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【少子化シリーズ】「モテる層というのは大体3割程度で昔から変わらない」らしい。

1.【筆者のコメント】

という事は、女の7割は好きでもない男と妥協して結婚しているという事になるのかな?
そっちの方が気になる。

恋愛している割合が30%として昔からその比率は変わらないとしても、昔は社会全体で結婚を強制していて結婚していない奴は昇進させてもらえなかった、未だに謎なんだよね。
今は結婚していなくても会社内の扱いはあまり変わらない。

つまり、恋愛しない人たちにとって「少子化を止める為の結婚って社会の強制が必要」なんじゃないの?
強制的な結婚で幸せになれるかどうか?を今の若者の親世代が「必ずしも結婚って幸せではなさそうだ」と教えてしまった。
『幸福の多様化』もそれを後押ししていると思うよ。


つまり、今の婚姻制度自体を変えないと「少子化は止まらない」。
というか、人口減少を止められない前提で「質の向上」こそが国家として強くなり、一人当たりの収入と幸福度の向上につながる。

恋愛強者男性と、経済的強者が多数の子供を持てるように、婚姻制度と税制全般を変えるべきだと思う。

今の人間がおかれている環境に適合した遺伝子が自然に選択されるべきなんじゃないの?
それこそ、チャールズ・ダーウィンの「自然選択説※1」だよ。


※1: 生物の進化に関する学説として知られているのが、チャールズ・ダーウィンの「自然選択説」です。自然選択説は、次のような考え方を基本としています。

・より環境に適応した個体が生存競争に勝って生き残る
・生き残った個体の形質が次の世代に伝えられる
・環境に適応した方向へと生物が進化する

自然選択説が成立する条件は、次のとおりです。
・個体間に変異があること
・その変異が遺伝すること
・その変異に応じて適応度に差が生じること


【ハンガリーの成功事例】

この制度に対する一番メリットが大きいのは、高額所得者。
だから、婚姻関連法を撤廃して一人で何人もの女性に子供を産ませられる様にしたら、一挙に子供が増える。
且つ、時代に合ったスペックが高く・正しいマインドを持つ子供たちの比率が増えるのは、日本全体に貢献できる。



2.「恋愛は1対1とは限らない」恋愛している独身人口が男女で同一にならないワケ

荒川和久 独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター
2024/8/9(金)


大体3割

いつの時代でも、どこの地域でも、何の集団であっても、恋愛においてモテる層というのは大体3割程度で変わらない。
これを「恋愛強者3割の法則」と名付けている。
厳密にいえば、恋愛強者3割、中間層4割、恋愛弱者3割と3:4:3に分かれる。

それは、出生動向基本調査で、1982年から2021年までの約40年間の18-34歳独身男女の「恋人がいる率」の約40年間の長期推移を見ても明らかである。


「イマドキの若者は…」と言いたいだけのメディアや一部の識者と名乗る者は、昨今の少子化や婚姻減を若者の価値観のせいにしたいがために、「若者の恋愛離れ」や「草食化」などと言うが、全くの的外れである。

2002年以降のデータだけを恣意的に切り取って「ほら、随分と恋愛している若者は減ってるでしょ」などとこじつける御仁に至っては、まさに「数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う」の典型例だろう。

最新の2021年での「恋人がいる率」は、男性が21.3%だが、40年前の1982年も男性21.9%でほとんど変わっていない。女性に至っては、1982年よりも2021年の方が増えている。40年間で増減はあるものの、男女総合すれば、恋人がいる割合というのは大体3割程度である。


男女で10%差の理由

ところて、恋愛は原則1対1であるはずなのに、「なぜ、男女で10%ポイントも差がつくのか」と疑問に思うかもしれないが、それは生涯未婚率が男女で10%ポイントも差がついているのと同じ理由である(男28.3%、女17.8%・2020年国勢調査不詳補完値)。

ひとつは、出生性比の違い。元々、男児の方が女児より5%ほど多く生まれるが、現代では乳幼児死亡率が低く、そのまま成人するため、そもそもの絶対人口に差があること。

しかし、それでは半分の5%の差にしかならない。対象が18-34歳なので、35歳以上の年上と付き合っている女性もいるかもしれないが、それだけではこれほどの差は出ない。

割合ではなく、わかりやすく説明するために、実数の人口で見てみよう。

出生動向基本調査の各年の割合を、それぞれ国勢調査における年齢別人口と掛け合わせて算出した「年齢別恋人のいる人口」が以下である。


これを見ると、特に18-24歳という若い年代では全体的に「恋人あり」の人口は男性より女性の方が多くなっている。
では、その分25歳以上では男性が多いかというと、確かに、25-29歳では1990年まで、男性の方が多く、これは「20-24歳の女性と25-29歳のカップルが多かったのだな」と推定できるが、1990年代以降は、25-29歳での恋人のいる男女人口は同等であり、計算が合わない。2021年で約22万人の女性がダブっている。

一体18-24歳の女性のいう「恋人」とはどこにいるんだろうという話になる。

自由恋愛とはそういうもの

結論からいえば、これは、3割の恋愛強者による二股、三股交際である。
女性からすれば「なんで二股とかするわけ?」と思ってしまうかもしれないが、独身である以上法的な縛りはない。そもそも恋愛強者とは、呼吸するように恋愛をしてしまうし、本人の意図とか関係なく相手から好きになられてしまうものである。

それどころか、この中には、既婚男性が独身と偽った交際もあるだろう。

ちなみに、既婚者の浮気率も3割である。恋愛強者の3割は結婚しても浮気をしているケースが多い(バレているかどうかは別にして)。


参照→既婚者の浮気率は3割超え~男女にかかわらず浮気をする人の特性とは?

「恋人のいる率」と「恋人のいる人口」というものを年齢別に見れば、特に18-24歳の未婚女性の恋愛は「1対1ではない」可能性があるということである。

皮肉にも、そうした恋愛強者男性との恋愛を経験すると、残り7割の中間層と恋愛弱者男性との恋愛では満足できなくなっていく。二股、三股をかけられる人というのは、何度も同じような恋愛強者男性と付き合ってしまうことになりかねない。
そんな恋愛強者男にとってとても便利なツールがマッチングアプリである。実際、マッチングアプリ利用者は圧倒的に恋愛強者男性が多いのである。

参照→マッチングサービスなのに「会えた人数ゼロが3割」問題の背景にある残酷な現実

そうした「恋愛強者男性の無双状態」の影で、「いつまでたっても恋愛相手が見つからない」男性が増えていく。これが結果的に、未婚男女の大幅な「男余り」という形で顕在化する。

参照→未婚男性の「男余り430万人」の実態~もはや若者ではなくおじさん余りへ

「富を持つ者だけがより富を持つことができる」という経済の自由市場の原理と同様、自由恋愛というのは「モテる者だけがよりモテる」世界になる。
残念ながら、この世の中は平等ではない。

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-荒川和久
独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター
広告会社において、数多くの企業のマーケティング戦略立案やクリエイティブ実務を担当した後、「ソロ経済・文化研究所」を立ち上げ独立。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者としてメディアに多数出演。著書に『「居場所がない」人たち』『知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質』『結婚滅亡』『ソロエコノミーの襲来』『超ソロ社会』『結婚しない男たち』『「一人で生きる」が当たり前になる社会』などがある。


【筆者の提言】

モテる男が3割しかいないという事は、女性が持てる男の3割を選んでいるのであって、浮気されたと怒っているとしてもその相手は持てる3割の男だから競争は激しくなる。
その3割の男を「自分がゲットできると思っているの?」と聞きたい!。
その浮気を封じているのが、婚姻制度であって、
「好きな男の子供なら産みたい」
のであれば、モテる男は共有するしかないんじゃないの?

浮気にうるさくなったのは、この60年位で、かつてはモテる男(金がある男、外見が良い男)はお妾さんが当たり前だった。
糞みたいな男と金の為に長く不満足な結婚生活するのとどっちがいいですか?と結婚対象年齢の1000万に問いかけたい。


終わり

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