『冬の大三角形』ですぐ見つけられるオリオン座にある、『光り輝く１等星・ペテルギウス“優里“』と『もやっと目立たない星団・トラぺジウム“高山一実”』の違い
１．【筆者のコメント】
『ペテルギウス』優里のヒット曲。
『トラペジウム』は高山一実の小説。
同じ星座を取り上げた事で書いてみた。
筆者も知らなかった星座の知識。
◎2021年11月4日に配信限定シングルとしてリリース
シンガーソングライターの優里による楽曲「ベテルギウス」は、2021年11月4日に配信限定シングルとしてリリースされました。江口のりこ主演のフジテレビ系木曜劇場ドラマ『SUPER RICH』の主題歌に起用されています。
◎雑誌『ダ・ヴィンチ』の2016年5月号から2018年9月号まで掲載されていた連載小説。2018年11月、単行本化（KADOKAWA）
『トラペジウム』は高山一実の小説家デビュー作。アイドル・高山一実がアイドルを目指す女の子について綴り、雑誌『ダ・ヴィンチ』の2016年5月号から2018年9月号まで掲載されていた連載小説。
2018年11月、単行本化（KADOKAWA）。
２．優里『ベテルギウス』Official Music Video
ペテルギウス
ベテルギウス（羅: Betelgeuse）は、オリオン座にある恒星で、全天21の1等星の1つ。
おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとともに、冬の大三角を形成している。
バイエル符号での名称はオリオン座α星。
オリオン 座 ざ の α星 アルファせい 。 極大等級 きょくだいとうきゅう 0．4 等 とう の 変光星 へんこうせい で， 距離 きょり は498 光年 こうねん 。 太陽 たいよう の 約 やく 690 倍 ばい もある 赤色 せきしょく 超巨星 ちょうきょせい である。
https://kids.gakken.co.jp › jiten › di...
★「爆発間近か？ ベテルギウス」（くらし☆解説）
ＮＨＫ 水野 倫之 解説委員 2020年02月19日 (水)
今が見頃の星座、オリオン座の一角で、異変。
赤く輝く1等星ベテルギウスが過去50年で最も暗くなっていて、星の一生の最期の大爆発の前兆ではないかと話題に。
オリオン座はどうなってしまうのか。水野倫之解説委員の解説。
ベテルギウスはオリオン座の三つ星の左上、狩人オリオンの肩の部分にある1等星。
表面が3000度あまりと比較的低いため赤く見える。
直径は14億キロと太陽の実に1,000倍で、太陽の位置に置いてみると木星近くまで達する超巨大な星。
３．トラぺジウム
トラペジウム (英: Trapezium) は、オリオン大星雲中心部の星生成領域にある散開星団である。名称はラテン語で台形を意味する。
トラペジウム（Trapezium）は、オリオン座にあるオリオン大星雲（M42）の中心部にある星の密な散開星団です。オリオン大星雲の中心にある4つのO型星の並びが四辺形（トラペゾイド状）であることからその名があります。
オリオン大星雲は、肉眼でも見ることができる明るい星雲で、地球からの距離は約1300光年です。天体望遠鏡で観察すると、トラペジウムと呼ばれる四つの台形の星を観察することができます。
オリオン座は、おうし座の東にある冬の星座で、中央に三つの星が並んでいるのが目印になります。この並んだ３つの星は、「三つ星」と呼ばれています。
トラペジウム (英: Trapezium) は、オリオン大星雲中心部の星生成領域にある散開星団である。名称はラテン語で台形を意味する。
概要
トラペジウム星団（オリオン・トラペジウム・クラスター）は、オリオン座にあるオリオン大星雲の中心に位置する星の密な散開星団である。ガリレオ・ガリレイによって発見された。1617年2月4日、ガリレオは3つの星（A、C、D）をスケッチしたが、周囲の星雲を見逃していた。 1673年に複数の観測者によって4つ目の構成要素（B）が確認され、その後、Eのようにさらにいくつかの構成要素が発見され、1888年までに合計8つの構成要素が発見された。その後、いくつかの星が二重星であることが判明した。アマチュア天文家の口径5インチ（127mm）程度の望遠鏡では、良好なシーイング条件下で6個の星を解像することができる。
現在では約300個の星からなる散開星団の大部分が宇宙塵に隠され、その一部分が見えていることが分かっている。 中でも明るい5つの星 (A～E) ) は約15～30太陽質量を持つ重い星である。これらは直径約1.5光年の範囲内にあり、オリオン大星雲を照らし出している。
通常の望遠鏡では台形を形作る4つの星を確認できる。4つの明るい星には赤経の順にA (6.73等) 、B (7.96等) 、C (5.13等) 、D (6.71等) の符号が付けられている。またAとBは食変光星である。
★小説トラぺジウム
書名の『トラペジウム』はオリオン大星雲の若い星の星団を指す。
ペテルギウスの様に光り輝くスターではなくて、あまり目立たない靄っとした集団。
『トラペジウム』は高山一実の小説家デビュー作。アイドル・高山一実がアイドルを目指す女の子について綴り、雑誌『ダ・ヴィンチ』の2016年5月号から2018年9月号まで掲載されていた連載小説。
2018年11月、単行本化（KADOKAWA）。書籍化に伴い大幅に加筆修正され、中村文則・羽田圭介が帯コメント、2019年2月7日以降の店頭6刷り分には西野七瀬の限定帯コメントが付属した。
2020年4月、文庫本化（角川文庫）、これを記念し、Instagramのアカウントを開設。翻訳本として韓国・台湾版が発売され、同年7月に中国語簡体字版も発売。
書名の『トラペジウム』はオリオン大星雲の若い星の星団を指す。
2023年12月には劇場アニメ化が発表され、2024年5月10日に公開予定。