フジテレビのダメは、幹部の人事権を握っている〇〇さんが根幹の原因。
1.新番組「オールナイトフジコ」にはフジテレビのダメが詰まっている
長谷川良品「テレビ悲報ch」 2023/04/18
オールナイトフジコとは
港浩一社長の肝入りの番組
フジコネシート
番組の演者やスタッフとコネが有ればだれでも座れるシート。
秋元康番組プロデューサー、港浩一社長、多田亮専務 が座っていた。
2.【長谷川良品の所感】
1980年代のフジテレビ黄金期を懐かしむおじさんが居酒屋で遠い目をしながら盛り上がって「その愚痴の言い合いを含め飲み会丸ごとコンテンツにしてしまう感じ。悪乗り・悪ふざけは、悪趣味且つ懐古趣味的老害バラエティー」だと感じた。
お昼の「ぽかぽか」もそうですが、フジテレビが満を持して始める番組は、フジテレビの「ダメ」が詰まっている気がします。内輪乗りと昔は良かった感が現代の視聴者層とミスマッチで嫌悪されているのに、なぜかその「ダメ」で勝負しようとする。フジテレビにはマーケティングと言う概念が欠如しているのではないか?
当時の「オールナイトフジ」は、生放送であるが故の何が起こるか分からないドキドキ感が番組の最大の売り。
それに、その時代には「偏差値が高いであろう女子大生」を性的な存在として扱う危なさ。トンネルズのハチャメチャさは、当時のバブル時代にマッチしていた事も事実。
大学生(素人と称している)へのSNSを送れる企画があったが、公表できるレベルには無いと企画自体がお蔵入り。お蔵入り迄を含めた企画で、ガチ生で次に何が起こるか分からないというプロモーションだと思った。
佐久間氏の起用も、ネットとの親和性を狙ったのだろうが、フジテレビがやると言い訳がましく見える。想定外のハプニングが起こった場合(起こそうとしているんだけれど)に、批判を和らげる役割。
そのすべてが、1980年代の価値観であり、それ自体を変えないとフジテレビは視聴者との乖離は大きくなっていくだろう。
【参考資料】
フジテレビ「伝説の番組オールナイトフジ復活!社長も出演!!」→テレビ業界もドン引き!?【ゴシップ】
2023/04/20
3.【筆者の感想】
港浩一を社長にし多田亮を専務編成局長にした時からこうなると思っていた。
その人事をした「フジメディア・ホールディングス取締役相談役日枝久」が創造と言う意味では無能だと言う事。
フジテレビの天皇であった鹿内春雄氏の秘書的役割であった日枝久が、鹿内春雄氏の突然の夭折(1988年4月16日(42歳没))で社長になってしまった事が「フジテレビの最大の蹉跌」だと思う。
解決策は、日枝一派を一掃する事。
日産の労働組合書記長の塩路一郎が日産を衰退させたと同じ事。
日枝久は労働組合の書記長だった事から、鹿内春雄氏が組合が大きくなる前に取り込みたい事から重用された事で勘違いし、権力を握った事で出来もしない創造に口を出し、それが衰退の根幹。
2013年当時フジテレビのエースであった亀山千広を社長にしても、日枝久がその上に乗っかって自分は責任を取らずに亀山氏に責任を取らせて今でも居座っている。
正直、次は港氏か?と思った。
港がやる事はどうせそれしかやれないだろう。多田はキムタク頼りかな?
どちらも、バブル期の価値観であり、現在その価値観は受け入れられない。
フジテレビは、2022年のドラマ3本(サイレント、PICU、エルピス)が秀逸でその先に復活が見えたのに、残念ですね。
蛇足ですが、
ゲストアーティトで、「真心ブラザース」が「サマーヌード」が演奏された。