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【Z世代】「ダイパ」と言わない効率化の先の「非効率化」。少子化必須。

1.【筆者のコメント】

凄く面白い調査が記事で上がってました。
筆者の感想は、「一人の時間が大切なんだって、これじゃ少子化どころか非婚化は止まらない」。

カップルも、「お互いが時間があるときに会ってSEXして自宅に帰ると言う非婚の彼氏彼女が一番心地よいのかも」。
特に男にとって一緒に住んだら、趣味を否定されて趣味のモノをごっそり捨てられるなんて恐怖以外何物でもない。モテル男の方が非婚化まっしぐら。



2.Z世代は「タイパ」と言わない!? 効率化の先で見つけた「非効率」の魅力

OTONA LIFE 2024/9/29(日)

学校やサークル、バイトに就活と忙しい時間を過ごすZ世代の若者たち。よく「若者はタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する」と言われますが、実際はどのように時間を使っているのでしょうか。9月25日に発表された調査結果を見ていきましょう。

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Z世代は効率を重視しているが「タイパ」という言葉はあまり使わない

Z世代に「タイパ」という言葉を日常的によく使うか尋ねたところ、74.6%があまり使っていないことがわかりました(「SHIBUYA109 lab.」調べ)(SHIBUYA109 lab.)

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営するマーケティング機関「SHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキュウラボ)」は、15~24歳のZ世代461人を対象に、外部調査パネルによるWEB調査とSHIBUYA109 lab.独自ネットワークによるインタビューで「Z世代の時間の使い方に関する意識調査」を実施しました。

まず「時間の使い方」について尋ねたところ、Z世代の79.9%が「効率的な時間の過ごし方をしたい」、87.9%が「自分が大切だと思う事柄には時間をかけたい」と回答。一方、「タイパ」という言葉を日常的によく使うのか質問すると、「あまりあてはまらない」の30.8%と「まったくあてはまらない」の43.8%を合わせた74.6%が「あてはまらない」と回答しました。

そもそも効率的な時間の使い方を意識している彼らにしてみれば、当たり前すぎてわざわざ「タイパ」という言葉は使わないようです。


Z世代が短縮したいのは「移動時間」、時間を惜しまないのは「睡眠」

Z世代が「効率化・短縮したいこと」の1位は「移動時間」、「時間を惜しまないこと」の1位は「睡眠」であることがわかりました(「SHIBUYA109 lab.」調べ)(SHIBUYA109 lab.)

効率を重視するZ世代は何を効率化し、何に時間をかけているのでしょうか。時間のかけ方に関して調べたところ、「効率化・短縮したいと思うこと」の1位は「移動時間」の46.9%でした。次いで、2位は「勉強・課題」の39.3%、3位は「食事(1人)」の24.3%、4位は同率で「買い物」と「仕事・アルバイト」の23.6%という結果に。

一方、「時間を惜しまないこと」の1位は「睡眠」の47.1%、2位は「趣味・習い事」の34.7%、3位は「推し活」の33.6%、4位は「食事(他人と)」の29.3%、5位は「テーマパーク・観光」の28.6%といった結果になりました。

近年ではテレワークが浸透してきたことで「通勤時間がなくなってプライベートが充実した」という声も聞かれるように、移動時間の短縮はどの世代も望んでいることなのではないでしょうか。一方で、やるべきことに追われて削られてしまいがちな睡眠時間はできる限り確保したいという思いもあるようです。


「ながら◯◯」で時間を効率的に使う人は約4割

時間を効率的に使うための工夫で最も回答が多かったのは「ながら◯◯」でした。Z世代の人たちはマルチタスクで器用に時間の効率化を図っているようです(「SHIBUYA109 lab.」調べ)(SHIBUYA109 lab.)

では、時間を効率的に使うためにどのような工夫をしているのでしょうか。最も多かった回答は「ながら◯◯(ながら視聴など)」の38.6%、次いで2位が「移動時間にやることをすすめる(学校の課題など)」の35.4%、3位が「移動時間の短縮(ルートや乗り換えの工夫)」の26.5%、4位が「倍速視聴」の25.6%、5位が「失敗しないように念入りに情報収集したうえで買い物」の21.3%となりました。

買い物や移動時間、倍速視聴などで、実際に時間が短縮できるよう工夫しつつ、「ながら」というかたちで器用に効率化を図っている様子がうかがえます。

買い物や移動時間、倍速視聴などで、実際に時間が短縮できるよう工夫しつつ、「ながら」というかたちで器用に効率化を図っている様子がうかがえます。


「倍速視聴」するジャンルを調査したところ、最も2倍速で視聴する人が多いのは「知識・情報コンテンツ」で、反対に最も「倍速しない」という回答が多かったのは「映画」という結果でした(「SHIBUYA109 lab.」調べ)(SHIBUYA109 lab.)

効率化の工夫で4位にあがっていた「倍速視聴」について、ジャンルごとの倍速視聴の速度についても質問しています。それによると、“2倍速”での視聴が最も多かったのは「知識・情報コンテンツ」の26.3%、2位が「バラエティ」の18.6%、3位が同率で「ドラマ」と「映画」の9.3%でした。

知識や情報を得るためのコンテンツでは最も2倍速視聴が多く、さらに7割以上が倍速で見ると回答しています。反対に映画は4割以上が「このジャンルは倍速しない」と回答しており、コンテンツによって倍速視聴やその速度を使い分けていることが読み取れます。


タイパを意識するのは「好きなことをする時間を確保するため」

Z世代が「タイパ」を意識する理由の第1位は「自分の好きなことをする時間を捻出するため」の51.6%でした(「SHIBUYA109 lab.」調べ)

そもそも、Z世代が「タイパ」を意識する理由は何なのか尋ねてみると、最も多かった回答は「自分の好きなことをする時間を捻出するため」の51.6%でした。次いで2位が「1人の時間を作るため」の45.3%、3位が「何もしない時間を確保したいから」の24.7%、4位が「たくさんの予定をこなすことで充実感が得られるから」の13.7%という結果になっています。

効率重視の生活を送っているというイメージの強いZ世代ですが、その先にはゆったりと何もしない時間や、好きなことに費やす時間を求めていることがわかります。


Z世代の多くは「何もしない時間が好き」で「予定は余り詰め込みたくない」

Z世代の時間に対する考え方で最も多かったのは「何もしない時間が好き」で「予定を詰め込まず余裕をもちたい」の組み合わせでした(「SHIBUYA109 lab.」調べ)

最後に、Z世代の時間に対する考え方を知るために、「何もしない時間」と「予定の詰め方」について尋ねています。それによると、「何もしない時間が苦手」が38.6%、「何もしない時間が好き」が61.4%、「予定を詰め込んで多くのことをこなしたい」が42.1%、「予定は詰め込まず余裕をもちたい」が58.0%という結果に。最も多かったのは、「何もしない時間が好き」で「予定を詰め込まず余裕をもちたい」という組み合わせのグループでした。

また、“何もしない時間がほしいか”を尋ねる質問にも、67.1%が「あてはまる」と回答しており、寝たり、ぼんやりしたり、ごろごろしたりといった、「何もしない時間」を少しでも多く過ごすために効率的な生活を送っているという意見が多く見られました。

デジタルネイティブと言われ、時間や情報に追われながら毎日を過ごしているZ世代にとって、「何もしない時間」は貴重なようです。タイパの先にある非効率な時間を求めて、日々効率的な生活を送るというのがZ世代らしい時間の使い方なのかもしれません。

出典元:【株式会社SHIBUYA109エンタテイメント】

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