだけの乃木坂46となってしまい、「something else」としての乃木坂46はどこかに行ってしまいました。
今でも、「乃木坂46」は認知していてもメンバー個人となると認知度は低いですね。

「something else」には普通の人よりもすごいというニュアンスがあります。つまり、「良い」ではなく、「素晴らしい」「別格だ」の意味です。

今や、広瀬すずや橋本環奈とはくらべようもありません。
ふわちゃんや滝沢カレンやこじるりや朝日奈央と比較しても認知度は低いでしょう。
2017年でもこの差だったのに、その後の4年間にやっていた事の差は更に大きくなっています。
しょせん使い捨て、セカンドキャリアなんかを視野に入れていない乃木坂LLCの考え方を変えない限り、乃木坂は普通の握手アイドルを脱せないでしょうね。


生田絵梨花でさえ、卒業後3年経過しても世間の「アイドル上がりはスキルが低い」というバイアスに苦しんでおります。
「情熱大陸」見て、「乃木坂にそんな高いレベルで努力の人が居たんだ~」というコメントが普通にあります。


終わり


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