労働生産性が低いのは、やるべき事=目的がなくなった。やりたいことを仕事にすれば意欲が高まって充実感が高まる?
今どきの「タイパ信仰者」の一味ですかね?
1.【ベストセラー】「その働き方、あと何年できますか?」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
本要約チャンネル【毎日19時更新】 2023/01/20
【目次】
0:00 ご挨拶・導入
1:11 本日のお品書き
2:22 1限【一億総サザエさん症候群】あなたが仕事に行きたくない「たった一つの理由」
14:18 2限 救いようのない田舎社会~完全にオワコン化した「日本の惨状5景」
24:56 3限 自己生産性が爆上がり!! やりたいことで生きていくための「3つのステップ」 ▼参照
その働き方、あと何年できますか? (講談社+α新書) 新書 – 2022/9/22
木暮 太一 (著)
11:34 個人が自分で稼げる時代
12:33 企業にあなたがやるべきことは残っていない。
12:45 気付かぬふりをやめよう
12:58 企業で働く事に未来はない
13:39 1眼まとめ
14:28 2限
25:20 3限
2.【筆者のコメント】
■この動画は極端な表現ですが、正規雇用者が減って行くという方向性は間違っていないと思います。
大企業ほど普通の人の業務は激減して行く事は間違いないでしょう。
製造現場では、自動化は進んでいき作業員の人数が減って行く事を要因として工場の国内回帰が進んではいくでしょう。
しかし、必要な職種は、企画・設計・等のクリエイティブな業務と運用監視・メンテナンス業務。事務作業も自動化が進み、経理ですら少人数しか必要とされない。
小売業の売り場・飲食業の現場・配送の現場でもロボット化が進み採用人数は激減するでしょう。
効率化の為の産業機器は巨大産業になるが、新規参入は厳しいので既存の企業の売り上げ利益が高まって行くでしょう。
自動化・ロボット化・AI化の裏で膨大なIT構築とメンテナンスの人員が必要となるでしょう。
IT産業ですら自動化されますので、ビジネスで必要とされる従業員数は残念ですが激減して行くでしょう。
それは、産業全体の「人時生産性」が進むと言う事であり、従業員一人当たりの利益が評価軸として注目されて行くでしょう。
と言う事は、人口減は必ずしも悪い事ではなく、労働分配率を高く維持する事で、生活全般の費用が高くなっていっても生活の質は維持できるという理屈にはなります。
どんな業種でも必要とされる人に残れるか?と言う事は、芸能人やスポーツの様な労働環境に近づくのかもしれません。
少なくても同じ業種内でも所得格差は今より大きくなるでしょうね。
平サラリーマンでも年収1億円だけれど、管理職は1千万円とか・・・
■「好きな事で生きていける」発言については著者の自慢話にしか聞こえないのは私だけではないと思いますよ。
この本で気になるのが、「個人でネットで収入が得られる」的な処に無理やり話を持っていくのは、怪しい意図を感じる。
世界一の社会主義国家日本。 正規従業員は定年まで首にならないから、そこが従業員一人当たりの生産性を語る上での原点。
あなたには、そんな(役に立たない)若者を辞めさせたい意図でもあるのでしょうか? 大企業に依頼された?
大企業を辞めて成功する確証もなく煽る意図が怪しい。
大人達は心配しているのであって、古い道徳観からではありません。
芸能界で40迄生き残れる確率はごくわずかである事を考えれば、心配して当たり前。
この人を信じて失敗する人に対しての責任は感じないだろうけれど。
■【ベストセラー】?
果たして、ランキングで何までをベストセラーと言うのですかね?
★日本出版販売(東京都千代田区)が、2022年の「年間ベストセラー」を発表し、『80歳の壁』が総合1位を獲得した。
その中に、
「その働き方、あと何年できますか? (講談社+α新書) 新書 – 2022/9/22 木暮 太一 (著)
は入っていなかった。
2022年に一番売れた本は『80歳の壁』!年間ベストセラーを発表
2022年12月01日
余談ですが、2022年9月22日出版のこの本968円が、現時点(2023/1/22)で316円の中古品が出ています。
ちなみに、日本全体の社会事情に関してオワコンと言う言葉を使わないで欲しい。
オワコンは「終わったコンテンツ」の略語でコンテンツ限定だ。
そういう処がルーズな日本の社会が世界のルールを創れない事の基本に有る。
それで動画の信頼性に疑問を持ったのでこの件を取り上げた。
★年間ベストセラー 総合(日販調べ 以下同)
★年間ベストセラー 単行本ビジネス
★年間ベストセラー 新書ノンフィクション
★年間ベストセラー 単行本実用
売上上げる為なら、他所の誇張は許されると言うのはいつから始まったのでしょうか?
それが、TVを見なくなった原因の一部に「深層心理での不信感」になっている事を私は追求しているので、この記事を見逃せなかった。
■筆者が思う一番欲しい社会は、「成果を正しく評価できる社会的な仕組み」ですよ。
タイパとか関係なく、その成果を生み出すまでの過程や業務内容や掛かった時間ではなく、「成果」を正しい金額に換えられる社会的な仕組み。
芸能界やスポーツ界や個人投資家とかの様に、直ぐに評価が見える業界は良いのですが、普通のビジネスでは中々「成果」を正確に評価してもらえない。それが出来れば、サラリーマンでも年収数億円とかの稼ぎが出来るだろう。
日本の話をすると、2000万人の失業者をどうやってケアするかの社会問題解決には、それが必須だと思う。
時代が変わって権力の形や権力を得る人は変わっても、人間の感情や嫉妬は無くならないから、上手に権力者に取り入る事は絶対条件だと思いますがね。
欧米も未来社会も規範・道徳観ではなく人間の好き嫌いで社会は出来ている。
この著者「木暮太一さん」は、人間関係が苦手な人でしょうか?
終わり
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