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♯2 『乃木坂46』の選抜制度への提案 乃木坂の未来はジャニーズ固定ユニット

妄想込みの推測記事です。エンターテイメントとしてとらえてください。

これは、下記は既に公開したものの続きです。
#1 『乃木坂46』の選抜制度は何のため? 結論は、CDを100万枚売る為だった


#2のテーマ
数々のつらい思いをメンバーに強いている「選抜制度」を保持したまま「アンダーメンバーも含めた活性化」を提案します。


3.選抜制度のメリットとデメリットは何でしょうか?

誰の立場かによって違います。

① 運営の立場
  メリット:初期は、選抜発表を冠番組でコンテンツ化して
   メンバーとファンの感情を揺さぶってグループを盛り上げる。
   メディアでの話題を提供する。
   ファンの応援を鼓舞して売り上げにつなげられる。

   一番のメリットは、
   選抜権限を握ってメンバーを支配でき、マネジメントが楽になる。
   AKB48の場合、メンバー各自の個人事務所がいろいろ言ってくるので
   思う様な運営が出来ない。
   情けない。


  デメリット:乃木坂の場合、40人のメンバーが必要となるので、
   窮余や経費が高くなる。日向坂46の2倍以上は掛かって来る。
   一人でマネジメント統括は出来ないので3階層になる。
   ※一人でマネジメントできる限界は12人。情報共有に齟齬が出る
    菊池さんの下に15人位のマネージャーがいる?

② メンバーの立場
  メリット:選抜になれればメディアへの露出が増えて認知度が上がる。
   外仕事が増えて卒業後の芸能界での可能性が上がる(これが本命)。
   収入が上がる。

  デメリット:選抜になれなければ、メリットの逆。

③ ファンの立場
  メリット:選抜には入れればメディアで見れる機会が増える。
   推す甲斐がある。

  デメリット:選抜に慣れなければ、メリットの逆。
   一部のコアファン以外が離れて行く。
   


4.固定ユニットが乃木坂の未来を切り開く

1).選抜制度を維持しながら、アンダーメンバーにもチャンスがあり、売り上げも確保できる方法。

SMEと秋元康と作曲家の方々の収入を確保する目的でCDを100万枚売る為に選抜制度も必要という事であって、それ以外の方法で年間300万枚売れればいいのですね。


それが、下記で提案した「固定ユニット」を6チーム創って月1枚のCDを売る方法です。

目次

3.乃木坂46の未来が繁栄する戦略的アイデア

 1).前書き 
 2).【重要】乃木坂が今より繁栄する為には、更なる「イノベーション」が必要です。 
 3).具体的提案:ジャニーズの様な固定ユニットを作る事が未来を拓く 
   ①.ユニットを作る前にやるべきこと 
   ②.個性を生かしたユニットこそが次のチャレンジ 
 4).マーケティングのイノベーションが必要
   ① ワンツーワン・マーケティングの強化 
   ② 会員制のSNSが欲しいよね 

4.最後に、言いたい事! 
  これは絶対運営が言えない事! 
 1).偉大なるマンネリは優良顧客に支えられている 
 2).メンバーの質が顧客の質を呼び込む。 
 3).最後に延々と長文書き散らしてしまった事の言い訳をしておきたい。 
 4).乃木坂46がトップアイドルになった背景は、グローバル化時代の反動だった。

乃木坂46の未来が繁栄する戦略的アイデアを提案したい? #2

2).私がこれを公開したのが2021年09月18日でした。

生田絵梨花の卒業発表前で、且つ5期生の情報公開の前でしたが、これを書かずにいられなかったのは、5期生を入れたからには生田絵梨花の卒業は必須であり、運営が繰り出す次の手が怪しいだろうと疑っていたからです。

個人的に推測しているのは、この当時白石と松村と高山が卒業した乃木坂46に居る意味が無くなっていた事、しかも東宝や太田プロから卒業を促す圧力があったと思っています。
卒業後の生田絵梨花の仕事を見たら、2021年12月31日の卒業はギリギリのタイミングであったと思う。
5期生も加入させて、1期生の穴を埋められると運営は思った?

SMEは基本音楽の会社なので、基本的に学生時代とか音楽をやっていた人々。「メジャーデビューの夢破れて、しょうがないから音楽会社のサラリーマンでもやるか」と入った割と人生も舐めている人。
うらやましいですが、それで通じるだけの恵まれた人なのでしょう。
実際今野義雄氏はお坊ちゃん学校の立教大学ですから。だから、自分より音楽性も極端に低いし勉強もできない女性アイドルを舐めています。


3).運営が繰り出して来たのは手っ取り早い炎上商法

1期生メインメンバーが卒業して、しかもコロナ禍の影響で売り上げ半減している現状から抜け出す為の『悪魔の施策』だった。

CD販売数減を元に戻す為会議を開いて、なるべく力を入れずに時間をかけずにやれる方法を考えたのだと思います。

申し訳ないが、製造業は企画 → 販売迄 凄く時間を掛けます。
それは、商品のやり直しがきかないからです。
乃木坂46の29thシングルは、発売後数日で仕様を変更してしまいました。
軽すぎるが、それがコンテンツビジネスだと言い張るでしょう。

いやいや製造業経験者からすると、事前にあらゆる事態を詳細に渡って想定するべきだし、しかも多くの関係者に渡る意見調整すら時間をかけてやります。
あまりに文化の違いに愕然としますが、その文化を想定していたので、軽く何かをやらかすと思っていました。
やらかす前に言っておく事が私のプライドです。


4).筆者の提案の肝

3).具体的提案:ジャニーズの様な固定ユニットを作る事が未来を拓く
★日本におけるアイドルを創出し続けて来た天才ジャニー喜多川さんは、少人数ユニットしか創っていません。それでも売り上げ1000億円。

ジャニーズは、卒業や離脱は有っても後から新しいメンバーを加入させる事はしません。だから、20年を超える長い時間かけて育っていく(認知度が上がる)事につながって行くので、メンバーにとっては、ユニットとしての力と運次第という単純な構造になります。
だから、メンバー同士の仕事への向き合い方とかがユニットの成功=収入や将来の活躍に直結する事を理解できます。
顧客としても長く応援でき世間の認知度が上がって行く過程を共に喜べるでしょう。
又、ジャニーズのユニットの顧客同士が争う要素は、乃木坂46と比較して非常に少ない。

乃木坂46の未来が繁栄する戦略的アイデアを提案したい? #2


①.ユニットを作る前にやるべきこと
「総合的にキャリアデザインを描く」事が非常に重要


「乃木坂らしさ」を言語化できないの  14
テーマ11:乃木坂46メンバーのキャリアデザインを描くのが乃木坂46の次の成長を導く 2

個別メンバーに適したキャリアデザインを描いてやる事で、今まで魅せていなかった魅力を引き出せる。
殆どのメンバーは、自分の適性をきちんと認識できていない。又、「他人から見た自分」を理解できていない。

「やりたいこと」、「できること」、「向いていること」を知るだけでも今後のアイドルとして努力ポイントが明確になる。

もちろん、ユニットを組む上での適性も理解して納得の上で参加できる。
ジャニー喜多川さんの様な天才がいないなら、こういうツールを使って少しでも良いマッチングできるようにしたいね。メンバーの意欲が違ってくるだろう。

何より、それを実現できればかなり「乃木坂らしさ」を保てると思う。
ひとつは、「自分の人生に向かう必死な素の姿」を見せる為には、覚悟が必要だから。
もう一つは、自分以外のメンバーの個性を理解して受け入れなければユニットは上手く行かないという体験を通して「自分の為の寛容性」を理解することが「仲の良さ」を恒常的に続けられる秘訣です。
それが見つかれば、「非ロリオタ顧客」を多数呼び込める。

重要なのは、橋本奈々未が言っていた「自分に嘘をつかない事」。それが個性であり、受け入れられようとステレオタイプのアイドルを演じていては個性は発揮できないでしょう。
「乃木坂らしさ」を言語化できないの #23
■橋本奈々未が卒業発表のラジオのゲストに選んだ「自分自身にずるくない人」は桜井玲香と生田絵梨花であった。

②.個性を生かしたユニットこそが次のチャレンジ
■.新しいスキームで、めざせ6ユニットで100万枚/年
消費市場の個衆化は止まらない。それなら、個性を前面に打ち出した少人数ユニット=ジャニーズ方式との併用、混合方式にトライすべきだと思います。
ユニットだけでなく、ソロで人気になるならソロもありです。


特記したい事は、ハロプロの様に「ハロプロ歌唱法」「ハロプロダンス法」「ハロプロ楽曲」を追求するのは辞めるべきだ。それは「意味的価値」にならない事を理解すべきだ。※これは長い説明になるので別章を設ける。
メンバー総数が何人いようが、ユニットを何組作ろうが個性が見えなくなっている。今どき外部消費者から明確な違いが見えない宝塚方式はダメでしょう?
下手でもいいから、思いっきり個性・世界観を全面に売りだすべきだろう。
基本的なボイトレはやってもいいが、ハロプロやK-POPの様に、出てくる人の違いが判らないユニットは命が短い。

ジャニーズの様に、SMAPやTOKIOやV6やKinKi Kidsや嵐や関ジャニ∞の様にメンバーの個性を生かしたユニットが根本的に長生きできる。ユニット内部の抗争は絶対ご法度。

■.固定ユニットのお約束
乃木坂46が現在やっている「添え物的なユニット」では意味がありません。

◎めざせジャニーズ、活動休止・解散まで5~7人の固定ユニット
・固定ユニット6ユニット作り、動停休止・解散までメンバーは変えない
・活動休止・解散でそのユニットは終了
・まず3期・4期から始める
・楽曲デビュー活動、ユニットは年1回リリース
・ユニットは月替わりでリリース
・規模を縮小する事で「個握」の分散化で三密を防ぐ
・規模を追わない CD5万枚~10万枚目標
・売るための地道な努力、ショッピングセンター廻り、ラジオ局廻りをYouTubeで流して顧客を増やす。
◎代表選抜楽曲リリースは年2回
 選抜の仕方は運営が決めるが、ユニット毎の成績は考慮される。
◎選抜には選ばれないが、ユニット活動を続けるメンバーも可能ならば、それこそ46歳まで活動するメンバーがいてもいいだろう。
何しろユニット名(=ブランド)が違うのだから乃木坂46と違うユニットとしての活動に乃木坂46全体のオタクからの文句は全く正当性が見当たらない。
◎握手会について
1会場当たりの人数を少なくしなければ、世間からのバッシングが強まり続けられない。
ユニットの個握で10万枚×6ユニット出来れば、今の販売数の水準で言えば選抜曲1枚分に相当する。
選抜曲の個握について、金はかかるけれど個握を12分割して12会場に分散して、参加人数を少なくする。ミーグリも続けたらいいだろう。


■.「乃木坂らしい」ユニット理念と世界観
世界観が他のアーティストと被らない事が一番重要
・ユニット創りをするプロデューサーが複数必要
  ・乃木坂を一番理解している生田と松村が適任
  ・楽曲作りは生田、パフォーマンスや宣伝担当は松村
・作詞と作曲はユニットコンセプトに合わせて選択(秋元康もその一人)
・米津玄師とかあいみょんの様な時代を捉えたミュージシャンに作ってもらうのも排除しない
【個人的希望】
★ シティーポップ的シャレオツな方向性のユニットを一つは欲しい
・制服や統一した歌唱衣装はいらない
・イメージ的には下記の様な楽曲 4期生賀喜や柴田等を中心に
  ・竹内まりや 「シングル・アゲイン」「駅」「告白」
  ・大瀧詠一 「君は天然色」
★ ガールズバンドの再来
・飛鳥中心に失恋ソング歌わせたい イメージ的には下記
 ・プリンセス プリンセス 「ダイアモンド」「M」
 ・杏里 「悲しみがとまらない」
★ 生ちゃんにはソロ曲デビューして欲しい
 ・イメージ的には下記の様な楽曲
 ・ビリージョエル 「ストレンジャー」や「素顔のままで」
 ・エルトン・ジョン「YOUR SONG」
 ・ビートルズ「Let It Be」


★ 提案によるCD発売のタイミング

〇 選抜年2シングル 3月・9月発売

〇 各ユニットは、バスラの有る2月と、全ツが有る7月・8月を避けて、年末音楽祭がある12月もさけて、
1月、4月、5月、6月、10月、11月 に発売する。
地道に地方を含めショッピングセンター廻り、ラジオ局廻りをYouTubeで流して顧客を増やす。

この案は、地道すぎて運営は考えないかなとは想定していた。
運営が選んだのかあまりに奇抜な「アルノ劇場」で、多くの固定ファンに忌避された。

もう一度、地道なプロモーションをやるのが遠回りだけれど成功の秘訣だと思うのに。
北村匠海DISHも地方回りして客が3人の時もあったと言っています。

コロナ禍と1期生の卒業と言う言い訳」が出来る今しかできないよ。
固定ファンどころか多くの新規ファンもついてくると思うのだが。


5).改めて書きます。

つまり、選抜制度は維持しながら、ユニットで地道にプロモーションを仕掛けて、メンバーの活性化と乃木坂の再成長の道が開けるアイデア。

上手く行けば、年8回音楽番組に出演出来るのもおいしいと思うのだがね。

是非考えて欲しい!


6).余談として

今回、選抜制度だけにスポットを当てたけれど、選抜とセットで考えるべき事が有る。

それは才能を見抜くシステムとそれを育成するシステムが決定的に抜けている。と言うか運営はこの10年やる気も無い事が見えて来る。

それは、多人数女性アイドルは命が短く、短期間に新しいメンバーを入れ替える事だけに専念せざるを得ない事が、秋元康アイドルの宿命だから。
無駄な事はしないという事と、それを考えられマネジメントできる人間が決定的に居ない事。

それは、乃木坂だけの事ではなく、レコード会社SMEとしての致命的欠陥でもある。
SONYがアップルに負けた原因は、企業体として『新しい魅力的な商品を見いだせる力が社内に無かった事』に尽きる。個人で優れた創造者が居たとしても、その人に商品作りをさせなかった企業体としての問題です。
だから創作出来てマネジメントできるプロダクション企業に投資しようとしている。投資会社SMEを目指すにしても、投資すべきコンテンツは何か?何が顧客に受けるか?未来を予測できない企業の未来は暗い。

『アルノ劇場』で筆者が感じたことは、SMEの創造力(※)の欠落である。

『アルノ劇場』は、乃木坂46の既存顧客を見えていなかったという意味で運営の大問題だと思う。やるなら別ユニットでやるべきだったでしょう。

(※)ビジネスとしての創造力とは、ターゲットの顧客に届いて、しかもそれが支持されて売り上げ利益が大きい事である。それをプロデュース力ともいう。個人のアーティストの世界観を見せびらかす事ではなく、その世界観を受け入れる多数の顧客をクリエイトする事ともいえる。

終わりです

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